優しさのつもりで、自分をすり減らしていた私|看護師が気づいた“境界線”の話〖自己紹介追記第3話〗
「なんかできることあったらやります」
気づけば、そんな言葉が口ぐせになっていました。
手が空くと、
忙しそうな人のところへ行ってこう声をかける。
忙しそうな人がいたら手伝う
困っている人がいたら助ける
自分がやった方が早いと思ったら引き受ける
それが“当たり前”でした。
それは、新人の頃にそう教わったという理由もある。
でも、その結果どうなったかというと
自分が一番しんどくなっていた
なぜ、わたしだけ一番動いてて、しんどい想いをしているのか。
仕事は増える
時間はなくなる
余裕はなくなる
それでも、
「自分がやればいい」
そう思っていました。
「優しいね」と言われても、嬉しくなかった
周りからは、
「優しいね」と言われることもありました。
でも、正直
全然うれしくなかった
なぜかというと、
無理をしてやっているだけだったから
本当はしんどい
本当は断りたい
本当は余裕がない
でも、
断ることが怖かった
嫌われるのが怖かった
役に立たない自分になるのが怖かった
だから、
“優しさ”という形で
自分を守っていたのかもしれません。
看護師という仕事だからこそ起きること
看護師という仕事は、
「目の前に困っている人がいる」
という状況が、日常的にあります。
だからこそ、
「やらない」という選択がしにくい
その先に、
「助けてほしい人がいる」
と分かっているから。
でも、
全部を自分で背負おうとすると、壊れる
これは、現場で何度も感じてきたことです。
境界線がなかった頃の私
あの頃の私は、
「どこまでが自分の仕事か」
が、わかっていませんでした。
本当は、
・これは他の人の役割
・これは任せていいこと
そう思っていても、
「でもやった方がいいよな」
で、全部引き受けてしまう。
そして、
しんどくなる → 余裕がなくなる → さらに悪循環
でも当時は、
それが“正しいこと”だと思っていたのです。
境界線を知って、見え方が変わった
変わり始めたのは、
「境界線」という考え方を知ってからでした。
境界線とは、
「自分と相手を分けること」
冷たいことでも、突き放すことでもなくて、
お互いを大切にするための線です。
例えば、
「これは私がやること」
「これは相手がやること」
これを分けるだけで、
無駄に抱え込まなくてよくなる
そして、
本当に大事なことに力を使えるようになる
優しさの正体
ここでやっと、私は気づきました。
本当の優しさは、「なんでもやること」ではない。
むしろ、
無理をしてやる優しさは、続かない
本当の優しさは、
自分を大切にしたうえで、相手を大切にすること
だから、
「できません」と言うことも優しさ
「任せる」ことも優しさ
「自分を守る」ことも優しさ
そう思えるようになってから、
私は少しずつ、
「頑張りすぎない働き方」
ができるようになりました。
それでも、揺れる日もある
正直、今でもキツくても
つい引き受けてしまうことはあります。
でも、
「あ、今無理してるな」
と気づけるようになりました。
そして、 少しずつ戻ってこれる。
これが大きな変化だと思っています。
最後に
もし今、
・断れない
・頼まれると全部引き受けてしまう
・気づいたら自分が一番しんどい
そんな状態なら、
それは“優しさ”ではなく、“無理”かもしれません。
あなたが壊れてしまったら、
誰も守れなくなる
だからまずは、
あなた自身を大切にしてください。
その上での優しさは、
ちゃんと、相手にも届きます。
大丈夫です。
優しさは、
減らさなくていい
使い方を変えるだけでいい
のです。
まとめ
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
・第1話:自己否定から自己信頼へ
・第2話:愛着と子育て
・第3話:優しさと境界線(今回の記事)
すべてに共通しているのは
「まず自分を整えること」
焦って何かを変えようとしなくても大丈夫です。
無理に頑張らなくても、何かを足さなくてもいい。
自分の心と体に目を向けて、
少しずつ整えていくことで、
これまでうまくいかなかったことや、
どこか噛み合わなかった現実が、
自然とほどけるように、動き出していきます。
変えようと力を入れなくても、
整っていくと、
人生は、あなたの望むような
いい方向へ流れていきます。
自己紹介が長くなりましたが・・・
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
良ければスキやコメントをいただけたらとても嬉しいです。
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