【私の仕事】「なあなあ」という言葉について、使用時期と効果の違い【人事の仕事/高校野球・人事労務的視点】
※2025年8月27日追記あり。
夏の風物詩となっている「高校野球・夏の甲子園大会」ですが、第107回・2025年大会は大変な大炎上となりました。
私の周りには、野球どころかスポーツ全般に興味の無い方もいらっしゃるのですが、そのような方でも知っているような、野球というスポーツに収まりきらない大問題になりました。
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広島県代表・広陵高校の野球部で発生していた、ある部員へのいじめ(=暴行・傷害)などが原因になっています。
そして、いじめられた部員の保護者やSNSを中心に、問題が全く解決していない・それどころか解決するつもりも無いのではないか、という見方がされて大炎上している、という流れです。
大炎上については様々な理由がありますが、その原因の一つとして、高野連や広陵高校野球部・広陵高校の対応がなあなあに見えた、というところにあると思います。
初期段階できちんと処罰していれば、また今回の甲子園を辞退していれば、ここまでの大炎上にはならなかったと思います。
そして、今回の件で「なあなあにする」という言葉・態度は、良い意味で使われていません。
それも当たり前で、「なあなあにする」こととは、
問題が起こる前・起こりそうなときには(=問題の予防)、役に立つ・有用な方法。
問題が起こった後(=事後処理)については、問題解決のためには全く役立たない。
ものだからです。
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皆さんも、仕事で・プライベートで・学校でなど、多くの場所で「集団生活」を送っていると思います。
そうすると、人それぞれで全く考え方や行動が違う、それをまとめるのは大変だということも実感していると思います。
ですので、集団生活については、様々なことを杓子定規に決めることなく、なあなあで行うことが、問題を発生させないためには重要であることを理解して頂けると思います。
しかし、今回のように、一度問題が起こってしまっては、なあなあにすることで当事者双方が納得出来る結末に到着することはありません。
それは、なあなあというのは「両方の言い分を良い割合でまとめる」ということだからです。
問題が発生してしまうと、すでにその状況は過ぎてしまっているのですから、なあなあにすると、必ず、どちらかが大きな不満を持ってしまう結末になってしまうことは仕方ありません。
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前述した「野球どころかスポーツ全般に興味の無い方」は、既婚で息子さんがいらっしゃいます。
その息子さんは現在小学生なのですが、そろそろスポーツをしたいと言っているそうで、どのスポーツが良いか色々調べたそうです。
そして、(本人曰く凝り性なところもあるため)今回の件だけでなく、ここ10年前くらいからの高校野球の不祥事についても調べたようです。
その結果として、その方は、
「本人が望まない限り、スポーツ全般はやらせたくないし、特に・絶対に野球はやらせない」
という結論に辿り着いたということを話してくれました。
そこまで極端すぎる結末にならなくてもと思いますが…
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近年、野球の人気低下が叫ばれていますが、今回の「高校野球・広陵高校の件」のようなことが問題の根幹になっているのではないでしょうか。
私も、学生に対して「野球をやった方が良いよ!」と声掛けするのは躊躇してしまうほどの不祥事の多さですからね…
野球組織としては、学生への球技面での普及だけでなく、こういった問題点の解消も平行して行う必要があります。
そして、他のスポーツ・学校も今回の「高校野球・広陵高校の件」を他山の石とせず、自らの組織について点検することが重要です。
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※2025年8月25日追記。
21日に行われた準決勝・山梨学院の試合で、沖縄尚学側のアルプススタンドで応援していた
『チョンダラー』が高野連から“顔のペイントや民族衣装は控えるよう”注意を受けた
ことで、大一番の決勝戦では『チョンダラー』の姿はなかったとのこと。
『チョンダラー』はエイサーという念仏踊りの演者で、沖縄の伝統芸能のひとつです。
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広陵高校の件といい、高野連の対応がよく分からないですね…
地域色がない甲子園なんて、楽しさが激減すると思うのですが…
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今回の画像は【今宵】さんからお借りしました。ありがとうございます。
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