若手看護師 私、何か悪いことした?
ちょっとどう思います?
本来、体交の時間はもう過ぎていた。
でも、その時は忙しくて手が回っていませんでした。
そこへベテラン看護師が、
「何でしてないの!」
と強く詰める。
若手は黙ってうなずく。
でも、明らかに納得していない表情でした。
あとでその子が、
「はぁ、そんなに言わなくても。納得出来んわー」
とこぼしていたんです。
言ってることは、わかる。
自分にも悪いところはあったと思う。
でも、そこまでの言い方せんでもよくない?
と思う日があります。
新人看護師の頃や、まだ経験が浅い時期は、
怒られた内容そのものより、言い方で強く削られることがあります。
本当にきついのは、
言い方で一気に気持ちを持っていかれる時です。
そんな強く言わなくても伝わるやろ。
人前でそこまで言わなくてもよくない?
今そこまでたたみかけんでもよくない?
そう思っても、若手はその場で言い返せません。
黙ってうなずく。
とりあえず返事をする。
でも内心では、
内容より言い方ばかりが残る。
あとで一人になってから、じわじわヘコむ。
勤務が終わっても残る。
次にその人に話しかけられるだけで、少し身構える。
こういうこと、あると思います。
また別の日には、確認不足で誤薬があり、
病棟全体でチェック項目が増えたこともありました。
その時に
「アンタたち新人がやらかすから余計な業務が増えた」
とグチグチ言われる。
見ていると、
内容そのものより、言い方でかなり削られている感じがありました。
若手看護師がしんどくなるのは、
できないことがあるからだけではありません。
注意されたことより、
どう言われたか
で削られることもかなり多いです。
今日は、
怒られた内容より、怒られ方がきつい時のしんどさ
について書きます。
言っていることは正しくても、言い方できつくなることがある
注意の中身そのものは、
間違っていないこともあります。
報告が遅かった。
確認が足りなかった。
動きが甘かった。
そこは本人も、
あとからわかることがあります。
でも、それと
言い方がきついこと
は別です。
若手がしんどいのは、
注意されたからというより、
言われ方で気持ちが一気に沈む時です。
強い口調。
人前で言われる感じ。
逃げ道のない空気。
何も言えなくなる詰められ方。
そういうのが重なると、
内容より先に、気持ちが折れます。
言ってることはわかる。
でも、あの言い方はきつかった。
そんなふうに残ることがあります。
若手は内容より、空気や言い方が残りやすい
若手はまだ、
職場の空気に慣れきっていません。
どこまで言われるものなのか。
これは普通の注意なのか。
今のは自分がかなり悪かったのか。
そこまで一気に判断できないことが多いです。
だから、内容を冷静に受け止める前に、
まず空気や言い方が刺さりやすい。
人前で強く言われたこと。
逃げ道のない言い方をされたこと。
感情が乗ったまま詰められたこと。
そこがあとに残ります。
若い子が黙っていても、
表情を見ると分かる時があります。
納得していない。
でも言い返せない。
その感じです。
あとで
「自分だってしてないじゃん」
とムカついていたり、
一方で
「私が悪いのかも」
と自分を責めていたりする。
見ていて、
あなたも今できてないやろ
と思う場面もありました。
あの揺れ方を見ると、
若手が削られているのは内容だけではなく、
言い方そのものだと思います。
人前でそこまで言わんでもよくない?
若手にとって、
人前で強く言われるのはかなりきついです。
注意そのものより、
その場で恥をかいた感じ。
周りにどう見られたか。
空気が悪くなったこと。
そっちのほうが残ることも多いです。
本人は黙っていても、
内心ではかなり傷ついています。
その場では何も言えない。
でも、あとで
「そこまで言わんでもよくない?」
となる。
これは甘えではなく、
普通の反応だと思います。
特に若手は、
まだ経験で受け流せるほど強くありません。
だからこそ、
同じ注意でも言い方ひとつで、
その後の重さがかなり変わります。
またあの言い方をされるかも、で職場がしんどくなる
言い方できつく削られると、
その場だけでは終わりません。
次もまたあの人に何か言われるかもしれない。
また同じ空気になるかもしれない。
そう思うだけで、
勤務そのものが重くなります。
誰かに呼ばれると身構える。
報告する前に変に緊張する。
確認したいのに聞きにくくなる。
結果として、余計に動きにくくなる。
こうなると悪循環です。
本当は確認したほうがいいのに、聞きづらい。
本当は相談したほうがいいのに、怖くて止まる。
その結果また注意される。
若手がしんどくなるのは、
こういう流れがあるからだと思います。
明らかに本来の元気がなくなる子もいます。
前みたいに声が出なくなる。
確認や相談にも行きにくそうになる。
またあの言い方をされるのが怖い。
働きにくい。
自分ばかり責められる感じがする。
ひどいと、
少しトラウマみたいになっていることもあります。
若手が弱いのではなく、受け止めきれない言い方がある
こういう話をすると、
最近の若い子は弱い、で終わることがあります。
でも、それだけではないはずです。
まだ経験が浅い。
言葉の重さの差もわかりきっていない。
人間関係の距離感もつかみ途中。
その中で、
強い言い方をまともに受けるときついのは当然です。
若手が弱いというより、
若手が一人で受け止めきれない言い方がある
のだと思います。
もちろん、注意が必要な場面はあります。
甘く流せばいいわけでもない。
でも、伝えることと、
必要以上に削ることは同じではありません。
そこは分けたほうがいいと思います。
若手が少し救われるのは、
正しいことを並べられる時より、
先に気持ちを受け止めてもらえた時かもしれません。
できていなかった所だけで終わらず、
できていた所も少し言ってもらえる。
次どうしたらいいかだけを短く伝えてもらえる。
それだけでもかなり違うはずです。
逆に、
悪いところをネチネチ言われ続けるとかなり消耗します。
若い子が辞めたくなるのも無理ない、
と思う場面があります。
まとめ
若手看護師が
「そこまで言わんでもよくない?」
となるのは、
• 怒られた内容そのものより、言い方で強く削られることがある
• 人前で強く言われると、内容より空気や恥ずかしさが残りやすい
• 言い方がきついと、次の確認や相談がしにくくなる
• 繰り返されると、職場そのものがしんどくなる
こうしたものが重なるからです。
言ってることはわかる。
自分にも悪いところはある。
でも、それでもきつい日がある。
それはおかしなことではないと思います。
若手がしんどくなるのは、
できないからだけではありません。
言い方で気持ちを持っていかれるしんどさ
もかなり大きいです。
伝えることと、必要以上に削ることは違う。
そこは分けて見たほうがいいと思います。
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