「アンメット ある脳外科医の日記」第5話が好き・29 津幡師長の援護
あああ。アンメット。
また見て泣いてますよ。最近、家族ももう、「まだ見てる」とか言わなくなりました(笑)。
何でしょう、この癒し。
第5話の感想綴り中です。
前回28の感想は、ミヤビちゃん(杉咲花)が手術の術者を担当する予定のもやもや病患者・成海住職(三宅弘城)が右腕のしびれを訴えていると連絡を受け、駆けつけると、「読経をしてしまった」と答える成海さん。そして、「明日の手術よろしくお願いします」と丁寧に頭を下げる成海さんのお弟子・碧聴さん(大友律)の姿が……というところまででした。
屋上で七輪
さて、場面変わりまして……病院のお屋上です。
病院の屋上。
よく、病院ドラマに登場する屋上ですが、今の病院って、散歩用の庭仕様でもない限り、こういう感じの屋上に出ることはできないという話は、「ドラマないない」(こんな言葉ありません?💦💦)でよく聞きます。
前にも少し書いた気するんですが(#01の感想書き始めてからもう9か月も経っちゃっていろいろ記憶が危うい💦)、医療ドラマって、まんま院内だけ映していると白壁ばかりで画が単調になりがちだからと思うんですが、屋上から海が見えたりするようなロケーションが多いんですよね。びっくりするほど近代的できれいな病院だったり。
「アンメット」もご多分に漏れず、ロケーションにこだわって、病院ものとして不自然さのない範囲で、きれいな画を見せてくれます。
でも、この屋上は本当に普通の屋上だなあ。そこがいいです。
屋上の、ミヤビちゃんと、津幡師長(吉瀬美智子)。
………んんん!?
ミヤビちゃん。一気に口元から引き抜く手羽先の骨!
「んん!!おいしい~」と言ってるらしき、満足気な声も漏れる!(笑)
手羽先も「一口」ですかあ。ブレませんなあ!
食べ方もお上手!
隣にいる、津幡師長に向かっての笑みです。とにかく、食べてりゃ嬉しそうだなあもう。
と。映像が……これは炭火!?七輪!!?
んまあああああおいっしそうにこんがり焼けた手羽先が並びます。
いやもう、おいしくないわけがないっ!!
煙が出るから屋上でね。
職員だけが使えるんですかね、この屋上!
いいなあ、炭火焼!
……どーした?どこから来たのこの長方形の大きめ七輪!
「シンプルに塩で焼くのが一番ですよ」とつぶやく津幡師長が、パタパタとうちわで火を煽る!
え!津幡師長ご持参かしら!?
自家用車通勤とか??
怖い?
ふたりっきりの屋上です。
かつて、ミヤビちゃんが大泣きした屋上。(#01)
一人、日記を必死に繰った屋上のベンチ。(#02)
今日はふたりで。
さっき廊下でミヤビちゃんに目を留めていた津幡師長ですので、きっと津幡師長が話したいことがあって誘ったのでしょうが。
まさかの手羽先。
恐らく、昨日の分。
どんだけ練習してんですかミヤビちゃんっっ
みんなで「ミヤビちゃんの手術の練習済み手羽先」情報を共有して、その処理に当たってきただろう仲間たち。
ついに!七輪持ち込みですよ。←興奮しすぎ
さすがです、仲間思いの津幡師長。
最高の可愛い笑顔出ましたミヤビちゃん。
「ありがとうございます」嬉しそう。
津幡師長、ふと、団扇の煽る手を止めて……
……こわいぃ?
明日の手術。
なかなか言葉を発せられないミヤビちゃん、俯いて
「……すみません……」。
もぐもぐしながら。何で謝るのミヤビちゃん。
廊下で、碧聴さんから「お願いします」を言われていたミヤビちゃん。
師長はそれを見掛けたんですね。
そして感じたんだ、ミヤビちゃんの不安を。
津幡師長。あなたは凄い。さすが安全室長兼務。
あはは、現金な視聴者、#02#03あたりじゃ散々、「何この鬼」とか思っていたのに(笑)。
患者さんたちがあんなに毅然とされているのに。
「患者さん」。
この表現のリアル。
ミヤビちゃんにとってまだ、成海さんも碧聴さんも、津幡師長と名前で語り合う人じゃない……。
「わたしの患者さん、この人なんだ」段階のミヤビちゃんだから。
きっと、成海さんも、寄り添う碧聴さんのことも、日記にはイラストとともに書かれている。
それでも、今朝、初めて知ったばかり、初対面だものね……。
とても細やかな脚本の表現だと思います。
「さっき……」と話しかける津幡師長です。
成海さんの右手がしびれたでしょう?
あれどうしてだと思う…
ん?
私もそうだけど、ミヤビちゃんもドユコト?な表情です。
思い出すミヤビちゃん。今日の記憶には、何の問題もありません。
……碧聴さんに教えるためにぃ。
読経をしたから……
ですよね?合ってます?の表情。
いやいや、記憶力テストじゃないからっ
でもきっとちょっと、質問の意図がわからなくて不安よねえ。
……て 言ってたけどね。
もったいぶってる師長。
ていうか。言いたいことがあったんですね……。
お寺事情
津幡師長の回想です。
恐らく、成海さんの病室に入る津幡師長。
カーテンの引かれた奥から、声が聞こえてきます……成海さんの声。
来年には、本堂の修繕もあるし。
屋根も雨漏りがひどくなっとる。
お前も子どもが生まれたばかりで物入りだろう。
……護持会と協力して寄付を募っていかんとどうにもこうにもやっていけんからなあ……
もっともっと重要……(咳き込む)
穏やかに、丁寧に話す成海さんですが、内容は……何ともシビア。
お寺業って、いろんなことがありますよね。
ご本尊やお堂を守って行かなきゃならない。
檀家さんを大事にしなきゃだし。
住職が読経できないことは、死活問題に直結するのかもしれない……。
聞いている碧聴さんはパソコンを開いていますが、もしかして画面は収支表か何かかなあ……。
思わず立ち聞きになってしまった津幡師長、お取り込み中に気付いて、恐らく用は後にしようと思ったのでしょう、立ち去ろうとしますが……
もしや、診療費の請求書でも持って行こうとしたのかしらん……。
が、成海さんが咳き込んだのを聞いて戻ります。
碧聴さんの「成海さま、成海さま」連呼。
慌てているけれど、しっとり落ち着きも感じます。
師長、「だいじょうぶですかあ」と声を掛けてカーテンを開きます。
あ、これは過呼吸です。
右手を押さえて……
ベッドに掛かっている札に、「一宮幸三」と、本名が読めました。
津幡師長を見るなり
「あ先生呼んでください」と碧聴さん丁寧だけれど心は大慌て。
「大丈夫ですか、ゆっくり呼吸してください」と声を掛け、慌てず、ゆっくり様子を確認する師長です。
あなたが私に教えてくれたんですよ?
考えてみたら当たり前ですよね……
成海さんも。
碧聴さんも。
いつも立派にされてるけど。
そりゃーあいろんな現実と戦ってる。
不安やあ。
孤独も?
あるかもしれない。
だから。
あなたもぉ。
不安があって当然。
頷いて聞いていたミヤビちゃんの表情が、ぐっと真剣に。
誰だって不安はある。
どうしてもやり遂げたい。でも、やり遂げられるかは誰にもわからない。
不安は増す。
だけど、だからこそ、あなたの不安はあって当然、と言ってくれる人が、隣にいるのといないのとでは全然違うよね……。
大丈夫!
私たちはあ。
ちゃあんとわかってますから。
柔らかい津幡師長の表情だけで泣きそうになっちゃうよう……。
ちょっと、照れが入っているけれど、じっと励ますようにミヤビちゃんを見つめながら。
聞いているミヤビちゃんが険しい表情です。
そのきっと、複雑な胸の内……。
その不安に、師長はまたすぐに応じてくれる。寄り添ってくれる……。
だって。
あなたが私に教えてくれたんですよ?
考える顔……ああ、ミヤビちゃん。
脳内で、今朝読んだ日記を繰っていますか?
一緒に乗り越えたんですよね。
あなたがさらりと、一人ぽっちで全部を背負い込んでいた津幡師長に寄り添ったのです。
そして、津幡師長を変えました。
「オペ看」津幡師長復活、に繋がったのでした。(#03)
私に足りていないのは……
……あなたたちを信じることかもしれませんね
本当の安全というのは。
仲間を信じて。
力を合わせることから生まれると。
……私も学びました。
立ち並ぶ精悍なビル群と、静かで広い、屋上全景です。
碧聴さん
ところで。
当初私、成海さんと碧聴さんって恋人なのかな?って思って見てたんですよー。
それぐらい、大友律さんが色気たっぷりなの!
何でしょうねえ。
成海住職を思う愛が深すぎるのかしらん。
ぴったり付き添っているから、家族にも思えるんだけれど、何だかね、それ以上のものを感じますわん。
まあちょっと、男色はこの道の方々の専門分野、みたいなちょっとあいまいな雑学知識のせいかもしれません💦💦
でも、そういう性的な意味より、愛が深そう!!という感触ゆえですよ。
なので、そこにかつて育んだプラトニックな愛があるかも……なんて掘り下げるのはやめておきますわ(笑)やめるんかいっ
実際は、どういう?
息子??
とにかく、大友律さんって、こんなにしっとり色っぽかったっけ??と思っていた私です。

頼みがある。
場面切り替わり、さかさかと院内を歩く、どこか決然とした面持ちのミヤビちゃん。
角を曲がった時に見えた、「5階南病棟 カンファレンス 空室」のサインボード。
いつもミヤビちゃんたち脳外科が働いている病棟は5階なんですね。
病室の窓からの、空の見える景色が素敵なはずですね。
そのまま、ナースステーションに入るミヤビちゃんです。
何と言うか、颯爽としていて、立派なお医者様です。
#01でナースステーションにいた「看護助手」ミヤビちゃんを思い出すと、隔世の感さえあります。
あ。
ノウゲの病棟看護師、森ちゃん(山谷花純)だ!
ミヤビちゃんの親友。
PCをじっと見ています。予約確認とかそんな感じ?
時計は4時過ぎ。
「森ちゃん……」
親し気ではあるけれど、ちょっと、おずおずとのぞき込むように声を掛けるミヤビちゃんに対して、普通に振り向く森ちゃんです。
「ん?」
その森ちゃんに向かってミヤビちゃん。ほんのり笑顔に、照れを感じます。何て可愛いんでしょ、ミヤビちゃん。
………頼みがある。
親友・森ちゃんとの名場面は次回。

