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ひとりで整えようとしなくていい時間について〜How do you feel?〜#3

ここまで、
相手との関係や、
自分の内側に生まれる違和感について、
静かに考えてきた人もいるかもしれません。

どう関わればいいのか。
どんな言葉を選べばいいのか。

その前に、
「ちゃんと感じよう」としてきた。

それでも、
考えれば考えるほど、
うまく整理できないまま、
同じところを行ったり来たりしてしまうことがあります。

それは、
立ち止まっているのではなく、
大切に扱おうとしている、ということかもしれません。


整理できないのは、弱さではありません

気持ちがまとまらないとき、
「自分は考えが足りないのかな」
「もっと落ち着いて対処できたらいいのに」
そんなふうに、
自分を責めてしまうことがあります。

でも、
整理できないのは、弱さではありません。

それだけ、
感覚を雑に扱わずにいようとしている、
ということでもあります。

理由は分からないけれど、
なぜか心が休まらない。

そんな感覚について、
別の記事でも触れてきましたが、
言葉になる前の気持ちは、
無理にまとめようとすると、
かえって遠ざかってしまうものなのだと思います。


ひとりで考え続けてしまうとき

ひとりで考えていると、
どうしても、
自分の中にある言葉だけで
同じ思考をなぞってしまいます。

「こう言えばよかったのかな」
「相手はどう思っただろう」
「自分が我慢すれば済む話だったのかも」

それは、
優しさや誠実さがあるからこそ、
起こりやすいことでもあります。

抜け出せないのは、
意思が弱いからでも、
努力が足りないからでもありません。

関係を壊したくない、
その気持ちが強いほど、
ひとりで抱え込んでしまうことがあります。


誰かと一緒に言葉にする時間

言葉になる前の感覚は、
ひとりで抱えていると、
なかなか輪郭を持ちません。

誰かがそばにいて、
急がせず、
評価せず、
「それでいい」とも決めつけずに、
ただ一緒に見てくれる。

そんな時間があることで、
少しずつ、
「何に引っかかっていたのか」
「どこで無理をしていたのか」が、
言葉になりはじめることがあります。

答えを出すための時間ではなく、
変わるための時間でもありません。

ただ、
今ここにある感覚を、
大切に扱うための時間。

それだけで、
心の中にあった緊張が、
少しほどけていくことがあります。


これまで書いてきたことについて

これまでの記事では、
理由は分からないけれど心が休まらない感覚や、
関係を大切にしたいときの、関わり方の姿勢について、
少しずつ言葉にしてきました。

どれも、
「どうすればうまくできるか」ではなく、
「どんな向き合い方をしているか」という話です。

相手との関係の前に、
自分の感覚を置き去りにしないこと。

その順番を、
大切にしてきました。


ひとりで抱えない、という選択肢

もし、
ひとりで考える時間が、
少し苦しくなってきたと感じたら。

ひとりで整えようとしなくていい、
という選択肢もあります。

誰かと一緒に、
言葉になる前の感覚を整理する。

それは、
依存でも、甘えでもありません。

自分の感覚を、
丁寧に扱おうとする、
ひとつの方法です。


そっと置いておきたいこと

私は、
そうした対話の時間を、
個人でご一緒することもあります。

必要なときに、
思い出してもらえたら、それで十分です。


今、
あなたがひとりで抱えている感覚は、
どんな形をしているでしょうか。

まだ、言葉にならなくて大丈夫です。
急がなくて、大丈夫です。

私は、
そうした対話の時間を、
個人でご一緒することもあります。

必要なときに、
思い出してもらえたら、それで十分です。


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※ここでは、
答えを出すことよりも、
自分の感覚に気づくことを大切にしています。

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桐生 純子/コミュニケーショントレーナー

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