【難敵】目指す攻撃サッカーはできている。しかし、勝てず|柏レイソル×鹿島アントラーズ(第12節)
強敵を相手につば迫り合い。しかし、ちょっとしたミスから……
首位で好調の鹿島アントラーズを、金曜開催ながら1万3,000人超の観客が見守るホーム日立台に迎えた柏レイソル。リカルドロドリゲス体制になってからまだ一度も勝てていない難敵アントラーズを相手に、レイソルは攻撃的な姿勢を崩さず自分たちのスタイルを貫く。
たびたび良い形の攻撃を繰り出していたが、前半終了間際にビルドアップでの小さなミスからボールをロストし、失点してしまう。
63分、左サイドからあがったセンタリングを右サイドで山之内佑成がヘディングで折り返し、汰木康也のボレーがゴールに突き刺さる。しかし、センタリングの前にオフサイドがあったため、まぼろしのゴールに。
レイソルは選手交代を繰り返しながら、攻撃の手を緩めず積極的な姿勢を見せたが、得点を奪うことができず、3連敗となった。

「内容はいいけど、結果がともなわない」を言い訳にしないために
まず、サッカーには小さなミスがつきもの。だから一つひとつのミスについて苦言を呈したところでほとんど意味はない。
強敵相手とあって、レイソルは普段よりボール保持時間は少なかったが、ディフェンスラインでパス交換をして攻撃サイドを変えたり、サイドで人数をかけて相手組織を上回るといったボール運びはできていたし、各所で小さなカオスも引き起こせていた。敗戦続きの3試合の中で、もっともよい内容だったのではないか。
組織ではイメージ通りのサッカーができていたのに、なぜ負けてしまったのか。それは“個の質”にあると感じている。成熟した組織の中で、個の技術的なうまさや爆発的なパワーを見たいのだけど、この試合でそのような機会は数えるほどしかなく、アントラーズ守備陣が優っていた。
組織に埋没しすぎることなく、個の魅力を高める。勝負どころで力を発揮する。まるで、一般社会のビジネスパーソンと同じじゃないかと、感じずにはいられない敗戦だった。
【スタッツ】
柏レイソル × 鹿島アントラーズ
2026年4月24日(金)19:03 KICK OFF 三協フロンテア柏スタジアム
0−1
得点者:鈴木優磨(45+1分)
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