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【私の仕事】AIに職業紹介させてみたが、職員の7割が「内容に妥当性が無い」と評価【採用の仕事/ハローワーク】


厚生労働省が、ハローワークで行った「AI(人工知能)が求職者の適性に合った仕事を提案する実証実験」の結果を公表した。


というニュースを読みました。

参加した職員の約7割がAIからの提案を「妥当ではない」と評価するなど精度に課題があった。そして、今回使用したAIに対しては「過去三年分の求職と求人のデータ」を学習させたそうですが、次に行なう実験ではデータの内容を見直すとのことです。


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ニュースによると、AIの利用状況については「求職者への助言時の参考」というように、職員の通常業務のサポートで使用しているようでしたが、それでもこれだけの問題点が表れているのですから、まだまだ実用的では無いと思います。

基本的に、AIを官公庁職員の業務に利用することは良いと思います。

しかし、求人業務については、

・求職者が何を会社側に希望しているのか

について読み取ることが必要です。

そして、

・会社側がどのような人材を欲しているのか

を求人票から読み取ることも必要ですし、こういったことについては、ハローワークの職員ですら正確に把握することは不可能に近いです。

ハローワークを利用したことがある方でしたらおわかりでしょうが、こういったことについては、実際に求人票などに記載されている条件もあいまいなままでしょうから、恐らくですが、

AI側に大きな問題点があるわけではない(=優秀なAIでも適切な提案を出来るかは難しいところである)

と私は思います。


そして、AIが求人業務を行うさらに難しい所は、

求職者側に本音と建前が存在することがほとんど

というところです。

どういうことかといいますと、求職者側には

どのぐらい求人に対して積極的なのか
(すぐに働きたいのか、少し時間が空いても条件を選びたいのか)

何の優先順位が高いのか
(優先順位が高いものが一致しているのであれば、他の条件には目をつぶるのか)

など、曖昧なものが多く秘められているということです。


そして、今回の実証実験に当てはまる方がいたかどうかは分かりませんが、ハローワークでの求人では「失業手当(基本手当)受給のために、本来は働きたくないのに、働きたいという意思を表す」という方がいらっしゃるところも問題点の一つということは理解する必要があります。

失業中に受給することが出来る失業手当の受給のためには、
対象者に「再就職の意思がある」という要件があるので、
そのために「求職活動」をしなくてはいけないという側面があります。

そういった求職者に会ったとしても(言葉は悪いですが)時間の無駄だから、本当だったら面接もしたくないんだよね…
と、私の多くの顧問先から愚痴のような・本音をよく聴きます・・・

またこのような実証実験を行うということですので、本格採用にはもう少し時間がかかりそうです。



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