AIって、放っといたら忘れるんです。——記憶させるだけで、相棒が変わる話
突然ですが、聞いていいですか。
AIに話しかけて、 「あ、分かってくれてる」と思った瞬間、 ありませんか。
僕はあります。何度も。
で、やりとりが増えてきたころ——
気づいたら、忘れられてました。。
「えっ、さっき言ったよね?」 「先週も同じこと説明したんだけど」 「また一から?」
何度なったか、数えるのをやめました。
あなたにも、この経験ありませんか。
もしあるなら、この記事は あなたのために書きます。
【これ、あなたのせいじゃないです】
最初に言っておきたいことがあります。
AIが忘れるのは、 あなたの使い方が悪いわけじゃない。
プロンプトが下手なわけでもない。
そういう仕組みなんです。
少し説明しますね。
AIの記憶の仕組みは、使うサービスや設定によって違います。
前に話した内容を覚えていることもあれば、別の会話では引き継がれないこともあります。
だから僕は、大切なことをAI任せにせず、時々メモとして書き出すようにしています。
記憶機能があるAIでも、すべてが必ず残り続けるわけではありません。
やりとりが増えるほど、大切な情報が抜けることもあります。
自分の情報が十分に渡っていないと、頑張って話しかけても「平均点のカレー」になりやすい。僕はそう感じました。
でも—— これ、変えられます。
【世界一のシェフに、メモを渡す話】

ここで一つ、料理の話で例えさせてください。
AIは「世界一の専属シェフ」だと。
どんな料理も作れて、24時間働いてくれて、 文句ひとつ言わない最高の料理人。
まだ読んでない方も、ここで一緒に説明するので大丈夫です。
この世界一のシェフ、 致命的な弱点が一つあります。
前の会話を、そのまま引き継げるとは限らない。
別の会話では、「はじめまして」に戻ることもあります。
だから出てくるのは、 誰にでも出せる当たり障りのない一皿。
……でも、ここで考えてみてください。
もしこのシェフの手元に、 一冊のメモ帳があったとしたら?
「〇〇様:辛さは3段階中1。家族4人分。時間は15分以内。子どもは野菜が苦手。疲れてるときは汁物を好む」
毎朝このメモを渡せば、 シェフは昨日の続きから動いてくれる。
前の会話を引き継げなくても、メモが記憶の代わりをしてくれます。
難しい技術は何もいりません。 メモを渡す習慣を作るだけ。
これが、大切な情報をメモとしてAIに渡すということです。
【僕が変わった、ある朝の話】
正直に言います。
これに気づく前の僕は、毎回こうでした。
「48歳で、サラリーマンで、バンドもやってて、 副業でnote書きたくて、でも時間は1日1時間で……」
毎回、最初からこれを説明し直す。
途中で面倒になって雑になる。 だから返ってくる答えも、なんかズレてる。 また一から説明する。
この繰り返しでした。
ある朝、試しに「記憶してもらう仕組み」を作ってみたんです。
次にAIと話したとき、こう返ってきました。
「先日おっしゃってたnoteの件ですが、 今日はバンドのリハの後ですよね。 短めにまとめましょうか」
……こっちが言ってないことまで、気を利かせてくれた。
同じAIなのに。 同じ質問をしてるのに。
変わったのは、メモを渡したことだけでした。
【やり方は、たった一行】
難しいことは何もありません。
次にAIと話すとき、最初にこの一行だけ言ってください。
「これからの会話で、大切そうな情報が出てきたら、あなたの判断で『これ、覚えておきますか?』と確認してください。『お願い』と言ったら、忘れないように記録しておいて。」
たったこれだけです。
この指示に対応するAIなら、「これ、覚えておきますか?」と確認してくれるようになります。
対応しているAIなら、記憶に残してくれることがあります。記憶機能がない場合でも、「大切な情報をまとめて」と頼めば、自分で残して次の会話に渡せます。
毎回イチから説明しなくていい。 前回の続きから始められる。
完全ではありません。それでも、大切な情報を確認して残す習慣があるだけで、「また一から説明する」はかなり減らせます。やってみる価値はあります。
【でも、これは入口です】
ここまででできるのは、「大切なことを残す習慣」を作るところまでです。
でも、次に僕はこう思いました。
「じゃあ、自分の何を残せば、AIは僕のことを分かってくれるんだろう?」
年齢や仕事だけでは足りませんでした。
自分の強み、価値観、誰に何を届けたいのか。そこが言葉になっていないと、AIへ渡すメモも薄いままです。
次の無料記事では、プロンプトを磨く前に必要だった「AIへの引き継ぎ書」について、僕の失敗からお話しします。
こちらも最後まで無料です。まずは順番に読んでみてください。
その先の有料noteでは、AIに質問してもらいながら、自分専用の引き継ぎ書を実際に一枚完成させます。まずは次の無料記事から読んでください。
→ 次に読む:プロンプトだけを磨く時代は終わった。次は「AIへの引き継ぎ書」の話
【特典:今日から使える2つのプロンプト】
コピーして、そのままAIに貼ってください。
特典①「AIに物忘れさせない」
これからの会話で、大切そうな情報が出てきたら、
あなたの判断で「これ、覚えておきますか?」と僕に確認してください。
僕が「お願い」と言ったら、忘れないように覚えておいて。
copy
圭吾の台所言葉で解説: AIの記憶の仕組みはサービスや設定で違います。だから「メモしときますか?」と確認してもらい、大切な情報は自分でも残しておく。次の会話にそのメモを渡せば、また一から説明する手間を減らせます。
特典②「AI臭さ・売り込み臭を消す」
この文章に、AIっぽい表現や売り込みっぽい表現があれば指摘して、
もっと自然で正直な言い方に直してください。
copy
圭吾の台所言葉で解説: AIに書かせると「〜と言えます」「総括すると」みたいな 硬くて胡散臭い言葉が混ざってくる。 それを人間くさく戻してもらうだけで、読んでいて疲れない文章になります。 僕がnoteを書くときは、毎回これをかけてます。
次に読む記事
今日できることは、大切な情報を一つ残すことです。
次は、その情報をバラバラのメモで終わらせず、別のAIにも渡せる「引き継ぎ書」へ整理します。
次の記事も無料です。有料記事を買うかどうかは、その記事と有料記事の無料公開部分を読んでから決めてください。
次に一枚作ってみたい方へ
ここまで読んで、AIに大切なことを残すだけでなく、先に自分のことを整理する方が大事かもしれない。
そう感じた方へ。
有料記事では、僕が実際にやっている「AIへの引き継ぎ書」を一枚作る流れをまとめています。
難しいノウハウではありません。
AIに質問してもらいながら、自分の目的、経験、大切にしていること、判断基準を少しずつ言葉にしていく作業です。
無料部分だけでも考え方は持ち帰れます。
実際に自分専用の一枚を作ってみたい方だけ、こちらを読んでみてください。
