「渾身の作が、読まれない」と書く気を失ったあなたへ。私が無料で、ある人の伴走を始めた理由 🌿
ある日、Threadsで、こんなつぶやきが流れてきた。
note って、渾身の力作を書いても、全く読まれないですよね。 そう思うと、もう書く気が失せた。(:3_ヽ)_
その投稿には、64のいいねと、34のコメントがついていた。
つまり、これは、その人ひとりの嘆きじゃない。note を書いている、たくさんの人が、同じ場所で、同じように、うずくまっている。その証拠だった。
私は、その「(:3_ヽ)_」という、力なく寝そべった顔文字の前で、しばらく手が止まった。
私は作業療法士16年目、特養で機能訓練指導員をしているHSP・ISFJだ。アドラー心理学を13年実践してきて、100人近くの方の最期に立ち会ってきた。このアドラーシリーズも、ずいぶん本数を重ねてきた。
今日は、いつもと少し違う。「貢献」という、アドラー心理学のいちばん大事な言葉を、抽象論ではなく、今まさに私がやっていることで、書いてみたい。
私が、ある一人の方の note を、無料で伴走し始めた話だ。
「私とは、同期になりますね」 🤝
その方は、KoreQ さんという。「AIプロンプト研究者」を名乗り、AIに丸投げするのではなく、人とAIが一緒に考え、成長できる使い方を模索している方だ。
私は、思わず、こうコメントした。
「そうなのですね。渾身の記事、読んでみたかったです。どれぐらいの期間、note の記事を書かれていたんですか?」
返ってきた答えは、こうだった。
約3ヶ月。AIについて、まだ誰も発見していない使い方を書こうとしていたけれど、結局、お蔵入りのボツになった、と。
3ヶ月。決して、短くない。その3ヶ月分の記事を、彼は、挫折して、消してしまったのだという。
私は、こう返した。
「私とは(:3_ヽ)_ 同期になりますね。……もう一度、立ち上がるつもりはありませんか?」
KoreQ さんは、戸惑ったように、こう書いた。
「希望が見えれば……ですかね」
そこで、私は、踏み込んだ。
「じゃあ、私がやってきたことを、実践していただけませんか? もちろん、無理にとは言いません。note を書くのが嫌であれば、無理強いはもちろん致しません。読まれるための、土台作りしませんか?」
しばらくして、彼から返ってきた言葉を、私は忘れない。
「素晴らしい提案です。希望が見えてきました。それなら、出来そうな気がします。あとは、書くこと自体がワクワクする、楽しいっていう境地になれたらいいなと思います」
——この瞬間が、すべてだった。
なぜ、私は「上から」教えなかったのか 🪜
ここで、正直に書いておきたいことがある。
私は、彼に「頑張ってください」とは言わなかった。「こうすれば読まれますよ」と、いきなりノウハウを差し出すこともしなかった。
最初に言ったのは、「私とは、同期になりますね」だった。
これは、意図したわけじゃない。自然と、そう出た。でも、後から振り返ると、これはアドラー心理学でいう**「横の関係」**そのものだったと思う。
アドラーは、人を勇気づけるとき、縦の関係——上から「褒める」「評価する」「教えてやる」——では、本当の力は湧いてこない、と考えた。人が立ち上がるのは、対等な「横の関係」から、「私も同じだ」と隣に並んでもらえたときだ。
KoreQ さんは、3ヶ月書いて、消した。私も、初期はAI路線の記事で、うまくいかなかった時期がある。だから、嘘じゃなく、本当に「同期」だと思った。
立ち上がれない人に必要なのは、高いところから差し伸べられる手じゃない。同じ地面に座り込んで、「しんどかったね。でも、もう一回、立てるよ」と、隣で言ってくれる人なんだと思う。
「土台作り」って、具体的に何をするのか 🧱
では、私が彼に伝えている「読まれるための土台作り」とは、何か。
難しいテクニックではない。むしろ、拍子抜けするくらい、地味だ。
フォロワーは、100人でもいい。だから、まず自分から動いて、仲間を作る。
これだけだ。
note を始めたばかりの人は、つい「バズる記事」や「すごいノウハウ」を探しに行く。でも、土台がないところに、いくら立派な家は建たない。
自分から、いいなと思った人をフォローする。記事を読んで、スキを押す。コメントを残す。そうやって、自分から関わっていく。すると、少しずつ、自分のことを知ってくれる人が増えていく。
私は、これを「複利の力」と呼んでいる。
最初は、1が2になるだけ。でも、つながった人が、また誰かにつないでくれる。読んでくれた人が、また読みに来てくれる。小さな関わりが、雪だるまのように、ゆっくり、でも確実に、増えていく。
派手じゃない。一夜にして、何千スキもつかない。でも、これがいちばん、折れない土台だと、私は思っている。
私が、ずっと続けている小さな習慣 ✍️
実は、私自身が、ずっと続けている習慣がある。
自分の記事に、誰かがスキをつけてくれたら、私もその人の記事を読みに行って、スキを返す。
もちろん、忙しくて、忘れてしまうこともある。完璧にはできていない。でも、できる限り、そうしている。
なぜか。
ひとつは、単純に、自分の記事を読んでくれたお礼だ。
でも、もうひとつ、もっと大事な理由がある。
私は、報酬を受け取るばかりの関係を、いい関係だとは思っていない。スキをもらう。読んでもらう。それを、ただ受け取り続けるだけだと、いつの間にか、縦の関係になってしまう。
だから、私も返す。「あなたの記事も、読みましたよ」と伝える。そうやって初めて、対等な、横の関係になれる気がするのだ。
ギブアンドテイク、という、計算ずくの話じゃない。ただ、受け取ったら、こちらからも渡したい。それだけのことだ。
最近は、できるだけ記事を読んで、コメントも残しながら、フォロワーさんともっと深く関わっていきたいと思っている。だから正直に言うと、最近、Threads を見る時間は、だんだん減ってきた。数字を追いかける場所より、一人ひとりと向き合える場所に、自分の時間を置きたくなったのだ。
なぜ、「無料」なのか 💬
ここで、こう思う人がいるかもしれない。
「メンバーシップは1000円で始めたのに、なんで、この人には無料で?」と。
正直に書く。
KoreQ さんは、「売りたい」よりも「読まれたい」という気持ちのほうが、ずっと強い人だった。お金を稼ぎたい、というより、自分が渾身で書いたものを、誰かに届けたい。その純粋な思いが、消してしまった3ヶ月の中に、確かにあった。
そういう人の伴走を、お金を取ってやろうとは、私には思えなかった。
それに、彼は「AIプロンプト研究者」だ。私が伴走することで、彼のプロンプトが磨かれて、いつか私自身が、その恩恵にあずかれるかもしれない。それなら、私にとっても、本望だ。
実は、無料コンサルは、彼だけじゃない。
最近は、需要がある限り、続けようと思っている。記事のネタの相談でもいい。note の土台作りの相談でもいい。
有料記事については、私は人に偉そうに教えられるほど、大それたものを書いていない。だから、アドバイスはできない。でも、最近やっているのは、こういうことだ。
「もし、私が読者で、この記事を買う立場だったら、どう感じるか」。その正直な気持ちを、本人が「知りたい」と言ってくれた人にだけ、DMで伝えている。ここ2日で、2人に伝えさせてもらった。
教えるんじゃない。いち読者として、感じたことを、そっと渡す。それくらいなら、私にもできる。
これは、私の「貢献」の実験でもある 🌏
アドラー心理学では、人が幸福を感じるいちばんの源は、「共同体感覚」——「自分は、誰かの役に立てている」という、つながりの実感だ——と考える。
そして、その共同体感覚は、「与えられるのを待つ」ものではなく、「自分から、貢献する」ことで、立ち上がってくる。
私は、特養の現場で、それをずっと見てきた。一人の利用者様を、介護も、看護も、相談員も、みんなで持ち寄って支える。一人では答えが出ないことも、何人かの視点が集まれば、ふっと出口が見える。
note の世界も、同じだと思っている。
note × Threads をやっている人の中には、KoreQ さんのように、悩みを抱えている人が、本当に多い。「読まれない」「もう書く気が失せた」。あの (:3_ヽ)_ の顔文字を、心の中で浮かべている人が、たくさんいる。
私の他者貢献として、そういう人を、一人でも助けたい。
もちろん、限界はあるだろう。私が伴走できる人数なんて、たかが知れている。全員は、救えない。
でも、目の前の一人になら、手を伸ばせる。
最後に——あなたも、(:3_ヽ)_ になっていませんか 🌱
KoreQ さんは、その後、私からのお願いも、快く引き受けてくれた。
「ここまで親切丁寧に教えていただいたのですから、協力いたします」と。
だから私は、こう返した。
「ありがとうございます。でも、本当に決して悪いようにするつもりはありませんので。これから一緒に頑張りましょう。質問があれば、いつでもここに書いてください。記事をあげていただいたら、必ず読みにいこうと思います。楽しみにしていますね」
私は、彼が次に書く記事を、心から楽しみにしている。
もし、あなたが今、「渾身の作を書いても読まれない」と、書く気を失っているなら。あの (:3_ヽ)_ の顔文字みたいに、力なく寝そべってしまっているなら。
どうか、思い出してほしい。
読まれないのは、あなたの作品が、悪いからじゃない。まだ、土台ができていないだけだ。そして、土台は、派手なテクニックじゃなく、自分から関わっていく、小さな一歩から、ゆっくり積み上がっていく。
一人で立ち上がれないなら、誰かと、横に並べばいい。
私でよければ、あなたの「同期」になります。
そして、KoreQ さん。あなたが、いつか「書くこと自体がワクワクする、楽しい」という境地にたどり着く日を、私は、隣で見ていたいと思っています。
あなたは今、誰かと、横に並べていますか。そして、あなたの「(:3_ヽ)_」を、隣で見てくれる人は、いますか。
📌 伴走させていただいている、KoreQ さんの note はこちら 👇 (AIプロンプト研究者|KoreQ さん)
「AIに丸投げするのではなく、人とAIが一緒に考え、成長する使い方」を模索されています。これから、彼がどんな記事を書いていくのか、よかったら、一緒に見守ってもらえたら嬉しいです。そして出来ればフォロー&スキをお願いします。
プロフィール
作業療法士16年目|特養・ユニットケア勤務|元認知症ケア指導管理士|HSP・ISFJ|中学からテニス継続|7歳娘の父|アドラー心理学13年実践|106kgから77kgへ減量|うつ・対人恐怖を経て、薬なしで生きられるようになった現場ベースの発信を続けています。
ハッシュタグ
#note書き方 #note初心者 #他者貢献 #アドラー心理学 #共同体感覚 #無料コンサル #note仲間 #作業療法士
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