新潟旅行記(1)-翡翠の町糸魚川-
ひょんなことから、3月末に新潟と富山の県境の糸魚川に出張に行ってきた。
新潟は大学時代のスキー以来でかなり久々。新潟については、へぎそばが好物なのと、米どころというくらいの知識しかない。
いつも行く焼肉屋の常連の親父さんに話を聞き、美味しい場所の情報としてマリンドリーム能生についての情報を収集。紅ズワイガニが美味しいらしい。
そこを足がかりに例のごとくGoogleマップで周辺を調べる。
糸魚川を知るキーワードは「翡翠」「フォッサマグナ」「奴奈川姫」だ。
▼翡翠
翡翠は「ヒスイ」とも「カワセミ」とも読む。カワセミは鳥のカワセミで、アイキャッチ画像は僕が近所の公園で撮影したカワセミだ。
翡翠の翡は雄のカワセミの意味でカワセミと読み、翡翠の翠は雌のカワセミの意味でカワセミまたはミドリと読む。鳥のカワセミの羽色から宝石の翡翠が名付けられ、最近「日本の石」に選ばれたそうだ。翡翠は日本以外ではミャンマーとグアテマラでしか採れないらしい。
なぜ翡翠なのかというと、川や海岸で翡翠が採れるからだ。川での採取は禁止だが、海岸では採取できる。
その理由は「フォッサマグナ」にある。
▼フォッサマグナ
フォッサマグナは若い頃に聞いた記憶がある程度でなんだかすっかり忘れてしまった。だから学生に聞いたところ、熱いやつですよねと。それはマグマやねん。
なので、調べたところ、本州が大陸から離れたあと真っ二つに折れた。そこの間に堆積物が溜まり、その後分かれた本州がプレートに押されて圧縮されたエリアがフォッサマグナだ。
フォッサマグナは横文字なので世界的な用語かと思ったら日本にしかないもので、ナウマン博士が名付けたそうだ。先日の讃岐のサヌカイトもナウマン博士由来だったので、なかなか縁が深まってきた。
フォッサマグナのフォッサは溝、マグナは大きいという意味らしい。
フォッサマグナの範囲はまぁまぁ広く、糸魚川静岡構造線というのもあり、僕のいる関東もフォッサマグナの上にある。
ただ、この糸魚川の珍しいところは、フォッサマグナが露頭しているのだ。そこから圧力のかかった石が出るのだろう。フォッサマグナが目視できるのは珍しい。だからか、フォッサマグナミュージアムやフォッサマグナパークなどがある。
フォッサマグナパークで露頭部分が見える。最高に魅力的で行きたかったが、季節の問題で行けなかったので再チャレンジしたい。
海岸で採った石はフォッサマグナミュージアムで学芸員さんに見てもらうことができる。なお、糸魚川応援隊になればミュージアムの招待券がいただけるということも後から知ったが、市のウェブサイトから申込みのリンクが切れているので真偽はわからない。
余談だが、糸魚川市には糸魚川という川はない。これには驚いた。
ここにはさまざまないわれが書いてあるが、後述する奴奈川姫の伝説に明確にいわれが書いてあるのに、ここにはそのいわれが書いていない。なぜだか不思議だ。
▼奴奈川姫
最後は奴奈川姫なのだが、宝石が採れるということは侵略されるということだ。これについては書ききれなかったので次回に書きたい。
取り急ぎは市の公式サイトにて。
次回はこちら
