自動書記(オートマティスム)に挑戦してみたけど難しすぎた
以下、自動書記で書いた文章です。
野菜の意味をなした利害が
まさに今の真下の紙を足して
塩のシミの貝が消したいが
血みどろの短い髪の大概にしろよ
経緯
昨日、ファトラジーを上げました。
初代天王君初代王天君さんに「上出来💖」の感想をいただけて一安心なのですが、そんな彼の記事はどれもこれも興味深く……
さらにその世界を覗きたく、色々な記事を読んでは、解釈が毎回変わるような体験をしている訳ですが🤣
その中でも何度が登場する、自動書記(オートマティスム) という言葉。
ざっくり説明
何をする方法か
自動書記は、あらかじめ内容を練りすぎず、意識的な検閲をできるだけ外して、思いつくまま高速で書く方法です。
フランスのシュルレアリスムでは、理性や道徳、美意識に縛られない言葉の流れから、無意識の働きを引き出す実験として重視されました。
そのため、普通の「整った文章」を作るというより、断片、飛躍、連想のつながりをそのまま残すのが特徴です。
文学での狙い
文学では、自動書記は「うまく書く」ためではなく、意識の奥にあるものをそのまま出すための方法として使われました。
結果として、主語や時制がゆらぎ、論理の筋よりもイメージや音の連鎖が前に出やすくなります。
つまり、物語の整合性よりも、夢のような質感や予測不能さを生む技法だと考えるとわかりやすいです。
という事で、
何が出てくるか、試しにやってみよう!🤣
と、思ったのですが……
私、基本的に文章を書く時あんまり考えてないんですよね。
書きながら考えているというか、書いた時点で考えているというか。
なので、自動書記をするには……この思考の速さを超えなくてはいけない。笑
出来るのか?でもとりあえずやってみよう!(好奇心)
と、まずはスマホでチャレンジしたのですが……
フリック入力って思った以上に、タイムラグがありますね。
普段、こんなに何も考えずにポチポチとやっている入力が、思考の速さを越えようとするとまるで指が追いつかない笑
思い浮かんだ文字を入力する前に次の文章が頭の中で整ってしまって指が止まる。
という事で、紙に書いてみることにしました。
紙に書くのにも、全然追いつかなくて🤣
普段紙に文字を全然書いてないせいもあり、筋肉が足りない感じもします笑
漢字なんて書いている余裕もなくて、全部ひらがなで殴り書きました。
最後が大概にしろよで終わってるのは、そういう憤りから現れた言葉なんだと思います🤣
それでですね、まるで意味がない文章ですが
書いてる時も、かなり焦ってます、脳内の意味生成のスピードを越えようとすると、前の言葉の「音」 に引っ張られるんです、めちゃめちゃ。
全部の繋ぎが「〜が」になりそうでそこから逃れるように書きました。笑
で、「大概にしろよ」で手が止まったという笑
いやはや、新しい体験でした。
作品になるかどうかは怪しさ満点ですが、
普段、意味の重力と磁場に縛られている私には、
毎日1回とかやったら、脳のストレッチになりそうだなと思いました笑
今回は初めてやってみたので載せてみましたが、いかがでしょう🤣
ちょっと思ったんですけど、フリースタイルラップバトルできる人は、もはや意味も韻も踏みながらこういうスピードでリリック組んでる感じですよね。すごいなぁ。
言葉の世界、奥が深いですね。とても楽しいです。
自動書記に挑戦してわかったのは、無意識にたどり着く難しさではなく、自分が普段どれだけ速く意味を作っているかだったようです。
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