わたしとなんのはなしですか : 絵はがきがパーティに出席するまで
1
なんのはなしですか、に出会ったのは去年のこと。
創作大賞は、知ってたけど自分には関係のない世界だと思ってスルーしてました。お話書きたいけど、どうせ上手く書けないし。
そんななんやかんやのはてに、知ったのが、なんのはなしですか、でした。
記事を読んで、めちゃ気になる……自分も参戦したい……と思いつつ、なんか違ってたらどうしよう、こいつ、空気読めよって思われたらどうしよう、と長いこと悩んで……やっと書いたのがコレでした。
まあ、ある意味、全力でぱちこのありのままを表現していると思います。
これが、わたしのnote人生で最も読まれているというのが解せません。まるで、ぱちこを代表する記事のようで、解せません。
自分で読み返しましたが、あまりに訳がわかりませんでした。あのときは、めちゃいけるぜ(どこに)と思ったのですが、オカシイナ?
ぱちこの名誉回復のために後日談も貼っておきます、関係ないけど。
2
異常な人見知りのわたしは、たまに、壊れて他人の領域に張り切って飛び込むことがあります。
思い余って、というやつです。
普段は、恥ずかしいので、こそこそ記事を読んだり、フォローすらしなかったり、台所の虫のような暮らしをしています。
そんなぱちこが、うっかり発言したのがこちら。
グッズ作りたい……文章書くよりそっちがやりたい。
というのも……この前に、電子書籍の募集があったんですが……気になりつつも、わたしは手を挙げられませんでした。
だって、面白いことなんか言えないし。
期日に間に合うように文章を書くなんて無理だし。
若干、いじけてたので、うっかり飛びついてしまいました。
とはいえ、ここで声をあげてしまったことすら後悔する日々。もうすでにこれだけの人が関わっているところに、自分から割り込んで行くなんて怖すぎてできません。
そこで、ぱちこは勝手に描くことにしました。なんのはなしですかは、誰でも自由に表現していい、とありますし、きっと、ぱちこがこそこそおえかきに使うくらいは、許されるはずです。
心が折れるから毎月はやらないと宣言していますね笑
3
そんな中、ぱちこは人生について悩んでいました。
世界のみなさまからあたたかいお言葉をいただきながら、本当はすでに心が決まっていたという、大迷惑な記事です。
そんなぱちこに、コニシさんは(注:コニシさんなのか、木の子さんなのか、分からなくなってきています)絵はがきを作るように勧めてくださいました。
ちなみに、姉も絵はがき推奨派なのですが、ぱちこ的に、現代に需要があるのか分からず、一歩踏み出せずにいました。
でも、世界の木の子さんが言うんだから、間違いないと思って、出店することにしました。
とはいえ、絵はがきを作るのは久しぶりなので、印刷とか紙とかもろもろ考えなくてはなりません。
コピー用紙に印刷してみましたが、いまいち。
そのころリィさんのマステを見て、自分もマステが作りたい・・・と思って脱線。
マステ大好き・・・
回収してもらいたいんだけど、どうやって回収してもらったらいいか分からず。
はがきは結局、
データさえあればいくらでも印刷できるし、注文ページだけ作ればいいや!
どうせ誰も注文なんてしないだろうし、お店っぽければ楽しいからいいや!
という、ぱちこ的楽観めんどくさがり道を発揮。
これが、のちに、自分の首を絞めました。
適当に出品したお店はこちら。
あ、「すみっこ」は大昔からあるぱちことぱち姉のお店です。最近はあまりやっていませんが・・・。
4
そんな中、コニシさんのお話が公開されます。
この七話全てに、ぱちこの「なんのはなしですかタイトルイラスト」(長い)を使ってくださいました。
こんな大事なお話に使っていただけるなんて、こそこそ族としては、ほぼ昇天、もしくは灰になりました。
そして、電子書籍の発売と、パーティ開催がお知らせされます。
めっちゃ行きたい。電子書籍は参加してないけどめっちゃ行きたい。でも、あまりにも遠いので諦めるしかありません。
5
それは、6月が始まったばかりの月曜日。
ぱちこは確認したいことがあって、仕事中に自分のスマホを取り出しました。そして、通知一覧に見慣れないお知らせを見つけます。
それは、コニシさんからの、パーティのお土産にはがきを配りたい、というお問い合わせでした。
ぱちこは、目玉が飛び出るほど驚いて(仕事中)、取り急ぎ、できます!と張り切ってお返事(仕事中)しました。
え、ここで一つ、お詫びいたしますと、ここまでにも何度か、はがき欲しいですって言っていただいてるんですが、コニシさんてええ人やなあ、と社交辞令やと思っていました。本当に注文が来るとは思わず。
そう。
本当に注文が来るとは思わず。
えへへ〜、どうせ売れないんだしぃ〜、とりあえずそれっぽく出品してればいいよねぇ〜、と本気で思っていたので、紙も買ってないし、試し刷りもしてないし、全くノープラン。
普通に考えて酷い店主です。
確かに、商品の注釈には、ご注文をいただいてから印刷します、とは書きましたが、いくらなんでも、ご注文をいただいてから紙を買うとは誰も思わんでしょう。
しかも、はがきなら、
「掃いて捨てるほど作れます!」
と言ったのはぱちこです。(コニシさんに捨てないでください、と言われました)
そのくせ、すぐには作れんだと!?
ぱちこは猛烈に焦りました。
コニシさんには、平身低頭謝りながら、作業を始めます。6月末には送ります、がんがります!お優しいコニシさんは、大丈夫、13日に間に合えば大丈夫、と言ってくださいます。
ちゃうねん、不甲斐ない自分がもう、あかんねん!(商売人の血)
お客様がおハガキをお求めになっている!なのにスマートにお渡しできないなんて!
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ぱちこは、その昔、デザインフェスタに出展していました。おえかきをして、手作りではがきはもちろん、布に印刷してミニバッグを作ったり、フリーペーパーを配りまくったり、本を作って売り捌いたり。
だから、「はがきなら掃いて捨てるほど作れます」だったのです。
しかし、自分が危惧していた(現代にはがきの需要があるのか?)通り、街(田舎)の文房具屋にも、高島屋のハンズ(極小)にも、近所のホームセンター(ど田舎)にも、印刷用のはがき用紙が売っていないのです。
いいえ、売ってはいるのですが、どこも種類が一つか二つしかありません。それも、写真用紙がメイン。
写真やないねん、ぱちこの絵をいい感じに印刷したいねん。
当時は、このど田舎にも、はがき用紙がある程度売ってありました。試しに刷れる程度には。
仕方がないので、楽天さんに頼ります。ところが。ネットの世界にも、満足のいく紙が売っていません。それでも、どうにかこうにか、三種類のはがき用紙を取り寄せました。
それは、どれも水彩用紙。
ぱちこの作風から考えて、ふんわりしてほしい、という気持ちからだったのですが、これが失敗でした。
まず、色味が違う。
自分で納得できないんです。それに、コニシさんはもちろん、実際に手に取ってくださる方は、いつも、スマホやパソコンの画面を通して、この色味を見ているはずです。
だとしたら、画面を通して見える雰囲気で印刷しなければならないのではないか。
印象派風の紙をかなぐり捨てて、ぱちこは再度、街の電気屋に向かいました。すでに6月は終わりに近づいています。
写真用紙はいまいちだけど、せめて絹目ならいけるんじゃないか。
そう考えて、再び、三種類ほど紙を手に入れました。
結果、この絹目調が最も色をきれいに再現できると判明。張り切って印刷を進めながら、今度は、このはがきをどう発送するかを考えます。
遅い!
何もかもがゴテゴテやねん!
はがきといえば、あの、OPP袋に入っていなければなりません。それが、はがきというもの!
ところが、これまた近所の店には売っていません。仕方がないので、これもネット注文です。ハンズで買うと、お店で受け取れます。でも、5〜8日だとぉ!?用意しといてくれよ!頼むよ!(どの口が言うねんそれ?)
ぱちこは、焦りながらコニシさんに謝罪の言葉を連打します。本当にご迷惑をおかけして申し訳ございません。
5日目から、1時間に1回の頻度で、ハンズのご注文ページをリロードします。しかし、無情にも、最寄りのハンズに商品が届いたのは8日目でした。
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実はもう一つ、大いなる問題がここで発覚しました。
この絹目のはがき、裏面がつるんつるんなんですね。印刷はできない、手持ちの何ペンで書いても消える……。郵便番号枠があるのはダサいと思って、無地にしたけど、そうなると、はがきですって、書かなくちゃならない。
別にいらんかもしれんけど、でも、はがきって商品なんだもん!(無駄なこだわり)
っていうか、これ、そしたらどうやって宛名書くねん?メッセージも書けんやん?どっちにしろはがきとして成り立ってないやん!
しばしの黙考の後、ぱちこは諦めました。いや、大丈夫やろ。誰もイマドキ、はがきとして使わんやろ。もらった人も、へぇ?って思ってしまっとくか、よくて飾る程度やろ。
子どものころから、最後のツメが甘いとされているぱちこ……今回も無駄にその能力を発揮しました。本当にすみません、本当に……。
早よ送れや!
8
だんだん書くのにも力尽きてきたので、発送方法で悩みまくった話は割愛します……。
最終的に、いつでも受け取れるレタパを選択しました。雨が降ってもいいように、ビニル袋に入れて、防水パックにぎゅうぎゅう詰めて、送りました。
晴れてくれよと祈りながら……。
ところが、ちょうど、到着するその日、その時間、現地は大雨……。どうか無事であってくれと、祈ることしかできません……。
木の子さんからは、無事に届いたお知らせが来たので、大丈夫だったのだろうとは思いつつ、こそこそ族の本領を発揮して、濡れてなかったですか!この印刷で問題ないですか!ご満足いただける出来でしょうか!!!とは、聞けませんでした。
やきもき。
やきもきやきもき。
やきもきやきもきやきもき。
パーティ当日は、リィさんの爆笑実況を楽しみましたが、その間も、あれでよかったんだろうか……みんなに喜んでもらえるだろうか……いやいや別に、大事なのは、木の子さんに注文を受けたところで、誰がどう受け取るかなんか関係ないやん、お前の仕事は終わってん、いやいや、それでも気になる……。
9
後日、マイトンさんの記事で、無事にはがきが出席を果たしていたことを知りました。ありがとうございます!よかった!
マイトンさんは、みなさんのレポートをまとめてくださっています。これ、本当に助かりました。この日はみなさんの記事を読みまくりました。
はがきがどうなったか知りたい一心で!
はるさんは、ぱちこのイラストを使って報告してくださいました!
(毎回、いつこんなの作ったっけ?と思いつつ……笑)
おみやげの中にちゃんとぱちこのはがきもあった!
はるさんは、コメントで、飾ってますと言ってくださって……涙がちょちょぎれます。
(なあ、今もちょちょぎれるって言うん?)
それから、リィさん。
ここで、あの赤いバラについて、裏話をしておきます……。
ぱちこは、現代でいうところのニュアンスカラーが好きです。なので、大体、何かと何かが混ざった色を使うことが多く、鮮やかな赤ってめっちゃ珍しいんですね。
最初に描いたときも、自分っぽくない、って思ったのですが、でも、きっと誰かは気に入ってくれるだろうと思って出しました。
木の子さんから注文をいただいて、印刷しながらも、この赤、めっちゃきれいやなあ、でも自分はピンクの方(今回のタイトルに使ったやーつ)が好きやなあ、と思っていました。(自分用にピンク印刷しよかな?と思ったほど笑)
でもきっと、この情熱の赤が似合う人もいるんだぜ、そんな人がもらってくれたら嬉しいなあ。
なんていう心の声を経たので、赤の好きなリィさんのお手元に渡ってめっちゃうれしかったです!
コメント欄でみなさんが、自分は◯色〜と言ってくださってるのも、うれしかった……にこにこしながら読みました!
色違い、柄違いで注文してくださったコニシさんの粋な計らい……!
他にも、コメントしてくださったみなさん、ありがとうございます!
先週は仕事でめちゃんこやる気ダダ下がり事案があって、もう俺の生きる価値なんてない、くらいに落ち込んでいたのですが、みなさんのお言葉に、1メートルずつ浮上しています。
(空まで飛んでもいいので、もっと褒めてくださってもいいんですよ?)
冗談です。
あ、感謝は本当です!!!
あのとき、グッズ作りたいですって、コメントしてよかったと思います。
コニシ木の子さん、素敵な機会をくださって、ありがとうございます。
(参加してもないのに長い)
(しかも電子書籍はまだ読み終わってない)
おわりに
先ほど、恐ろしい話を聞きました。
姉はずっと、わたしにおえかきを再開させたかったのですが、あんまり聞いてもらえなかった。
なので、今年に入ってから、わたしの見ていないところで、こっそり自分がおえかきをしていたそうです。これまでも、言葉を交わしていなくても、考えがシンクロしたことがあったから、だそうで……。
「もう言ってもいいかなって思ったんよ、なんかイベントにおえかきしたの使ってもらえた、言よったし」
姉とは……。
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