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「脳の使い分け地図」を活用して、思考の切り替え回路を増やす方法

こんばんは。深層の案内人 - Amelie - です。

本日は、「脳の使い分け地図」を活用して、思考の切り替え回路を増やす方法」についてお届けします。

私はフィールドやポジション、作業内容によって、脳の回路を使い分けています。この脳の回路の切り替え能力は、これまでの社会人経験・人生経験の中で習得したものです。


MBTI(16タイプ性格診断)が流行ってからというもの、SNSで「私は、〇〇〇〇だから~」「あの人は、〇〇〇〇だから~」という発言を見る機会が増えました。

私は、特定のタイプや診断結果に固執するには、自分が知っている(経験している)フィールドやポジションが少ないからだと考えています。


私が、これまでに経験してきたものを例にあげます。

企業規模:大企業・中小企業・ベンチャー企業
業種:製造業、情報通信業、美容業、小売業
ビジネスモデル:B to B、B to C


上記の企業規模・業種・ビジネスモデルを経験しており、職種も変えたりしています。さまざまなフィールドやポジションを経験することで、脳の切り替え能力を強化されてきました。


脳の切り替え能力を強化することで、人間関係も上手く築けるようになり、仕事も円滑に回せるようになります。

これからの時代は、脳の切り替え能力を強化した人がさらに活躍していくことでしょう。





MBTIを脳の使い分け地図として活用する


前提として、MBTI は「固定的な性格診断」ではなく、「使える認知モード」として扱っています。

私はこれまでの診断で、INTJ(建築家)、ENTJ(指揮官)、ENFJ(主人公)になったことがあります。

これまで、さまざまなフィールドやポジションを経験してきたので、脳の回路の切り替え能力が強化され、安定して使える認知モードが 3タイプに派生しています。


人は、役割・責任・環境によって、使う神経回路を切り替えています。

特に、プレーヤー/マネージャー、技術職/対人折衝職といった経験を積むことで、「I(内向型)/E(外向型)」と「T(思考型)/F(感情型)」のスイッチングが可能 になります。

一方、「N(直観型)/S(感覚型)」と「J(判断型)/P(知覚型)」は、脳の上位レイヤー部分の切り替えになるので、スイッチングの難易度が高いです。

(N/S)と(J/P)の切り替えは経験を積んで、訓練することで、できるようにはなりますが、必要性も低いので、身に着けなくても大丈夫です。


「できる」と「自然に使える」は、違います。


私は、(NJ)をベースとして、3タイプ派生させています。
(NJ)の思考回路の方が、私はしっくりきます。


今、仕事やプライベートの人間関係でお悩みでしたら、自分の脳の特性を理解して、思考回路を切り替えてみませんか。

(I/E)と(T/F)は比較的切り替えがしやすい上、対人関係構築スキルとして汎用性が高く、人生をクリエイトしていく能力としても有効性が高いことを知っている人は少ないです。

(I/E)と(T/F)のスイッチングや配分調整を習得すると、予後が良くなります。




脳のレイヤー:4指標は同じ種類の変数ではない


MBTIの4指標は、脳の処理の流れの中で「乗っている階層(レイヤー)」が違うと捉えると、自分の感じている感覚と一致してきます。

MBTI を「情報処理の層構造(スタック)」として扱い、脳のレイヤーと合わせて説明していきます。

上位レイヤー:入力〜世界モデル(知覚・予測)の層
中位レイヤー:判断〜制御(意思決定)の層
下位レイヤー:出力〜社会的振る舞い(表現・対人調整)の層

脳のレイヤー


(T/F)と(I/E)は、脳の中位~下位レイヤーの変数に値するので、回路の切り替えがしやすいです。

一方、(N/S)と(J/P)は、上位〜中位の深いレイヤーに近いので、切り替えが難しくなります。


切り替えがしやすい指標

I/E :エネルギーの向け先(注意配分)
T/F: 判断時の評価軸(論理か感情か)

これらは、後天的に切り替えやすい回路です。
人生経験や社会人経験を積むことで、切り替え能力が上がります。



切り替えしにくい指標

N/S:情報の取り込み方(抽象か具体か)
J/P:世界の把握スタイル(構造化か流動か)

この指標は、脳の「入力処理の癖」と「時間感覚」に深く結びついた層です。脳のかなり深い層にあるため、後天的に切り替えがしにくい回路になります。

(N/S)と(J/P)は、スキルや経験の差ではなく、脳が「どこで楽をするか」の違いです。

ここが、「できる」と「自然に使える」の違いが出る部分です。デフォルトで、しっくりくる方が優先されています。


・・・


こうやって、MBTI の4つの指標を分解して、「自分の脳の使い分けの地図」として理解すると、脳の切り替え回路を作りやすくなります。

次は、脳の処理について、説明していきます。




脳の処理パイプライン


自分の「脳の使い分けの地図」を用意したら、次は脳の処理パイプラインを作っていきます。

脳の仕事をざっくり書きますと、4段階あります。

①何に注意を向けるか(Attention)
②入ってきた情報をどう圧縮して理解するか(Perception / Compression)
③どう評価し、決めるか(Decision / Valuation)
④どう外に出すか(Action / Expression)

脳の仕事


この4段階について、 MBTI の4つの指標を当てはめて説明します。


N/S:脳の仕事②「理解の圧縮方式」に近い

S(感覚型):具体データを粒度高く拾う(現物・経験値・五感)
N(直観型):抽象化してパターンとして掴む(意味・構造・仮説)

MBTIの指標(N/S)と脳の仕事の関係

この処理は、「世界をどう圧縮して理解するか」なので、かなり基礎的な部分で自動化されやすいため、切り替えが難しいです。

これが、(N/S) が固定されやすい要因です。


入力の段で、「どの情報を拾うか」「どの単位で世界をまとめるか」が決まると、その後の判断や振る舞いも、その前提に引っ張られます。

たとえば、N(直観型)優位の人が、S(感覚型)をやろうとすると、こうなります。

  • 具体の観察に意識を張り続ける必要がある

  • 結果、疲れる(=コストが高い)


脳の回路の切り替えは可能だけれども、高コストになります。
私の脳は、N(直観型)の方がしっくりくるから、脳の理解形式は N(直観型)に固定しています。

・・・


J/P:脳の仕事③「決め方・閉じ方(制御)」に近い

J(判断型):不確実性を減らし、決めて閉じると楽
P(知覚型):開いたまま探索し、状況に合わせると楽

MBTIの指標(J/P)と脳の仕事の関係


この処理は、「いつ閉じるか」「不確実性をどれくらい許容するか」という 神経的な快・不快に触れます。

そのため、「できる」と「楽」がズレやすい。


(J/P)は、「不確実性耐性(許容度)」に直結します。
J(判断型)の人と、 P(知覚型)の人は、安心の感覚が真逆です。

J(判断型)は「閉じると安心」
P(知覚型)は「開いていると安心」


たとえば、J(判断型)優位の人が P(知覚型)をやろうとすると、「できる」ようになっても、安心の感覚(神経の好み)は変わりにくいため、常に脳にストレスや負荷がかかっている状態になるでしょう。

私の脳は J(判断型)の方がしっくりくるから、脳の制御方法は J(判断型)に固定しています。


・・・


T/F:脳の仕事③「評価関数(何を重視するか)」に近い

T(思考型):整合性・因果・最適化
F(感情型):価値・関係性・納得感

MBTIの指標(T/F)と脳の仕事


この処理は、学習・経験・役割で「重みづけ」を変えやすいので、切り替えしやすいです。


また、T(思考型)とF(感情型)については、男性性(論理優先)と女性性(感情優先)のバランスを調整すれば、配分の振り替えができると考えています。

実際に私は、採用人事や社内SEといった、社内外の人と交流や折衝が多い職種では、ENFJタイプに寄せた回路に切り替えていました。

男性性と女性性の配分調整について、こちらの記事でも触れています。

・・・


I/E:脳の仕事①と④にまたがる「注意の向け先・エネルギー収支」

I(内向型):内側で処理して整う
E(外向型):外との相互作用で回る

MBTIの指標(I/E)と脳の仕事


(I/E)は、性格というより、神経の充電方式です。

仕事の役割で外向きモードは出せるが、回復は内向きモードで行うことが必要というような、「運用」が可変になりやすい部分です。

仕事の場において、プレーヤーとマネージャー、技術職と対人折衝職を経験していれば、 I(内向型)とE(外向型)の切り替えが可能になると思います。




脳の回路は「切り替え可能」と「しっくりくる」を分けると整理が進む


「脳の使い分け地図」と、脳の処理パイプラインについて説明しましたが、自分がしっくりくる回路と、切り替え回路の作り方のイメージは掴めましたでしょうか。

以下に、まとめておきます。

(N/S)(J/P):デフォルト設定
長期的に安定した基底処理回路なので、しっくりくる方を優先する

(I/E)(T/F):運用設定
文脈依存的に切り替え可能な制御回路なので、必要に応じて切り替えする

脳の回路の切り替え設計


脳の回路は、「しっくりくる」感覚を無視して運用だけで生きると、長期的には摩耗してしまいます。

とくに、体調の波がある人は、摩耗が症状に出やすいので、無理して回路を増やすことは避けた方が無難です。


さまざまなフィールドやポジションを経験することで、脳の切り替え能力を強化されます。

脳の切り替え能力を強化することで、人間関係も上手く築けるようになり、仕事も円滑に回せるようになります。


脳の回路を切り替え能力を強化したら、次は制御能力を上げていくと良いでしょう。賢さも能力も、必要以上にひけらかす必要はありません。

脳の切り替え能力を強化した人は、強いですよ。
ビジネスに特化した陽キャもそうですね。

商人だろうと、技術職だろうと、
対人折衝職だろうと、対峙できるようになります。


思考の構造(フレーム)を理解することで、自分の特性を増やしたり、伸ばしていくことが可能です。

もっともっと、脳の回路を使いこなしていきましょう。


最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
良い夜をお過ごしくださいませ。



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