2025/04/17 心にそっと差し出された色 〜子どもからのラブレター〜
2025/04/17
朝5時過ぎ。窓の向こうの空が、少しずつ明るくなっていく。
この時期の朝の空気感は独特だ。冬の堅さが緩み、まだ夏の重さもなく、ただ澄んでいる。
春の空気を胸いっぱいに吸い込むと、なんだか新しい何かが始まりそうな気持ちになる。
空の色が、また少し透明になってきたような気がした。
思いがけない贈りもの
いろんなことがバタついて、少し遅くなってしまった。急いで次女の保育園のお迎えに向かう。
担任の先生と話しているうちに、さらに遅くなってしまった。それでも次女はニコニコしながら横で待っている。
「これみてほしい!」と、思わぬ形で受け取った一枚の絵。
それは、次女が「ママっぽい色を選んで塗ったよ」と渡してくれた作品だった。
その言葉に、胸の奥がじんわりと温かくなる。
マンダラの花の塗り絵にメッセージが添えてある。
やさしいピンクと黄緑、そしてグラデーションをつけたやわらかな茶色。中心には、黄色のまる。
まるで「まるい気持ち」を描いたみたいな一枚。
単純に、私の好きな色を覚えていてくれたのかもしれない。それでも、私を思って選んで取り組んでくれたことが嬉しい。
丁寧に縁取りした部分やグラデーションをつけている工夫の全部が彼女らしいなと思った。
言葉を超えた思い
何より、絵の上に書かれたことばが、まっすぐすぎて、少し涙が出そうだった。
「ままへ いつも まま ありがとう♡︎ だいすきよ」
まだ文字の形は整っていないけれど、その一文字一文字に込められた思いは確かに伝わってくる。
最後には笑顔の絵文字と、オリジナルのキャラクターも添えられていた。
きっと、私が最近、ちょっとだけ元気がなかったことを感じ取っていたのだろう。
そんなママを、少しでも守るような気持ちで描いてくれたのかなと思うと、胸がいっぱいになった。
見てくれている小さな目
子どもたちの表現は純粋だ。大人になると忘れがちだけれど、本当に伝えたいことは、時に言葉よりも色や形の方が正確に表せるのかもしれない。
子どもたちは、想像以上に周りのことを「見て」くれている。何も言わなくても、空気や表情から、なにかを感じ取ってくれている。
だからこそ、「ありがとう」や「だいじょうぶ?」が、何倍ものやさしさで届く。
大人になると、心を守るためにいろんな鎧を身につけてしまうけれど、こういう"まっすぐな思い"の前では、すべてがやさしく解けていく。
正解のない優しさ
私たち大人は、様々な「正解」の概念に縛られがちだ。「このやり方が正しい」「あの方法が間違っている」と、どこかで枠を設けてしまう。
でも、子どもたちにとっての世界はもっと自由で、可能性に満ちている。
子どもたちの目に映る世界は、私たち大人が思っている以上に豊かで多様なのかもしれない。
正直、今日はいろんな場面で、「これはどうなんだろう…」と感じることがあった。
私たち大人は、つい「正解」にこだわってしまうことがある。
子どもたちが自分なりの答えを見つけ出す過程を、時に遠回りに見えても、ただ見守ることの大切さ。
その「待つ」という姿勢が、実は最も難しく、同時に最も価値のあることなのかもしれない。
どんなに疲れていたとしても、心にまるい色を差し出してくれる娘がいる。それだけで、一日がふんわりとやわらかくなる気がするから。
あなたは最近、どんな「やさしさ」を受け取りましたか?
言葉にできない感情も、上手に伝えられなかった出来事も、すべてがあっていいと思えるような、そんな春の空が、今日は広がっていました。
\ やさしさを受け取った日の記録 /
▶︎ 「行かない」を選んだ、あの日のやさしさ。
▶︎ 子どもたちの“今の立ち位置”がまぶしかった。
▶︎ 「ありがとう」と「おつかれさま」を交わせた日。
今日の気づきが、あなたの気持ちを少しでも心地よいものにできていたら嬉しいです。無理なく、少しずつ。また明日も、小さな幸せを見つけていきましょう。では、また!
いいなと思ったら応援しよう!
今日の気づきが、あなたの心にもそっと寄り添えたなら嬉しいです。いただいたサポートは、これからの言葉の種として、大切に大切に育てていきます。