【私の仕事】20代と50代で「意識の格差」が生まれる理由とは【人事の仕事/ハラスメント対策】
「メモ取らなくて大丈夫?」をハラスメントと感じる若者たち。
というニュースを読みました。
ーー
今回の記事は、若手社労士へのインタビューと言う形での記事なので、内容もズレたものでなく納得出来る所も多いのですが、以下の二つについては「まさにその通り!」と思う内容でした。
1.年代ごとに、当たり前のこと(冗談のこと)の認識が変化している。
「メモを取らなくて良いの?」
このようなセリフ、私のようなおじさんならばいつでも・どこでも・誰とでも・よく聞いた、あまりにも当たり前のセリフです。
教える側としては、「(自分の仕事もあるので)なるべく一回で覚えてもらうためには有効な手段(メモを取る)」をして欲しいので、上記セリフを言う。
教わる側としては、「(教える方の邪魔をしない為にも)なるべく手間をかけさせないために、言われたことをいつ・どこでも見られる手段(メモを取る)」ことが必要なので、教える側からの適切な指導の一つ。
というように、以前であれば当然の話でした。
しかし、今は、上記セリフについてハラスメントと感じる若者が数%存在しているそうです。
仕事のやり方は自分で決めるものだから、わざわざ人に言われたくない。ということなんですかね…
ただ、メモを取ることは業務を遂行する上で必要なアドバイスであるため、「物凄く強制」しない限り、ハラスメント認定はされないと思います。
ー
2.年代ごとに、会社に求める役割が違っている。
「企業とは家族のようなもの」であり、上司と家族のような付き合い方をしなくてはいけない。
この考え方は、まさに昭和を象徴する事象でありました。
長時間会社にいることが当たり前。
昼食をとるのも・休憩をとるもの一緒なのが当たり前。
終業後には、呑み会をするのも当たり前。
上司からお見合いをすすめられることも当たり前。
など、多くのことが当たり前だった昭和でしたら上記のことは当たり前なのですが、上記の四つ、全てが今の時代には合っていません。
ですから、この件については、20代・50代のどちらの意見が良いというわけではなく、考え方の違いであり「ハラスメントに分類されてしまう可能性があるので気をつける」必要があります。
(求人票に「アットホームな職場です!」と書いてある会社はいかないほうが良い、何て言われていた時代もありました)
ー
ハラスメントの話をすると、以前記事にもしましたように、
① 当事者の片方からの一方的なものでないこと。
② 相手のためになっていること。
ということが一つの目安になっています。
ー
上記のようにまとめると、
「色々めんどうそうだから、法律に関わらないような部分までしか指導をしない」
と考えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、そうすると、部下に対して適切な指導が出来ない・ほったらかしになってしまいます。
あまりにもよそよそしく扱うと、それはそれで「この会社では成長が見込めない」と考え、退職してしまうという現象にも繋がってしまいますので、常に考えながら対応しなくてはいけません。
ですので、社労士目線で経営者側に伝えることとしては、
以前よりも管理職の行わなければならない業務(物理的・心理的)は増加しているので、それに見合った報酬を与えなければならない
ということです。
給与でも労働条件の優遇でも何でも良いので、管理職になって報われている、と感じられるようにしなくては、管理職になりたい人は誰もいなくなり、会社運営に悪い影響を与えることは間違いないです。
今回の記事の主語は「管理職とその部下」でしたが、「社長と管理職」を主語にした考えも必要になります。
☆他の人事労務関連記事☆
今回の画像は【動物法人どうぶつアニマル】さんからお借りしました。ありがとうございます。
いいなと思ったら応援しよう!
読んだ方に、何かしらのプラスを届けることをいつも考えています。少しでも「読んで良かった」と思われる記事を書きます!