【私の仕事】最低賃金引き上げとゾンビ企業の存在、経営者リテラシーの向上も必要。【人事の仕事/社長の仕事】
今年度の「最低賃金」は、過去最大の上げ幅となる63円の引き上げとなり、現在の全国平均1055円から1118円にアップし、すべての都道府県で最低賃金が1000円を超えることになる。
というニュースを読みました。
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私の仕事は、東北地方の中小企業さんが多いため、訪問先での話題は今回の最低賃金についての話でもちきりでした。
やはり、どの社長さんも「全国で最低賃金が1000円を超える」ということは、かなりのインパクトがありました。
※ここからは、「老害」と言われても仕方のない話しなのですが、訪問先での雑談で、『社長や私の年代からすると、「時給1000円」というバイトは中々無かったですよね~』というネタは鉄板ですw
このようにネタとしては有効なのですが、今の状況を嘆くだけでは会社運営に支障が出てしまいますので、将来を見据えた話をしますと、
これからの会社(中小企業)の社長は、
いかに売り上げを上げるか
という役割になります。
今までは、経費削減などを行うことでも会社は成り立っていましたが、ここまで「人件費」や「材料費」などの高騰が続くと、ただ単に経費削減をするだけでは追いつきません。
売上を伸ばし、
さらに利益も増やす
ということが出来る社長が、これからの会社には必要になりますし、そういった会社が生き残ることは間違いないです。
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そして、社長が上記のように変わる必要があるのと同様に、従業員にも変化が必要です。
それは、
定時に帰るだけでなく、場合によっては長時間働くことも出来る
そんな融通の利く・臨機応変な・会社員のニーズが高まることは間違いないです。
本日も、ある中小建設業を訪問し、役員の方々と色々話したのですが、
現状は、人手が欲しい際は業務委託の形で知り合いの会社から人を借り入れる
という状況だが、
本来であれば、20~30代に3~4人直接雇用したい
という話しでした。
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以前から記事にしていますように、今は、ちゃんとした従業員がいれば売り上げを伸ばしやすい状況とも言えます。
ですが、人を増やした際の問題点が大きなものであるため、中々従業員数を増やすことが出来ないという側面があります。
私としても、直接雇用した場合のリスクが高いところがある、ということを中心に話をすることしか出来ません。
そして、リスクを減らすためにどのように会社運営をしていくのか(人事労務視点)をアドバイスし、実践していくことが社労士の役割です。
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さらに、このニュースでは大変面白い内容もかかれていまして、
「実質的に倒産状態だが営業を継続している」「債務不履行状態が続いている」というゾンビ企業が、全国に22.8万社存在、ゾンビ率は15.5%(2024年11月末時点)とされている。
ということでした。
ゾンビ企業というのは色々なところで存在を聞いてはいましたが、ここまでの数字だとは知りませんでした。
またニュース内では、「中小企業の支援内容(補助金や助成金)は、申請が大変で審査も厳しい」とありますが、はっきり言うと、「多くの支援内容はもともと中小企業には必要でない内容」であるとも言えます。
中小企業に、ものづくり支援やIT補助金なんていらないです…
唯一中小企業向けに使える助成金である(申請し易い・実情に合っている)キャリアアップ助成金ですら、改悪しています(条件によって受給金額が40万円に減少…)ので、中小企業にとっては冬の時代です。
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他にもニュース内容には良いことが書かれていまして、
「経営者には、もっと経営者になってほしい。欧米だったら“自分で取りに行け”で、良い仕入れ先を向こうから教えてくれることなんかない。でも、日本はここまで支援したことで、なんなら“もらって当たり前”の企業も出てきている」と苦言を呈した。
これは間違いないことです。
十年ほど前に出会った、中小企業の社長がこのような態度でしたが、当然のように倒産しておりました。
また、個人事業主(士業)の方で、
資格を取れば食っていける
と思っている方と考え方は同じです。
中小企業として生き残る・フリーランスとして一人でやっていく、ような場合には、自ら動いて仕事やお金を獲りに行かなくてはいけません。
現在は、様々な業種・分野で過渡期にあります。
その時代に合った行動を起こさなくてはいけません。
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今回の画像は【ちびひめ】さんからお借りしました。ありがとうございます。
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