【私の仕事】「業務を兼務する」ことのメリット・デメリット【人事の仕事】
企業内での「部署やポジションの兼務」には、メリット・デメリットが混在している。
というニュースを読みました。
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多くの企業で慢性的な人手不足状態にある現在、それを解消する一つの手が「部署やポジションの兼務」といえます。
従業員が自身の業務のみに専念出来る状況にある方は、そう多くありません。
私が担当しているような中小企業(従業員数10~100人程度)さんでも、既に多くの方が兼務しています。
そして、部署やポジションの兼務は、企業側にも従業員側にもメリット・デメリットの両方が発生しますので、私の担当企業の実例などを挙げながら、実際のところをまとめたいと思います。
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「企業側」メリット1 人手不足の緩和
「部署やポジションの兼務」を行うことによる、もっとも直接的で分かり易く効果を得られ・実感出来るものです。
今まで「一つの業務に一人の従業員が対応」していたものを、「複数の業務に一人の従業員が対応」するのですから、人手不足が解消するということが分かり易いと思います。
さらに、単純に「新入社員を雇用」した場合には、当然「新入社員教育を行うための労力と資金」がかかるため、それらのコストが小さいという面のメリットもあります。
「企業側」メリット2 熟練従業員の確保
熟練従業員はどの企業でも大事に考えているのは当たり前ですが、新入社員の次に退職し易いのが熟練従業員とも言われています。
その原因の一つとして「自身の就業環境への不満」があります。
同じ業務を続けていると、「業務の熟練度アップに対する喜び」が初めは発生しますが、その後「業務への飽き」が発生してしまうことは避けられません。
それを避けるために、兼業として「他の業務(管理職業務含む)」を経験させることがプラスに働きます。
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「従業員側」メリット 能力を深く・広く身につけることが出来る
昔から言われている「スペシャリストではなく、ゼネラリストの能力」を身につけることが出来ます。
「スペシャリストとして、専門性のある特定の業務能力を深化させる」のではなく、「幅広い分野を経験し、自身の業務遂行能力だけでなく全体を管理する能力を身につける」ためには、「部署やポジションの兼務」はうってつけです。
スペシャリストになりたいか・ゼネラリストになりたいかは、従業員本人の考えによって全く違いますが、従業員の業務へのモチベーションアップにつながるのですから、積極的に行う企業が増加していることも納得です。
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デメリットについては、企業側・労働者側共通のものになります。
「共通」デメリット1 業務内容・責任があいまいになる
兼務するということは、ある業務に対して複数人が絡みつつ行うということになります。
そうすると、企業側が求めていた業務を、労働者が行わない・自分の業務と思っていなかった、という状況になりがちです。
また、労働者としても、本来でしたら良くないことですが、自分の好みの業務に力を入れがちになってしまうということはよくあります。
これらを防ぐため、企業側として「はっきりとした業務内容と責任の所在」を伝える必要があります。
「共通」デメリット2 就業環境(特に肉体面)の負担と管理が難しい
「部署やポジションの兼務」をするとなると、どうしても、対象労働者の業務量・内容が多くなりがちです。
ですので、労働者に対し「業務を減らす」ということも必要になります。
そして、労働時間や賃金などの労働条件の見直しなども必要です。
労働者の不平・不満が高まらないマネジメントを行わなくてはいけません。
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人手不足問題ということで、「部署やポジションの兼務」が日の目を浴びていますが、上手く使いこなすことが出来れば、企業側・労働者側とも大きなメリットがある働き方です。
企業の現状・労働者の性質などを考慮に入れ、自社に適した形で進めて欲しいと思います。
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今回の画像は【なな @ 有料note × Kindle作家 × Canva の専門家】さんからお借りしました。ありがとうございます。
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