見出し画像

旅が変わる。心が変わる。写真が変わる。

我々現代人は強い刺激に慣れすぎているなと思う。

スマホのおかげでクオリティーの高いコンテンツにすぐアクセスできる。どれも可処分時間を容易に奪い、アドレナリンだらけの日常に自分たちを運んでいく。

ちょっとやそっとの刺激じゃ満足できなくなっていて、スマホ依存症なんて言葉も聞くようになって久しい。その内SNS疲れなんて言葉も出てきて、もうみんな疲れていることを自覚しているのに、気がつけばSNSの”映え”に洗脳されている。

そしてコンテンツは消費されていく。



日々写真を撮っていると思うんですが、ぶっちゃけそんなに撮るもんないんですよ。子供やペットがいたら別だと思いますが。

朝起きて仕事へ行って、寄り道せずに帰ってきてご飯食べて寝る。

そんな繰り返しの毎日の中にカメラを向ける物事が毎日ありますか?なかなか無いんじゃ無いかと思います。



それでも写真を日常的に撮影している人はたくさんいます。素晴らしい写真を撮ってSNSにアップしてる。

継続していてすごいなと思う反面、似たり寄ったりだなと思うことも結構ある。(自分の写真含め。)

そうなると写真はどんどん消費されていく。スクロールの0.5秒の世界で現れては消えていく。
安っぽい、いかにも”映えている”写真にイイねは集まって、それですら一瞬で忘れ去られていく。


自分の部屋の光って、結構綺麗とふと気づく朝。


身近で、見慣れていて、当たり前の生活を撮る。

いかに撮るか?いかに面白く切り撮るか。
いかに毎日に目を向けて、無常に過ぎていく時間を残すのか。

これができないと、旅に出たとしても消費される写真しか撮影できない。

日々の営みに心躍らせることができたら・・・
僕らの旅も変わっていくだろう。

映える観光地じゃなくても、現地の人々がただ暮らす街の一角でも、素晴らしい瞬間と出会える。気がつく事ができる。



そうしている内に、人とは違う視点を得る事ができて、いつの間にか感じる心が変わっている。心が変わると・・・写真も変わる。


刺激に慣れきっている僕らが、日々の営みの中に小さな刺激を探すのは至難の技だと思う。だけれど、その中で見つけられた小さな幸せは普遍的で多くの人の心に刺さるのではないかと思う。

消費されるコンテンツばかりの現代。
僕らのような写真好きの写真が生き残るには・・・感じる心を変化させていくしかないのではないか。

旅先で素晴らしい写真を残すには、日々の営みに心動かしていく必要があるのではないか。

次世代に残る写真を僕は撮り続けたい。



こちらもオススメ


いいなと思ったら応援しよう!

中澤紘大 ||写真家 サポートありがとうございます。今後の写真活動の資金にしていきたいと思っております。写真を通して”幸せを目に見える形に”していきます。