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noteにタイトルを付けるのって難しい――届けたい人に届かないもどかしさ

noteのタイトルを決めるのって、本当に難しいですよね。

……といっても、ここで、

「noteのタイトルは大事です!
 第一印象が!SEO効果が!フンガフンガ!!」

などという小難しい話をしたいわけではありません。

「感情に訴えるんだ!」とか、「数字を入れるんだ!」とか、
そういう話でもないです。

ただただ、
「内容にピッタリの、過不足ないタイトルを付けるのって、本当に難しいな……」
と毎日のように悩んでいます。



本当に読んでほしい人に届かない問題

先日、私は、
『お金持ちになる方法をコガネムシから学ぼうとしたら泣けてきた――子どもに教えたいお金の話』
という記事を投稿しました。

このタイトルを見て、「読みたい」と思いましたか?

この記事、実は、お金持ちになる方法は書いていません。

——かといって「釣り」(タイトル詐欺)というわけでもありません。

本質は、
「コガネムシから学ぼうとしたら泣けてきた」
の部分です。

「コガネムシから学ぼうとしたら泣けてきた……ってどういうことやねん!」
とツッコんでほしい。

この記事では、
童謡の「黄金虫」(こがねむし)は、歌詞の内容は華やかなのに
なぜ、あんなに曲調が暗いのか、ということを考えます。
——余計なことをいろいろ言いながら(笑)。

そして、最後は、
「大事なのは心の豊かさ」という結論に持っていく、逆説的なエッセイです。

「読んでくれた人に、楽しんでもらえたらいいな」
という気持ちでした。

でも、この記事のタイトルに「お金持ち」と入っているのを見て、
それだけで、「けっ」と思う人も当然いる。

本当にこの記事を読んでほしいのは、まさにそういう人なのに、
その人には届かないというもどかしさ……


この記事をどんな人に読んでほしいか

お金持ちになりたい人の役に立たないとすれば、
この記事はどんな人が読めば楽しめるでしょうか。

一例を挙げると……

  • 童謡やわらべうた好き(野口雨情の歌詞考察)

  • 家庭菜園やガーデニングをしている人

  • 昆虫好き・自然観察好き(コガネムシの生態)

  • 子どもとお金の話をやさしく語りたい親御さん

  • 「お金もうけ=正義」の世の中に疲れてしまった人

  • 心の豊かさ・暮らしの幸福について考えている人

  • ちょっとしたユーモアや皮肉のきいた読み物が好きな人

でも、タイトルに「お金持ちになる方法」とあった時点で、
この人たちは入口でUターンしてしまうかもしれません。

一方で、お金持ちになりたい人たちは、拍子抜けしてしまう……


マガジンにピックアップされて震える

先日、この記事が、ある方の運営しているnoteマガジン
『お金持ちになりたいって思う人に届けたい!』
にピックアップされました。

それ自体は大変ありがたいことです。

ただ、このマガジンに、この記事って、
ものすごく「場違い」なんじゃないかな、と心配してしまいます。

「お金持ちになりたい」と考えている人がこの記事を読んでも、
なにも得ることはないでしょう。

期待外れだと思うか、肩透かしと思うか、つまらん記事だと思うか……

逆に、「お金持ち」という言葉に拒絶反応を示す人や、
「心の豊かさが大事」という記事に共感してくれそうな人は、
「お金持ちになる方法」という文字を見ただけでスルーしてしまうと思うのです。

「そんなタイトルを付けるほうが悪い」という話かもしれません。

でも、展開からオチまで、全部タイトルで説明するのって
無粋ぶすいだと思いませんか?

これは、論文ではなくエッセイなので。


過不足のないタイトルを付ける難しさ

過不足がないタイトルとは、たとえば、こういうタイトルです。

例:太宰先生が自分の小説に最も良いと思って付けたタイトル
『走れメロス』

……これで内容が伝わるかどうかはともかく、
文豪・太宰の付けた最終タイトルです。

これを面と向かって否定できるのは、太宰のことを、
「私はこの人の顔がきらいだ。」
と一刀両断した三島由紀夫くらいのものでしょう。

それでは、過不足があるタイトルとは、どんなものでしょうか。

【過】展開やオチまで全部言っちゃってる
『人質になった親友を救うため、処刑の期限に間に合うよう走って走って走りまくり、最後はお互いに殴り合って、ついでに邪智暴虐じゃちぼうぎゃく の王も改心させろメロス

【不足】最低限伝えるべきことを言えていない
『激怒した男

あー、過不足のないタイトルって難しい。


……ちなみに、私は、note記事のタイトルを、
最大で10回くらい修正したことがあります。

これはこれで、そういう「症例」なんだと思います(笑)。

私は、今日も、明日も、この先もずっと、
タイトルの付け方に悩み続けて生きていきます。

タイトルに悩むのは、
それだけ、本気で書いている証
(あかし)

——そういうことにさせてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

記事のタイトルを見て開いてくださったあなたに、
この記事の内容が届いていることを祈ってやみません。


たくさんのnoteの中から、私の記事を見つけて読んでいただき、
ありがとうございました。
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どうぞ、よろしくお願いします。


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