ワンコになったロジくんの函館おばちゃん観察日記⑦
ルンバが走れなくなった日
〜でも飼い主はnoteを書いていた〜
こんにちは。
ロジです🐶

今日も、函館のおばちゃんの生態について報告します。
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その日。
飼い主は、床に置かれた荷物を眺めていた。
ルンバは動かなかった。
いや。
動けなかった。
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そこへ、父が現れた。
部屋を一周見渡し、静かに言った。
「オメェ〜の家は、いつ来てもモノでいっぱいだなぁ」
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ルンバは黙っていた。
事実だったからだ。
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「ルンバ、走れないだろうよ」
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埃をかぶったルンバは泣いていた。
事実だったからだ。

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父は続けた。
「ほれ、俺にけれ🖐️」
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ルンバは少し期待した。
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しかし、飼い主は言った。
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「なして、あげなきゃダメなのさ💢
ルンバいたら、猫が嫌がってまた暴れるっから〜」
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ルンバは、再び眠りについた。
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完。
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🐶
でも真面目な話。
このエピソードを聞いていると、父って文句だけ言う人ではないんだよね。
「ルンバ走れないだろ」で終わらず、
「俺にくれ」になる。
つまり、ちょしたい。
※「ちょす」は北海道弁で、触る、いじる、修理する、というような意味です。
「けれ」は、ちょうだいと言っています。
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以前、家で使っていた壊れたダイソンの掃除機を、父に「おもちゃ」としてあげたことがあります。
すると父は、自分で修理して、今も実家で使っています。
『丁度家のダイソン壊れたから良かったでやぁ〜また何かあったら、俺にけれ🖐️』
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改善したい。
直したい。
役に立ちたい。
たぶん、そういう気持ちも入っている。
収納のことも、下着のことも、母への肩もみも、定期的に除草剤を撒きにくることも。
一見するとバラバラだけど、
「気になったものには手を出したい」
「できることがあるなら、何とかしたい」
という点では、全部同じ人なんだろうなと思う。
なお、飼い主は今日も床に荷物を置きながら、noteを書いています。
🐶
ルンバ救出の日は、まだ遠い。
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ワンコになったロジくんシリーズ🐶
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