2025/05/22 雨音とバランスをとる気持ち〜ちゃんと伝わっていると信じて〜
2025/05/22
朝、静かに窓を打つ雨の音で目が覚めた。
細かい粒が、時折リズムを変えながら、カーテン越しにじっとりとした湿気を運んでくる。
気温はそれほど高くはないのだけれど、湿度が高くて、肌にまとわりつく感じがある。
少しだけ窓を開けて、外の空気を入れる。
体がまだ目覚めきらない中で、アイスコーヒーの存在をふと思い出す。そろそろ冷蔵庫のスペースを空けて、夏の常備品に仲間入りさせなきゃな、なんて考える。
温かい飲み物をやめるわけじゃないけれど、キリッと冷たい飲みものを口にしたくなる、そんな朝。
季節の変わり目は、気温よりも空気の重さや朝の気配で、先に気づかされることが多い。
「やらなきゃ」の呪い
お弁当箱には、先日少し多めに揚げて冷凍しておいた唐揚げを詰めた。きんぴら、ほうれん草のおひたし、卵焼き、トマト。定番ばかりだけれど、“私の中の安心”な副菜たちが詰まっている。
すぐに詰められて楽ちんな上に、ちゃんとそれなりに見えるから助かる。
全てをきちんと手作りする必要はないのだ。
随分と成長したなと思う。全部完璧にやっていないと、大切に思ってないと思われるんじゃないか、そんな風に不安に思っていた時期がある。
家事も、仕事も、お弁当も、子育ても。
手を抜いたら負けるみたいで、それがどこか罪悪感につながっていた時期。
卵焼きを焼きながら泣くくらい、苦しかった。
でも全部やらなくても、大切にしていることって、ちゃんと伝わっている!
むしろ「大事にしたいと思ってること」に、ちゃんと手をかけていれば、他のことは誰かに任せる勇気を持ってかまわないのだと思う。
積み重ねたことは、ちゃんと見えている
夕方、長女がふいに話してくれた。
「(仲良しのお友達が)お休みだったから、今日ホウセンカの水やり、代わりにやったんだよ」
サラッと話していたけれど、私は思わず「優しいのね」と声に出した。誰かがやっていないことを見つけて、それをさりげなく補う。
それって大人でも、なかなかできることじゃない。
別に誰かに頼まれたわけでも、目立つことでもない。でも、そういうことを自然にできるようになっていたんだなぁと思ったら、私の中にふっと静かな誇らしさが芽生えた。
子どもって、ちゃんと見ているし、ちゃんと受け取っている。
こういう姿が、本人も気づかないうちに、きっと誰かを温かい気持ちにしているんだろうなと思う。
気持ちの“緩和”という選択肢
夕飯は、メンチカツにした。
揚げるだけの半調理品だけど、揚げたてを「熱い!でもおいしい!」と頬張る娘たちを見れたから花丸。
揚げたてのサクッという音と、じんわり広がる肉のうまみ。娘たちの口の同じ位置についたソースが、ふっと力を抜いてくれる。
長女がお友達の分まで水やりをしてくれたように、私も誰かの「できない」を自然にフォローしているし、きっと誰かが私の「できない」をそっと支えてくれている。
それに感謝して「私がやらなきゃ」と思っていたことを「任せても大丈夫」に変えてみる。
それは、怠けることじゃなくて、自分にも相手にも、ちょうどいいバランスを探すこと。
それは決して無責任になることではなく、周りの人たちへの信頼と、自分自身への優しさを持つということなのかもしれない。
何事もバランスが大事
できなかったことばかりに目を向けてしまいがち。
でも、完璧なお弁当を作らなくても、愛情は詰まっている。手の込んだ夕食ができなくても、子どもとの穏やかな時間は確実に積み重なっている。
そんな風にして、今日も家族の一日が終わった。
雨に始まり、湿気とともに過ごし、夕方には晴れ間も少し見えた。
気温も湿度も、不快に思えばいくらでも不快だけど、
“バランスをとる”ということは、そういう不快や違和感とうまく付き合っていくことかもしれない。
全部が快適で、全部が満足いくことなんて、たぶんないから。
だからこそ、今日みたいなちょっとモヤっとしつつも、やさしさに触れた日を、大事に残しておきたい。
小さな行動だけれど、見逃したくない優しさ。
私たちは、目立たない選択をするときこそ、じつは一番その人らしさが出ているのかもしれない。
あなたは今日、どんな「優しさ」を目にしましたか?
責任感を少し手放したとき、案外うまく回っていくこともある。
そこには、きっとあなたが日々積み重ねてきた信頼や思いやりが、ちゃんと息づいていると思う。
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最後まで読んでくださって、ありがとうございました♪
気持ちが整えば自然とうまく回ることもある。
大切にしていることは、完璧でなくても、ちゃんと伝わっているのですから。
ちょっと肩の力を抜いて、今日を一緒に楽しんで生きましょう。では、また!
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