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【noteでBL企画21弾のご案内】かし子の我儘不穏特集やるよ~!! ついでに信夫もいるよ

皆大好きnoteでBL企画も21弾です!

定期的に開催されている不穏特集ですが、今回はなんと、「かし子の我儘全部叶えてやろうじゃないか」編です!
ありがたや~😭

詳細はこちら!
参加者は10名限定なので、急げ~!!

この企画を考えてくれたなみさん、「書いてやるよ」と筆を執ってくださる挑戦者さん、読んでくださる読者の方、皆さま、ありがとうございます!!
私、世界中の誰よりもこの企画を楽しみにしてる。

個人的に「ほんのり暗い」「光の中に見え隠れする闇」が好きなので、がっつりダークなものではなく、仄暗い程度の不穏だと嬉しいです。
暗いんじゃなくて「明るくない」というか、湿ってるより乾いてる方がいいというか、病んでるんじゃなくて狂ってる方がいいなぁとか……。

とにかく私の性癖をリストアップしたらこうなりました😊
どうぞ皆さん付き合ってやってください。

「何かこの説明文、聞いたことあるなぁ……」って思ったけど、あれだ、私のホロスコープの結果ですね。

がっつりダークなBLって、実は商業BLとか同人誌とかでちょいちょい見かけるのです。
倫理的にヤバい、闇特化型みたいなやつ。
舞台が裏社会とか何か治安の悪い感じで。

それよりも、曖昧というか中途半端な暗さの方が見当たらないんですよね。
真ん中って難しいから仕方ないのかもしれませんが。
だから、今回はそういう商業では見かけない作品が読みたいです。

基本的に自分の読みたいものを書いているので、私の作品を読んでいれば「かし子、こういうの好きそう」ってのがわかるかもしれません。

この辺りとか?

皆で健全かつ幸せな不穏を書きましょう!!!
そして「かし子が好きそう」っていうのをほんの少しでも入れてもらると嬉しいなぁ🥰

ご質問がある方はこちらの記事にコメントを頂ければ。
お気軽にご質問くださいませ😆


さて、ここからは前回参加できなかった20弾のリベンジです。
嘘です。
リベンジも何もありませんが、せっかく途中まで書いたので読んでやってください。
書いた中から食事シーンと脊髄反射シーンを抜粋しました。

ジャンル:ホラーありのギャグの予定だった
あらすじ:三条の仕事を手伝うために、信夫は広島に行くことになった。ついでに久我も来た。トラブルメーカーしかいない旅行、無事に信夫は帰宅できるのか?

何だかんだで広島に来て、三条の仕事を手伝い、仕事終わりに旅館での豪勢な夕食を堪能することになった信夫。
今回はその一場面です。

食事場面に至る経緯は省略!


「はい、信夫くん、あーん」

「……」

嬉々とした様子の久我先生が、刺身を俺の口に持ってくる。
何の魚かわからないが黙って食べた。あ、普通に鯛だな。うまい。

「信夫くん、お肉が焼けましたよ。口を開けて」

「……」

一人前用の小さな火鉢で焼かれた牛肉を三条さんの箸が掴む。
それはそのまま俺の口元へ。
タレと脂でツヤツヤの肉に罪はない。
黙って口を開けた。若干熱かったがうまい。

「信夫くん、あんまり食欲ないの? ほら、野菜なら食べられる?」

何も言わずに口を動かす俺を怪訝に思ったのか、久我先生が気づかわしそうな目でこちらを見ている。
しかし、表情と行動が一致していない。
答えを聞く前に小鉢に入っていたほうれん草の胡麻和えが口に突っ込まれた。
このほうれん草も広島産なのかな。
うん、うまい。
俺は黙って咀嚼する。

「ああ、口が汚れてますよ。こちらを向いて」

無理やり三条さんの方に顔を向けられて、ティッシュで口を拭われる。
俺の口元が汚れているのは、あなたたちのせいです。

口の中の食べ物を飲み込んだところで、俺は勇気を出して発言した。

「あの、すみません……自分で食べられるんで……」

久我先生と三条さんに挟まれて、手ずから食事を食べさせてもらえるなんて一部の人にとってはご褒美だろう。
でも、想像して欲しい。
ガタイの良い成人男性がその状況って、絵面的にキツイからな。
これが真ん中にいるのが少年みたいな可愛らしい感じの子だったらいいよ。
俺だよ!?
見苦しいにも程があるだろう。
両隣が美形でも真ん中が平凡だったら絵にならないからな。
部屋での食事にして良かった。

「まぁまぁ、若い子と食事ができて楽しいんです。黙って世話を焼かれてくださいな」

そう言って三条さんは俺の頭を撫でた。
この人は俺と身長が変わらないから、目線も同じくらいだ。
嬉しそうに顔をほころばせている様子に、これ以上何も言えない。

「そうだよ。年下の面倒を見るのは年長者の役目でしょ」

そう言って久我先生は酒に口をつけた。
この人が酔ったら面倒だから、あまり飲まないで欲しいんだけどな……。

「いや、俺と先生あんまり年齢変わらな……」

言い終わる前に、また何かが口の中に突っ込まれた。
久我先生は左手でお猪口を持ちながら右手に持った箸で俺に食べさせている。器用にも程があるけど、その器用さをここで発揮しなくてもいいんじゃないかな!

「ほら、食べた食べた。広島は牡蠣もいいけどアナゴが美味しいんだよ」

いや、美味しいですけど。
ふわふわしてて。

っていうか楽しんでますよね?
年長者が~とか言ってましたけど、それ関係ないよね!?
しかも何か、悪意のある楽しみ方だ!!
悪い顔してるもん!

「ほら、和牛も美味しいですよ。広島のブランド牛です」

アナゴも飲み込んでないのに、さらに牛肉を口に突っ込まれる。
この肉も柔らかくて美味である。
三条さんは涼しい顔してるけど、こっちもこっちで悪い顔に見えてきた!

俺の口の中は味の宝石箱や~みたいなことになって、大渋滞というか大混乱というか、とりあえず大変なことになっている。
あの、味わって食べたいんですけど……!

口内いっぱいいっぱいなのに、さらに口元に食べ物が寄せられた。
あ、口を開けなきゃと思った瞬間、熱い汁が垂れた。

「熱っ!」

あまりの熱さに俺は飛び上がり、正座のまま後ろに下がった。
わかるかな、正座の状態でぴょんと後ろに下がったんだ。
自分でもすごい動きだと思うしこんな脚力があったのかと感心するが、人間って極限の状態だと何でもできるんだな。
いや、自分自身の動きに驚いてるわ。

「あ、ごめん。火傷してな……って何、今の動き」

「いや、熱かったら変な動きもするだろ、え? 何でそんな冷めた目で見てくるの?」

久我先生、俺のポエム読んだ時と同じ顔するじゃん。
やめてやめて、俺のトラウマを抉らないで。

「……これ、脊髄反射?」

冷めた目のまま、久我先生は俺を挟んで三条さんに問いかけた。
あ、お題回収しようとしてる。

「脊髄反射ですね」

三条さんが頷いた。
いや、まぁ確かに今のはどう考えても脳を経由してない動きでしたが。

「お疲れ様でした。お題回収完了です」

そう言って三条さんが俺の肩を叩いた。
何だ、この「任務完了」みたいな言い方。

「え? そういう話でしたっけ?」

ここで終わり!

皆さん、信夫はともかく不穏小説をよろしくお願いします🙇‍♀️


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