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4-0〜2か月の “追視(左右)” 完全ガイド

―― 顔を「目で追う」練習で“右の世界・左の世界”をひらく


1|追視って何? なぜ大事?

追視(ついし)とは

視線を合わせ、動くものを追いかけ続ける働き

追視はいつぐらいから始まる?

新生児は注視(じっと見る)だけ → 生後1.5〜2か月ごろ から左右追視が始動

追視の役割

左右の空間認識 - 右/左があると脳が理解
首回旋の筋トレ → 首すわり土台作り

この後、ATNR/ハンドリガード/手しゃぶりへと発展していきます。
(自分と世界をつなぐ第一歩)


2|おうちでできる【左右追視エクササイズ】

追視のステップとポイント

① 基本ポジション
仰向けの赤ちゃんの顔から 20〜30 cm に親の顔を近づける
その距離がいちばんピントが合いやすいですが、お子さんと目が合ってるなーと感じる距離
② 右→正面→右(戻る)
赤ちゃんの右側で「〇〇ちゃ〜ん」と呼びかけ → 目が合ったら 3秒 じっと見つめてからゆっくり正面へ
スピードは 3秒ぐらいで顔幅くらい
③ 左→正面→左(戻る)
左側でも同様に。
④ フォローアップ
視線が外れたら、声のトーン・表情を誇張 したりして練習、 泣いたりしたら終了して構いません。慌てず毎日続けることが大切!

ポイント
「移動に追いついてくれるように」
赤ちゃんが“追いついていける!”という感覚を持てるように、
正面ではしばらく静止し、笑顔でアイコンタクトしましょう。

⚠️ できなくて当たり前
この段階の赤ちゃんにとって、片側(右)を向いた状態から、反対側(左)まで顔を向ける動作は至難の技です。
無理に左右へ動かすのではなく、右→正面→右など、片側ずつ繰り返してあげてください。

片側の追視がうまくできない場合

片側だけうまく追視ができない場合があります。
その場合は、向き癖が出ている可能性があります。
向き癖は、寝る場所やいつも遊ぶ場所、授乳の向きなどで偏っている場合に起こることが多々あります。
テレビの場所や、光の入る窓の位置などによって刺激のある方向に向きやすくなりますので、寝る頭の位置を逆にしたり、普段遊ぶ場所の向きを変えたりしながら、向き癖を治していくことをお勧めします。


3|よくある悩み Q&A

Q1.カードやガラガラでもいい?
A1.
問題ありません。お子さんが興味のあるもので取り組むと良いです。
Q2.片側だけ反応が薄い
A2.
光源・家具レイアウトで苦手側が暗い可能性。テレビや音源が強い方向へ向く可能性が高い。
ベッドの向きを変える+苦手側で授乳して対称刺激を。
Q3.2か月後半でも追視しない
A3.
目が合わない/音にも反応が薄い場合は、3か月健診を待たず小児科へ相談を。
Q4.上下には、まだ追視しない
A4.
上下の追視はこの段階ではできません。
これからの発達段階でできるようになります。


4|まとめ

  • 追視(左右)は0〜2か月の“脳のジャイロ”

  • コツは 近い距離・ゆっくり・声かけ・正面から片側

  • 苦手側は環境を変えて、向き癖の対処を積極的に

次に読む ▶︎ 自分の手を発見するまでの“赤ちゃんストーリー”

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