MLB⚾️新人王候補【投手編】🏆️(6月までまで)
今回は新人王候補(投手編)についてfWAR比較で見ていきたいと思います。新人王を獲得することで球団側が得られるメリットとして、PPIがあります(一定の条件あり)。ざっくり説明するとドラフト1巡目指名権のあと追加で指名権を得られることです。
以前にPPIについてまとめていますので宜しければこちらをご参考にしてください↓
5月までの成績はこちら↓
■ 投手ランキング(6/31まで)

以下は、投手のfWARランキングになります。
1位(→) / Parker Messick (CLE)

6月成績
・投球回:31.2
・防御率:4.26
・奪三振率:9.09
・与四球率:2.27
・FIP:3.08
・xFIP:3.23
通算成績
・投球回:101.0
・防御率:2.85
・奪三振率:9.45
・与四球率:2.58
・FIP:3.06
・xFIP:3.29
改善した点
防御率: 5月の2.73から4.26へ悪化しているが、指標面では回復が見られる。
与四球: 11から8に減少し、BB/9も3.00から2.27へ、BB%も8.0%から6.3%へ向上。
被本塁打: 5から3に減少し、HR/9も1.36から0.85へ改善。
投球指標: FIPが3.90から3.08へ、xFIPが3.66から3.23へ改善し、被安打率も.250から.214へ。
悪化した点
防御率: 5月の2.73から6月は4.26へ上昇。
残塁率: 5月の88.6%という極めて高い水準から、6月は59.0%へ急落した。これが防御率悪化の主な要因と考えられる。
安定している点
奪三振割合: K%は25.0%〜26.3%の範囲で推移しており、一定の奪三振能力を維持。
特筆すべき点
不運な防御率: FIPおよびxFIPが改善しているにもかかわらず、残塁率の低下により防御率が悪化するという、投球内容と結果の乖離が顕著な月であった。
制球の向上: K/BB(奪三振/四球率)が5月の3.27から6月は4.00に向上しており、制球力は安定かつ改善傾向にある。
2位(↗前月4位) / Nolan McLean (NYY)

6月成績
・投球回:29.0
・防御率:2.79
・奪三振率:11.17
・与四球率:3.72
・FIP:3.07
・xFIP:3.11
通算成績
・投球回:95.1
・防御率:3.78
・奪三振率:10.67
・与四球率:3.40
・FIP:3.58
・xFIP:3.39
改善した点
防御率: 5月6.10から6月は2.79へと大幅に改善。
被本塁打: 5月に6本許していた本塁打が、6月は2本に減少。
奪三振率: 9.29から11.17へ上昇し、奪三振割合(K%)も22.7%から29.8%へと回復。
被安打・被長打: 被安打数は30から21へ減少。
投球指標: 守備の影響を除いたFIPが5.59から3.07へ、xFIPが4.49から3.11へとそれぞれ良化した。
悪化した点
与四球: 5月は14四球だったが、6月は29.0イニングで12四球を与えており、四球率9.9%で横ばい(5月と変わらず)となっている。
死球: 5月に7死球を記録していたが、6月は3死球となっている。
安定している点
与四球割合: 前月と同様、四球割合は9.9%を維持している。
特筆すべき点
残塁率: 5月の63.4%から6月は78.3%へ上昇しており、ピンチでの粘り強さが見られる。
回復の軌跡: 3月/4月の好調な状態(防御率 2.55)に迫る数字を6月に残しており、5月の不調から高い水準で立ち直りを見せた。
3位(↘前月2位) / Payton Tolle (BOS)

6月成績
・投球回:30.0
・防御率:3.00
・奪三振率:6.90
・与四球率:2.70
・FIP:3.88
・xFIP:4.74
通算成績
・投球回:74.1
・防御率:3.39
・奪三振率:8.96
・与四球率:2.79
・FIP:3.24
・xFIP:3.98
改善した点
残塁率: 5月の62.0%から6月は82.3%へと大幅に向上、得点圏での粘り強さが見られる。
悪化した点
防御率: 5月の2.35から6月は3.00へと上昇。
奪三振能力: K/9が9.10から6.90へ、K%が26.1%から18.5%へと低下、三振を奪う能力が減少。
制球力: BB/9が1.76から2.70へ、BB%が5.0%から7.3%へ悪化、四球数も6から9へ増加した。
被長打・被安打: 被安打が20から27へ増加し、被打率も.180から.239へ悪化したほか、被本塁打数も2から3へ増加。
投球指標: FIPが2.62から3.88へ、xFIPが3.79から4.74へと上昇しており、全体的な投球内容の質が低下している。
安定している点
投球イニング: 5月の30.2回に対し、6月は30.0回と、ほぼ同等のイニング数を投げ抜いている。
特筆すべき点
FIP/xFIP: 投球指標が大幅に悪化しているにもかかわらず、残塁率の急上昇により失点を最小限に抑え、ERAを3.00に留めている。
4位(↗前月ランク外) / Gage Jump (ATH)

6月成績
・投球回:35.0
・防御率:2.31
・奪三振率:9.00
・与四球率:2.31
・FIP:2.71
・xFIP:3.56
通算成績
・投球回:40.0
・防御率:2.93
・奪三振率:9.00
・与四球率:2.25
・FIP:2.66
・xFIP:3.63
改善した点
防御率: 5月7.20から6月は2.31へと劇的に改善。
被打率: 5月の.429から6月は.208へと大幅に低下し、安打を許さない投球が続いた。
WHIP: 5月の2.00から6月は1.00へと改善。
残塁率: 5月の63.6%から6月は81.3%へと上昇し、走者を背負った場面での粘り強さが見られる。
悪化した点
与四球率: 5月の4.0%から6月は6.7%へ上昇し、BB/9も1.80から2.31へ僅かに悪化した。
被本塁打: 5月は本塁打を許さなかったが、6月は35イニングで2本を被弾した。
安定している点
奪三振率: 5月から6月にかけて9.00を維持し、高いレベルで三振を奪う能力が安定している。
特筆すべき点
奪三振割合の向上: K%が20.0%から25.9%へと上昇しており、奪三振能力がイニング数の増加に伴い向上している。
5位(↗前月ランク外) / Foster Griffin (WSH)

6月成績
・投球回:31.1
・防御率:1.15
・奪三振率:9.48
・与四球率:1.15
・FIP:2.73
・xFIP:2.73
通算成績
・投球回:98.1
・防御率 :2.93
・奪三振率:8.97
・与四球率:2.29
・FIP:4.21
・xFIP:3.59
改善した点
防御率: 5月の4.86から6月は1.15へ大幅に向上。
制球力: 四球割合7.7%から3.3%へと低下。
被本塁打:被本塁打数も8本から3本へと減少。
投球指標: FIPが5.48から2.73へ、xFIPが3.99から2.73へ改善し、投球内容が飛躍的に良化した。
悪化した点
大きな悪化は見られず、5月から6月にかけて向上している。
安定している点
奪三振能力: K/9は9.45から9.48とほぼ同水準を維持、高い三振奪取能力が継続している。
特筆すべき点
K/BBの向上: 奪三振と与四球の比率(K/BB)が5月の3.18から6月には8.25へと急上昇しており、非常に精度の高い投球を見せた。
残塁率の急上昇: LOB%が68.0%から96.3%へと劇的に向上し、ランナーを背負っても得点を許さなかった。
今回は以上になります☺️
