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【すこし・ふしぎ・ばなし④(終)】人の息子、普通の/人の愛に、恋する/ふたり、のまのま Yeah、のまのまのまいぇ【明日、どこかの街で】

(↓前の話)

わっほいほ〜〜〜い♡


第一幕 真の勇者 in 天空城のトイレ個室

「はあああァァァ〜〜〜〜っっっ???!!!」


俺がありったけの大声ーーだが勇者じゃないもんで隕石は打ち抜けないやつーーで叫んだのは、地球の日本で言うと17時過ぎ頃のこと。

場所は、天空城の展望レストランの階の、トイレだ。

叫んだ相手は、no+er、wakaran2929さん……
この時間帯の前後では、月世界の人の皆が
「勇者ノヅ・ノヅ太の再来」
と認識していた男性だ。

wakaranさんが巨大なフロンターレ愛の力を波動光線に変え宇宙に放ち、月世界の人々によりーー正確には、「うちまずは天空城内で勤務/滞在していてそれ、、を体感した、一部の人々により」となるがーー勇者ノヅ・ノヅ太の再臨だと彼がみとめられてから、まだ1時間半程しか経っていないあたりの話。

2024 YR4月の破壊者 という禍々しい存在を消し去る、その大きな安堵をもたらしてくれた大恩人!と、憧れと畏敬の念で皆、彼をみているあたり。



「ぅうぅ……∴◇♯$♭♨︎……」

「……うえぃぃ?あんだって?」、

苦々しい表情そして苛立ちの隠せない口調のまんま、俺は男性トイレの個室のドアに耳を当てる。
華美さはなくミニマリズムの極みのようなデザイン。
だが、ほうっ、、、とほのかに発光するドアなど設備は地球の技術では表せない美をまとい、かつ、放っている。
……とかなんとか現実逃避したことを描写したくなるほどに、この時、俺はまいってしまっていた。

ドアの向こうからwakaranさんが、消え入りそうな声で、再び言う。


「……やっぱり、……ぼ、僕……、無理です……このまま結婚って」

”見”など使わなくとも(もっとも、トイレ個室に”見”を仕掛けるのは月掟マナー上、犯罪行為に該当するのだが)想像できるってもんだ……、
個室の中で彼、憔悴して頭を抱えてしまってんだろ、って。
ガクブルしてるいろいろな要素の中で、自分の身を案ずるそれ以上に、「月美さんを傷つけてしまわないか」、そこを心配してんだろうな、って。


それでも、俺は諦めがつかなく、説得を試みてしまうのだけど。
職務であるから,当然っても言えるし。
大きな打算も野心もある。
wakaranさんが婿になってくれることで、俺が月世界政府内で得られるものの大きさを鑑みるに。
昇進は間違いない。
職場内政治的にも,さらなるキーパーソンに上がれる。
非常時の「城代」、城主の代理を務めるほどの地位さえも、得られてしまうかも……!
取り掛けの狸の皮算用、その数値はバカでっかいってワケだ。


「んーだから、何度も言ってるだろって……。
即、結婚はない。たとえば今日、明日とかはない。
……ただ、まあ、この先天空城に住んでもらって、『花婿修行』的な、勉強だとか修練だとか、そういうのはあるよ?
いまの生活、地球での仕事はやめてもらうとか、一人暮らし先は引き払ってもらうだとかは、まあ……。
あとは、月世界のお偉方だとかがよっくよく計画練って、いつどのタイミングで婚姻の儀をあげるのが地球と月のためベストか、20年後かそれこそ明日なのかとか、そこはwakaranさんにも俺にもわからんのよな、それはホラことがことというか、

太陽系レベルの大問題っちゃ大問題

ではあるし……なぁ……?」

「……………………。」


トイレ個室にこもるwakaranさんと、ドア越しに「対峙」する俺。
ほんの僅か、時を遡れば……、ついさっきまで、まごうことなき勇者として、彼は振る舞っていたのだが。


試合後、VIPルームに俺が導いての、天空姫らとの引見。
月から移動中の月江さん、もとい、月王を除いた、天空城主月美姫以下、側近・家臣団が一堂に列しての、姫君との謁見。
審問委員たちを中心に、彼が勇者としてどれほど大きな偉業を成し遂げたか説いて聞かせたり、絶えざる賞賛を浴びせたりの時間が、しばし続く。
詩人団は詩を披露し、交響楽団はその詩からインスパイアされた曲を即興で交響曲にする。曲をバックに、ホログラム劇団が即興台本で祝福の演劇を披露する。
その後、シンプルだがとんでもなく選りすぐりの食事や酒による、祝いの宴。

……まあ確かに、俺も、気になってはいたんだ。

姫がwakaranさんに視線を投げても、彼が謎にうつむいたり、目をそらしたりしているのはすぐに気づいた。
それが「照れの感情」とかによるものではないことも、感じ取れた。
月の人らは、偉かろうが若かろうが、人のそうした心の機微に、あかるくない。
というか、俺に言わせりゃほぼ全員が救いようがないほど、鈍感野郎どもだ。


(それにしてもまったく、アイツめ……)

俺はまた、wakaranさんにイラッときてしまう。

(つい昨夜だったじゃないか……。LINEで月美姫の画像送ったら、

うひゃあああ!!!』
『超綺麗なんですけど!ええー、このクオリティ、やばくないですか』
『俺めっちゃ好みです!


だとか、それこそめっちゃ、盛り上がってたはずじゃないかと問いたい……。

月美姫は月美姫で、何というか、虚ろなところがあるように俺は感じている。

秘書課長だとか乳母だとか、あと俺だとか、誰かかれかが、勇者に、あるいは姫に、もしくは両者いっぺんに、宴の間けしかけ、、、、にいってて、捧げる言葉こそみやびな感じだけどようは

「さあさ、もうほら……若いふたりで、ちゃっちゃとくっついちゃいなさいな?」

って、わりとあからさまに。
(月世界の人らは、概してちょっと、「田舎のおじさんおばさん」っぽいところがあるのだ……。)


姫がその力によってーー月の王家一族だけが、最高難度の”化魔カーマ”を操れるーー俺ら術者の”けん”や、心情を推し量る"心蝋燭こころうそく”を無力化していたにしても、経験と直感で俺にはわかる……そんな気がしていた。


俺自身の、若い頃のことを、思い出したりだとか。
あるいは、俺の息子のことを思ってみて。
(もしかすると……)
なんて、推察しなくもない。


ふっと、俺の脳内で奥田民生の「人の息子」が流れてくる。

時々怠けるな

奥田民生「人の息子」の歌詞から引用


あれだけピリついていた心が、フワッと軽くなった気がする。違う風が吹く。

”今の仕事とか軸で考えんな。お前の腹の底で捉えろ・考えろ・視ろ”
そう民生にケツを蹴っ飛ばされた気がして、無性に嬉しくなった。

(フン。いいんじゃね、むしろ?
流されないとか。サイコーかよ。加点!

俺は、思うのだ。ちょっと竹酒の酔いが回ってきたのも手伝って。

(思い通りになんか、いかないのよ。人だもんよ。
裏切られたり、斜め上いかれたり。
それが人の世の常であって、醍醐味であって。
そんなもんだよなぁ?
月の人らにゃ、わかるめえ。
いつだって、どこまでいったって、wakaranのが良さよ、なぁ、なぁ、なぁ?)

トイレ個室の扉から少し離れ、俺はまっすぐに立ち直す。
両足を少し広げ、ふんばり、それから、大きく息を吸い込む。
ゆっくりと、吐き出す。

(wakaranさんは、俺には、勇者ノヅ・ノヅ太じゃなくてよ……。
年下のno+erさんで、出会ったばかりのほんのりとした友情のような何かがあって……
俺の息子と同い年の、28歳の、まだまだこれからの、若者。
で、それを言ったら、月美ちゃんも。
城主ボスだけど、同時に、ただの28歳。

他人ひとの息子、娘であっても。

wakaranさんに月美ちゃんさ。
おっさん、きみたちの親父さんじゃあないけれど。

これからますます残酷が剥き出しになるこの世界で、それでもきみたちがフルに生きていく、そんときにはもう、いろんな人のそれぞれがそれぞれに持つ、

いちばんの幸せっての、祈るし、なんなら助けたい

ってもんよ。俺にあるのは、ほんとそれよ。)

せっかくの人生だ 死ぬまで生きれる

奥田民生「人の息子」の歌詞から引用


あれだけ狼狽していたはずが。
俺、なんだかニヤついてしまう、その俺に賭けることにする。

腹は決まった。
俺は、蛇の腹をぽんっと叩いて、さすさすと撫でた。



第二幕 謁見の間で、愛を語る、生を語る、生を思う

俺が、まるで館内放送をかけるみたいに

《われらの大事な客人まろうど、wakaranさんが、彼の思うままを伝えたいと、おっしゃっております。
関係の皆様、ただちに謁見の間まで、お集まりください。
繰り返します……》

と、”化魔”の一つである”十覧私場トランシーバー”を用いて、広く広くコエを、行き渡らせる。
(……たぶんこの術の由来は、「民明書房」の文献どれかに載っていそうだ。)


俺がこの時、「勇者ノヅ・ノヅ太云々」ではなく「wakaranさん」と呼名したのは、まずもって彼の意志を汲み尊重したからであり、かつ、これから起こるだろうことを月世界の人々にほのめかしとくか、と、そんな気持ちもあっただろう。

数分後。
「謁見の間」に、”大転移”で地球に到着したばかりの月江さん、もとい月王以下、月見姫、幹部連中が居並ぶ。

衆人環視のその中心に、wakaranさんが立っている。

俺は”感じとる”。
動悸。喉の渇き。震える喉と足を止めようという、力の入り方……。

(wakaranさん、ここ、がんばりどころだ。勇気を出せ。かませ、、、)、

目一杯、念を送る。


長い無言の後の彼の第一声はうわずって、どう贔屓目に見ても、かっこ悪かった。



「ひゃのッ………

皆様には、とくに、月見姫様には、本当に申し訳ないのですが…………

えっと…………あー、その…………

僕は…………

月見姫様のこと、お綺麗だなって思います。すいません敬語とか、わかんなくて。
なので、もう何も気にせず言います、姫は綺麗です。めっちゃ好みです。

でも、僕。
姫と結婚することは、選べません……」


周囲の空気に、無言の動揺が走る。
(気にすんな、続けろ!)と俺は”発する”。


「……僕は、いろんなことに対して、『わからないや』って感じる男です。
no+e という場で、名前を「wakaran」にしたのも、それが理由で。

そんな僕ですが、直感で、わかることがあります。

『誰かが用意した結婚』をして、生きていくのは、幸せじゃないな、ってです。」

動揺からの、静寂。
深呼吸をひとつ、して、wakaranさんは続ける。

「……僕は、ずっと、愛する人を……この僕を愛してくれる人を、探しています。

正直言って、なかなか、うまくはいきません。
『あいつ失敗ばかりじゃね?』、
うまくいってる人の目にはそう映って、冷笑とか、されてしまうかもしれない。

それでも。
失敗しても。
多少、傷つくことがあっても。
……や、はは、実際、傷つくことばっかりでも、まああるんですけどね。


それでも、僕は、あきらめたくない。

自分自身で、本当に愛する人、こんな僕を本当に愛してくれる女性を、あきらめず、探し出したい。

どこまでもわからん女心ですが、愛する人のそれだけは、ちょっとでもわかってる、そういうやつになりたい。


さっき、僕、トイレの個室に逃げ込んで、考えをまとめてたんです。
それが、ぼくにとっての一番追いたい幸せ。
フロンターレと同じか、もしかしてそれ以上に、大きな確かな愛を生み出せると思うから、その光の中に、その人と一緒にすっぽり入っていたい。
ぬくぬくと、幸せだなって思いながら、時間、過ごしてみたい。
世の中は残酷だけれど、ふたりでそこにいる間、癒しあったり、まったりしたい。


まだ見ぬ誰か、お互い全くいまは知らない同士で、どこかの街で同じように寂しさを抱えて生きてる、そんな素敵な女性と、未来で出会い、つながりたい。

それが、僕の、生きる夢なんです。」


静寂を破ったのは、ひとりの誰かの、拍手の音。
”化魔”はーーたとえ勇者とはいえ、地球人のwakaranさんにはーー届かないから、という配慮だったろう。
それでも、賛意と応援を伝えよう、という、その意志だったろう。

拍手を始めたのは誰か、蛇内じゃないかって?
やや!違う違う、そうじゃない。
皆が目で追った、その視線の先にはーー月美姫。



拍手の手を止め、彼女が口を開いた。


「わたしも、彼と、ほんとうに同じ思いです。

ずっと、『自分は何のために生まれたのか』って、思ってきました。

王家での勤めの傍ら、わたしが人間界に強い興味を持ち、
これまで……お母さんに酷い反抗を繰り返すだとか、プチ家出だとかタイミーでバイトだとか、マッチングアプリに登録したりトー横にさえ行ってみたり、いろいろやらかすとんでもない姫だってこと、歴代の秘書課の皆さんなら……、他の局員ラヴィッツもたぶん噂話で、うっすらぐらいはご存じのはずです。

司法試験に予備試験経由で合格していようが、通信過程で医師免許を取っていようが、宮大工や蔵元で修行を果たそうが、人の世で揉まれていなければ……人間関係で悩んだり、難儀して試行錯誤していろんなことを実際やってみていなければ、働いていることにはならないし、社会で生きていることにはならないかなって。

ずっと、思ってきました。

人の世で、仕事人として自分がどこまでできるか、一度は試してみたい。

世間知らずな、どうしようもないお嬢さん枠かもしれないけれど。
そこから認められて、そういう評価を覆すような感じに、働いてみたい。
王家のコネとかなしに、アルバイトからでも、始められたらいい。
その場を居場所と呼べるくらい、愛着を持ったり、してみたい。
そんな自分を、誇りに思って、いいじゃんわたしって自分を愛したい。

いまは、わたし、誰かと恋愛とかは、ちょっと要らないかなって。

だから、この結婚話も、毎日気が重くて、吐きそうで……。
実際、わたしも、wakaranさんが男性トイレにこもっている前後どこかで、女性トイレで吐いてたんです、……汚いこと言って、ごめんなさい」


俺は月王を見た。

月王は、泣いていた。
怒ってなどいない。うれしいのだ。
俺も、自分の目から涙が溢れて止まらないことに、遅ればせながら気づいた。

俺の息子は、俺に反発して、家を飛び出した。
今は、三陸沿岸の海辺の小さな町で、農作業や漁や牡蠣小屋を手伝ったり、スクールバスを運転して、自活して生きている。
先日、写真付きのハガキをもらった。
「こっちは元気でやってます」ってだけ、書かれていた。


……うれしかった。本当に。


子の幸せを祈らない親はいない。
で、それって、実の子はもちろんだけど、誰かの息子でも、あんまり変わらない。


それが幸せだ、って、そう思える道に……、
わからん状態でも、それでも行こうと言うなら。
願うなら。
夢見るなら。


それを止める親なんかでは、ありたくはない。


何を選んだって、難しい。
何もかも想定できるだなんて、とんだ勘違いだ、おこがましいことなんだ。
間違ってるとか正しいとか、親の尺度ではもう、わからない。


自分で「これだ」と信じて、探してくれるなら、それで十分じゃないか。



探す。
それが、もう、尊い。



”化魔”なんか使わなくても、月江さんもきっと思いは似たようなもののはず……。


俺も、拍手に加わる。


ひとり、またひとり。


拍手の音が、熱が。
wakaranさんと月美さんを、あたたかく包んでいく。



第三幕 竹林を抜けて(道は、どこかの街へつながってる)

「じゃあ、ごめん、わたしはここまでになっちゃうけど」、

人間界的に言うと、能蔦のづた公園ーー天空城のそびえる場所ーーと、鶴川駅の間の、竹藪の奥。
人だと、そうそう入ってこられないーーだから実際、この後竹藪を脱出するのにwakaranさんも俺も大変難儀したーー、城からつながる秘密の通路の、地上出口。


天空城主月見姫は……、いや、ただの月美さんは、俺らにそう言った。
……「俺ら」じゃないな、wakaranさんに向けて、彼女は言った。

「ありがと」

40分ほどの道中で、月見さんとwakaranさんは、
「姫君と勇者」
あるいは
「婿を娶る城主と花婿候補」
とは違う、
「普通の、28歳タメ同士で会話する仲」
を、獲得していた。

「月美さんも、この先、くるの?」

「もちろん!今すぐは難しいけど……」


(……そらそうよ)、

俺は、タイガース岡田前監督の口調を真似して、心でつぶやく。

・城代……、月美さん不在の間、天空城からの統治を誰に委ねるか。
(三度の餅より噂好きな月政府局員たち、今頃この話題でもちきりだろう。)
・月美さんに許される不在期間は。
・月美さんに察知されず地球上で護衛する方法、またその護衛チーム人選。
・地上におわす「八百万の神神」との連携強化。

など、月美さんが地上で暮らすなら、検討すべき大小の課題が多々ある。

けどそんなことをちらっとでも勘づかれようものなら

「はぁ?そういうのほんと、ほんっっっとイヤ!
あったまきた、いきなり家出して行方くらましてやんだから!」

と、現実としては不可能なことに本気で挑もうとしてくるので、めんどくさい。

俺は過去、「秘書課姫君お世話係長」だったことがあるから、よっく知ってる。
ヘソ曲げて家出とか、平気でしてくる月美さんなのだ。

(……まあ、でもよ。
考えようによっちゃ、もろもろ、良い方に行ったんじゃないだろかな。)

もともと、月美さんの今の心理状態のままでは、天空城主として全うすることは難しかったはずだ。
その危機意識の下、月王は俺を含む「枢要な人」らに、極秘で個別ミッションを与えたりが、あった。

俺は、彼女の希望を無碍に反対しない、叶える立場で、いろいろ模索していたけれど、今夜こうやって思わぬ、まったく予想外な方法で、突破口が開けたようにも思えている。

wakaranさんが月美さんの方を向き直し、言う。

「お元気で。お互い、恋する『生き方』に、いつも正しくいられるように」
「ん、だね!」
「……あの、月美さん、また」、
「やー、ごめんけど、期待しないで、いい女性ひと探しなね。
行けたとして、東京圏に住むかは未定。
中国の山沿いでパンダの飼育してるかもだし、南洋のどこかの島でサンゴ礁の保護にも興味があるし」、微笑みながら月美さんが言う。

「月を見たら、月美さんを思い出すことにするわ」
「ロマンチックぅ。そうね、『元気でやってんのかなー』って、ちょっと思ったり、しよ!」
「ツキンターレ!ツキンターレ!ツキンターレ!」
「なにそーれ!w」

第四幕 道の途中の飲み屋のテーブル

鶴川駅近くの「なまはげや」、ふらっと立ち寄ったけど最高にいい飲み屋


蛇内(以下、蛇)「wakaranさん、そろそろお勘定しよっか……」

wakaranさん(以下、w)「はあああァァァ〜〜〜〜っっっ???!!!何言っちゃってるんすか、夜はまだまだこれからじゃないっすか!そんなことより蛇内さん、俺、一個、すんげーやらかしちゃいましたよ」

蛇「……ど、どしたん?」

w「最悪ですよ。だって、あの状況だったら、絶対ぜったいゼッタイ月美さんのLINE、聞けたじゃないすか?なのに聞くの忘れちゃったんスよ〜〜〜〜〜」

蛇「wakaranさん、やっぱ、君はサイコーだわw 飲むか!」


この物語はフィクションです。実在のno+er(さん)にどれくらい関係があるかは、ご興味ある方はぜひぜひ、男女問わず交流してみてください\(^^)/

(wakaran2929さんが、この物語を生んだサッカー観戦の日の記事を書いてくださってますので、あわせてご覧ください✨)


エンドロールの音楽その1
トッド・ラングレン"Love of the Common Man"(普通の人の愛)

( 素晴らしい対訳は、SILVER SACKさんのブログから)

エンドロールの音楽その2
大滝詠一「恋するふたり」

春はいつでもときめきの夜明け
奏でるメロディ 恋の予感響かせ
Boy meets girl girl meets boy  青い空の下で
奇跡のように巡り合う

甘い君の囁きに忘れかけた淡い記憶色づいていく

虹の彼方に映し出す物語
映画みたいにステキな夢を見る

揺れて不意に触れた指先が
胸の鼓動隠し小さく震えてる

Boy meets girl girl meets boy  恋するふたり
誘われた心にさらわれてく季節

濡れた瞳見つめ唇に
愛の言葉乗せて静かに抱きしめる

燃える日差しが切なさを焦がし
重ねるハーモニー恋の余韻なびかせ
Boy meets girl girl meets boy  白い砂の上で
恋人たちは裸足の夏を待つ

君のまぶしい微笑みに
溢れ出した熱い気持ち溶け込んでいく

春はいつでもときめきの夜明け
奏でるメロディ 恋の予感響かせ
Boy meets girl girl meets boy  恋するふたり
誘われた心にさらわれてく季節

ダンドゥビドゥビ、……

大瀧詠一「恋するふたり」の歌詞を引用

架空インタビューのテイでの、物語の補足・解説記事①②も書いてみました。

(おしまい)

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山本蛇内 yamamotojanai スキとフォローくだされば(気に入ってくださるなら、でね)十分なのであります! いつか有料記事に挑戦しますので、その時までチップ取っといてください笑