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ジャパンウィンターリーグ2024 リーグ戦全日程終了!個人成績まとめ【投手編】(12/17)

11月24日に開幕した今年のジャパンウィンターリーグ(JWL)は、12月17日にリーグ戦の全日程が終了し、残すは19日に行われるプレーオフのみとなった。

それに伴い、リーグ戦での個人成績が確定。今回はその個人成績を2回に分けて紹介していく。なお、各成績はリーグ戦のみを数字を抽出したものとする。

今回は【投手編】、まずは防御率から確認しよう。

JWL2024 防御率ランキング Best.5 ※赤文字はリーグ最高&最多

上位5名はいずれも先発で長いイニングを投げる機会の多かった投手たちだ。1チームのみの成績では、Lequiosの池村健太郎(トヨタ自動車)が抜群の安定感を見せているが、スポット参加だった石川慎貴(前徳島インディゴソックス)の2チームでの登板成績を合わせたところ、池村以上の安定感で相手打線を凌駕していた。その石川は2チームで計4勝をマークし、リーグ最多勝利数投手にもなっている。

JWL2024"最優秀防御率"&"最多勝"は、2チームで登板した石川慎貴(前徳島IS)

ちなみに、ベンジャミン メイヤーの21イニングを上回り、最多投球回数を投げたのはStrings所属のブレレ エミル(フランス)。6試合で5試合に先発登板し、22イニングを投げてチームの先発ローテーションを支える活躍だった。

続いて、奪三振ランキングを見てみよう。

JWL2024 奪三振ランキング Best.5 ※赤文字はリーグ最高&最多

ここは、32奪三振の池村が他の投手を大きく引き離した。先発4試合で全て5イニングを投げ、2試合で二けた奪三振をマーク。1試合平均8奪三振と格の違いを見せつけていた。

JWL2024"奪三振王"は池村健太郎(トヨタ自動車)

「まっすぐの強さを求めて、このJWLに参加しましたが、そのまっすぐで空振り三振が結構とれていました。押すところで押せていましたし、後半は結構、コースにも投げ切れていて、バッターの方も完全に手が出ないような感じもあったので、自分のまっすぐにちょっと自信がついたかなと思います」

池村は自身の課題であるストレートの出力アップに向けて、このJWLではドライブラインの指導資格を持つコーディネーター・コルビーのピッチングセッションを受け、投球動作の改善に取り組んでいた。その効果はマウンドで感じた打者の反応だけでなく、奪三振数という結果になったことで、大きな手応えを掴んだようだ。

奪三振数で注目したい投手がもうひとりいる。以前Stringsのチーム紹介で「打倒!アドバンスリーグ」を目指す投手として取り上げた伊藤勇真(ブルーサンダース)だ。17奪三振はトライアウトリーグではトップであり、全体でも4位タイ。しかもその全てを、格上に位置付けられたアドバンスリーグの打者たちから奪っているのだ。

格上相手に17奪三振と奮闘した伊藤勇真(ブルーサンダース)

「バットに当たれば何かが起きてしまうことがあるので、僕の中でもいかに三振を取るかっていうところはずっと大事にしていることでした。その中でNPBやCPBL、中国の代表選手たちを相手に多くの三振が取れたことは良かったところかなと思います」

12月16日のLequios戦で3回無失点の好投で、「対アドバンス初勝利」のチャンスだったがリリーフ陣が捕まり、惜しくも悲願達成はならなかった。今回のチャレンジを糧に、今後も高い壁に挑み続けてほしいところだ。

そして、もうひとつ触れておきたいのが、リリーフ投手たちの奮闘ぶりだ。ここでは、登板試合数が多かった投手たちを紹介したい。

JWL2024 主なリリーフ投手 ※赤文字はリーグ最高&最多

登板数上位6人中、3人がNPB球団所属の投手だったが、中でも16試合で10登板の草野陽斗(DeNA)には頭が下がる思いだ。彼は連投もイニング跨ぎでも投げただけでなく、個人成績の対象から除外している12月16日に行われた「JWL的夢の救援」での登板し、今年のJWLで唯一3連投している投手なのだ。

JWL2024"最多登板"は草野陽斗(DeNA) この経験を来季の飛躍につなげるか

「今年はイースタンリーグの公式戦で、あまり投げることができなかったので1試合でも多く投げたいと思って沖縄にきました。ただ、実際にこれだけ投げさせてもらう中で、やはり疲労のたまり方など、いつもと違うと感じています」

シーズン中は経験できなかった連戦での登板。身体的にはきつい部分もあったという草野だが、そこから得られるものも多かったと感じていた。

「いつもと違う疲労感を感じたときに、常に試合に対応している人たちは、『こういう状態の中で、こういう気持ちでやっているんだ』ということを知ることができました。連戦で投げられたことでそうしたことを感じられたことも収穫になりましたし、これを来季につなげたいと思います」

今季取り組んでいる二段モーション気味の投球フォームで一時は失いかけた球速と球の強さを取り戻した。そして、このJWLでは、そのフォームで実戦を重ね、球の強さをさらに追求している。育成3年目で勝負の年となる来シーズン、JWLで見せていた鉄腕ぶりで、ぜひ支配下を勝ち取ってほしいところだ。

次回は、個人成績まとめ【打者編】をお届けします。お楽しみに。

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