【私の仕事】保育所を運営する大手企業が採用の際に差別をするルールを規定【人事の仕事/採用の仕事】
全国で、病院内や事業所内の保育所約300カ所を運営する大手企業「キッズコーポレーション」(宇都宮市)が、男性や妊娠中の女性などを対象に「断れるポイントを探し、断る」と差別的なルールを内部で定めていた
というニュースを読みました。
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このニュースを見た際に、私は、
ああ、やっぱりな。(今までは表に出なかっただけだろうな)
と思ってしまいました。
現在、日本の多くの業種で人手不足が慢性化しています。
そして多くの会社が、様々な働き方・労働条件・採用方法などを採用し、少しでも人手不足が解消するよう努力しています。
当然ですが、保育業界でも人手不足状態です。
むしろ、他の業種よりも厳しい状況です。
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しかし、
・ 男性保育士は、女児への強制わいせつなどでニュースになることが多く、保護者(ご家族)に良いイメージがありませんし、
・ 妊娠中の女性は、いつ「職場復帰出来るかどうか」など、不安定な雇用形態になりがち(=シフトが乱れる)なので企業的にプラスにならない、
といったことで、「男性」「妊娠中の女性」を断るというルールが定められたのでしょう。
もしかすると今回の件について、読者のみなさんが会社側視点でニュースを読んだ際には、
「会社自身が自己防衛するのは当たり前だから、同じようにするかもしれないな」
と思うかもしれません。
しかし、カネは天下の周りモノということわざもありますが、世の中というのは一つの視点で物事を進めると、多くの場合、まわりまわって自身にデメリットが発生してしまうものです。
しかも、今回のように業界大手企業が行うような行為ではありません。(小さい企業であれば行って良いということではありません、あしからず)
例えばですが、
・ 男性保育士であれば、女性保育士が出来ないような、身体的メリットを生かした保育方法などが出来ますし、
・ 妊娠中の女性であれば、出産後には自身のお子さんの存在が、業務にも良い方向で反映することが多いでしょう。
ですので、人事労務的にも(わざわざ人手不足状態を継続させる)、会社運営的にも(メリットのある従業員を雇用しない)、今回の件は悪手であると言えます。
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しかし、短期的には、男性保育士や妊娠中の女性を雇用した場合にデメリットが発生してしまうこともあるでしょう。
ですので、人事労務的には、全体的に(関わる方全員に)メリットを享受出来ることが起こるようにデザインしなければなりません。
ですので、以前記事にしました
のような仕組み作りを推進する必要があります。
※厚生労働省は、このような「採用での差別」を行わないため・啓発サイトを運用しています。
厚生労働省「公正採用選考特設サイト・公正な採用選考を目指して」
には、資料だけでなく動画やマンガでも確認出来るようになっていますので、人事労務関連業務に携わる方々は、お時間あるときに上記サイトをご確認して頂ければと思います。(ネットで簡単に見つけることが出来ます)
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今回の画像は【写真は呼吸 <こさいたろ>】さんからお借りしました。ありがとうございます。
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