石川旅行記(5)小松と糸魚川の関係、翡翠と碧玉
今回は、全然意図しない発見について書く。石川県の小松駅に展示してあった石の話だ。
先日、新潟の糸魚川に出張し、「石」に興味が湧いた。
勢い余って以下の本を読んだほどだ。
前回はこちら。
仕事を終えてタクシーで16:30に小松駅につき、少し時間があったので、周囲を見て回る。
小松土産店(こまつとさんてん)でこの時間にやってるところはありますかと質問したところ、スタッフから「前に来ましたよね、お蕎麦の」と声をかけられる。前に来たのは一年前で、かつ顔が薄いタイプでなかなか覚えてもらえない自分に取ってはとても嬉しかった。
以下の「草庵」という蕎麦屋のことだ。
小松、いいところだ。(以下宣伝)
コマツの杜も16:30で閉館だが、敷地は開門はしていて、建機が見れた。コマツというのは石川県小松市にあった遊泉寺銅山の機械修理部門「小松鉄工所」が分離独立して発足した(コマツHPより)そうだ。その銅山は小松から20分ほど南のハニベ巌窟院のそばにあるそうで今は閉山していて、観光地化している。
とあるビジネスの一事業が世界のコマツになったと思うと感動する。



そして、今回ハイライトだったのは、駅の展示だ。土器をみかけ、「なんだろう?」とふらり入ってみた。
すると、「九谷焼」や「碧玉」についての説明が手厚い。焼き物は詳しくなく、先日岡山で備前焼の狛犬と鳥居、香川の金比羅山でも焼き物の何かを見たがそういえば、焼き物も土なのだから石の仲間だ。
赤い流紋岩が熱水作用で変質すると花坂透石となり、九谷焼の原料になると書いてある。

流紋岩は、先日「糸魚川」でみかけたキーワードだ。
次に碧玉(ジャスパー)。これは聞き慣れない。どうも「熱水作用」がキーワードらしい。調べてもよくわからないが、熱水とは100度以上の水らしい。水は100度で沸騰しそうだが、湯気にならないとそのまま高温になるのかもしれない。それが鉱床に当たり続けると変成するということなのだ。



「珠玉と歩む物語」は日本遺産にもなっているそうだが、珠玉がわからない。
リンクを叩くと、翡翠の勾玉と碧玉の管玉のイメージも見られ、碧玉の写真も見られる

何より驚いたのは小松駅やその東側のコマツの杜一帯が全て遺跡だったことだ。土器もここから出土していた。
八日市地方遺跡というらしかった。
小松は加賀藩で、九谷焼や加賀友禅あたりで元々栄えていたらしく、企業城下町といあわけではなさそうで、元々そこに人が集まっていたのは縄文のころからなのだなと思った。
