AI活用で本当に共有すべきものは何か ~AI戦略サミットで感じたこと~
いつもKocochi製作所の記事をお読みいただきありがとうございます
ダブルの台風が接近しています
神戸も雨とともに風が強まってきました
皆さまもどうぞお気をつけください
そんな中、過去に何度か登壇の機会もいただいた、eightさん主催の「AI戦略サミット in 大阪」に参加してきました
業種を超えたさまざまな企業の方々との交流は、大きな学びの時間となりました
コンタクトセンターにとって、生成AIはもはや避けて通れない領域です
本noteでもこれまで複数回にわたり取り上げてきました
現場とのギャップというリアル
今回のサミットでは、各企業でAI導入や活用を推進されているDX担当の皆様とも多数お話ししたのですが、やはり「AIの活用スキルにおける現場とのギャップ」に頭を悩まされている方が多くいらっしゃいました
AIの活用は個人差が出やすく
同じツールを使っていてもアウトプットの質に大きな差が生まれる
この「属人化」が導入にあたっての新たな課題になっているという声を多くお聞きしました
プロンプト共通化というシンプルな解決策
そんな中で、Kocochi製作所がAI活用においてお勧めしている「プロンプトの共通化」のお話をしたところ、非常に熱心に耳を傾け、メモを取ってくださる方がたくさんいらっしゃいました
AIが日常業務に浸透している環境では、メンバーそれぞれが工夫をして自分自身の望むアウトプットを生み出しているかと思います
しかし、そこに至るまでには何度もAIとのやり取りを繰り返し、修正や角度を変えたプロンプトを指示しているはずです
そうした「複数回の壁打ちの成果」を次回スムーズに再現するためにも、最終的なアウトプットが固まった段階で、AIに対して次のように指示を出します
「この結論に最短でたどり着くためのプロンプトを作成して」
そして、そこでAIが吐き出したプロンプトを、完成したアウトプット資料の中にセットで記載しておくという方法です
あとからその資料を見た人が、成果物に至るまでの思考や試行のプロセスを追体験して理解できるため、属人化を防ぐことができ、組織にとって非常に有益な資産になります
AIは自動化だけではない
サミットのソリューションピッチのセッションでは、最先端の取り組み事例が多数紹介されました 各社様それぞれ面白い切り口でのご提案で、実際にPoC(概念実証)として試してみたいと思う内容が複数ありました
そんな素晴らしい流れの中で、Kocochi製作所も大変お世話になっている「情報工房株式会社」様が、AIによる自動化とはまた違った観点での新サービスをリリースされましたのでご紹介します
情報工房株式会社様と株式会社Corcus様が共同でリリースされた、メール応対支援AI「ひとてま先生」です
タイトルだけを見ると「AIの自動応答による効率化」のように思えるかもしれませんが、本質は全く異なります
メール返信文を作成する過程での「壁打ち」をサービスの主軸に置くことで、これまで暗黙知となっていた個人の経験値や、センター独自の取り組みを改めて生かすことができる仕組みになっています
まさに「お客さまと向き合う時間を取り戻すためのツール」であり、「伝わる文章を書く力」や「意思決定する力」を育てる新しい人材育成の仕組みとして、幅広い組織での活用を目指されています
伝える力は磨き続けるもの
私自身も、昔お世話になった上司から「メールは宛先とタイトルをきっちりと決めなさい」と厳しく教えられ、見やすいフォントや書式、改行の位置にもできる限りこだわり続けてきました
また、文字に感情を乗せるためにも、状況に応じてメールのスタイルを変える工夫をしてきました
だからこそ、このようなツールのサポートを受けながら、より伝わりやすい丁寧なメール作成を行うことは、お客様対応に限らず、コミュニケーションの質を高める上で非常に重要な取り組みだと痛感します
CSとESを両立させるために
さらに魅力的なのは
こうしたツールが無料で提供されている点と、プロンプト自体も共有される仕組みがあることです
このような取り組みが業界全体に広がることで、顧客満足(CS)と従業員満足(ES)の両立が現実に近づきます
AIは魔法ではありません
使い方次第で価値が大きく変わるツールです
だからこそ再現性を持たせる工夫が現場DXの本質になります
Kocochi製作所は、生成AI時代における人の対応価値を、仕組みとして再設計する伴走支援が可能です
お気軽にご相談ください
最後までお読みいただき、ありがとうございました ご共感いただいた方は、ぜひ「スキ」をお願いいたします
ご相談は、コメント欄、または下記メールまでお気軽にご連絡ください
現場でのお困りを教えていただけると、その解決のヒントを新たにこのnoteでも発信できればと思います
Mail: yasushi.miyazaki@kocochiworks.com
#Kocochi製作所 #生成AI #DX推進 #プロンプト設計 #コンタクトセンター #業務改善 #ナレッジ共有 #メール対応 #CS向上 #ES向上 #ひとてま先生
