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【うつと歩く #1】ともに生きるという視点

私は、うつサバイバーです。
うつの当事者として「生きのびて」きた人間です。

note でうつのことを書きたい想いはずっとありました。ただ、あまりにも大切で深いテーマだからこそ、慎重になっていました。今日は、まずことばの選び方からお話しさせてください。


🌿 「サバイバー」ということばの意味


英語には、何かを乗り越えた人が自分を表す
“I’m a 〇〇 survivor.” という言い方があります。

たとえば、I’m a cancer survivor.(私はガンを克服しました)
I’m a breast cancer survivor. などと具体的にも表現できます (⬅️これが「ブレスト」の本来の使い方で、乳がんという意味になります。
詳しくはこちらをご覧ください)

暴力や虐待の文脈でも、I’m a survivor of domestic violence.
のように使われます。

だから、うつの場合はこうなります。
I’m a survivor of depression.
I survived depression.

状況に応じて
I’m in recovery from depression.(うつ病からの回復の途上にいます)や
I live with depression.(うつと共に生きています)と表現する人もいます。

さらに clinical という単語を添えると、「落ちこんだ」だけではなく、
診断がつくレベルの深刻な状態を乗り越えたことがあるというニュアンスを加えることができます。
I’m a survivor of clinical depression.

私の肩書きが、単なる counselor ではなくて、clinical counselor ということと、少し似ているかもしれません。

🌿 自分の物語を取り戻す


私は “survivor(サバイバー)” という視点を大切にしています。
I’m a survivor, not a victim.

被害者ではなく、自分の物語を取り戻すという宣言でもあります。もちろん、どのことばを選ぶかは個人の自由。私自身は、このことばを選びます。

今朝、光一さんのこの記事を読み、もしかしたらこれは私への「そろそろ書いてみたら?」というサインかもしれないと感じました。
光一さん、ありがとう。

記事を書いている最中に、こちらにも出逢いました。
のりさんにも、感謝。ありがとうございます。


🌿 ともに生きるという視点


約10年前、とある診断をきっかけに自分の特性を受け入れたとき、
私はこう理解し、決めました。

I’m prone to depression.
私はうつになりやすい傾向がある。
悲観するのではなく、「それと共に生きる」に切り替えよう、と。

実際、専門家の助けを必要とする大きな沈みを二度経験しました。
I’ve been through severe depression twice.

その度に支えてくださったメンタルヘルスの専門家の方々は、命の恩人です。その体験は、私をカウンセラーという道へと導いた理由のひとつでもあります。


🌿 「前ぶれサイン」を見逃さない


この二度の体験のおかげで、私はうつのサインに敏感になりました。ことばになる前の「微細な感覚」や脳内の変化の氣配に氣づけるようになったのです。

危険信号としての「前ぶれサイン」です。
(以前は “mini depression” と表現していましたが、ここでは誤解を避けるためこの言い方にします)。

小さな前ぶれを大きな沈みにさせないために、私が心がけていること——生活のリズム、ことばの選び方、セルフケアの工夫——も、このシリーズで少しずつ書いていきます。


不定期に、そして自分に優しく。


これからもよろしくお願いいたします。
いつもありがとうございます。


💡 英語ミニ解説

  • survivor:乗り越えて今を生きる人。

  • in recovery:回復の途上。寛解や再発予防を含む広い概念。

  • live with:慢性的・反復性の状態と共に生きている。

  • prone to ~:〜になりやすい傾向がある。



〔最後に:安全のためのお願い〕

このシリーズは、臨床家としてではなく、ひとりの当事者としての「私の個人的な体験談/心の記録」です。

助言・診断・治療を提供する目的ではありません。
個別のご相談にはお答えできません。
安全のため、コメント欄は閉じています

もし読んでいて苦しくなったら、いったん離れて深呼吸を。必要なら温かい飲みもの、短い散歩、信頼できる人との会話など、セルフケアを最優先してください。

緊急のご状況では、地域の緊急通報窓口や危機支援ホットラインにすぐにご連絡ください(最新情報は各公式サイトをご確認ください)。

(米国にお住まいの方へ)
24時間の無料・匿名サポート:Call or Text 988.


These posts are my personal stories as a lived-experience writer, not clinical advice. I can’t offer individualized guidance or respond to personal consultations. For your safety, comments are closed. If reading becomes overwhelming, please pause and take care of yourself. If you’re in crisis, contact local emergency services or a crisis hotline in your area. Please refer to official sources for up-to-date information.

In the U.S., call or text 988.

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