そういえば「香辛料」にも「香」の文字が入っていたとあらためて気づいた
(2025.7.7.追記)

はじめに
先日来、香りに注目している。その理由は、「鉄は熱いうちに打て」と大学1年生たちに化学や生物など専攻する学問分野、それから大学の雰囲気に慣れ親しんでもらう意図のある企画をお手伝いしているため。
大学でのこれからの数年間はどこで役立っているかも知れぬ基礎分野を延々と触れることになる。意欲の灯火をともしつづけてもらえるようにしたい。
まずは身近で役に立つ身のまわりのものを素材としたい。それは何も最先端のとくべつなものでなく、連綿と長い年月にわたりさまざまな効果を期待され利用されてきた物質は多い。それぞれ取捨選択されてきただけに理にかなうものばかり。なかでも香りを放つ物質は身のまわりに数々ある。さて今日はどんな香りがあるか、まわりを見渡すと…。
きょうはそんな話。
香辛料とは
今週はより身近なものを使おうかと部屋をひととおり見わたす。あっけなくしかもいくつかまとめて見つかる。台所にあるじゃないか。それは香辛料。
市販の小びんで数種類。きょうはそれらを説明に使おう。それにしてもさまざまあるもの。わが家だけでもいくつかあるし、手づくりのものすら利用中。それは月桂樹の葉。ローリエと称するほうがわかりやすいかもしれない。たしかにほかの市販の小瓶サイズならば数枚そんな葉が入っている。
ひとつひとつが
それぞれの小びんを手にとり、ふたをあけて匂いをかぐ。それぞれ奥深く独特。単独の物質や数種の混合物ではとても表しきれない複雑に混ざりあう香り。
これが渾然一体となり料理をひきたて風味ゆたかにおいしくしてくれる。上のタイトル写真にあげた数種だけでもけっこうカレーの香りに近いぐらいの風味づけができる。とくに加熱するとふんわりしっかり匂いたつ。
何種類ぐらいの物質
植物のさまざまな部位をその原料とする。それらをそれほど加工せず、乾燥させこまかくすりつぶしこうして小びんに入れられる。多くはそんな形状。
何がふくまれているかなど数え上げていくだけでもたいへん。おそらくいまの分析の技術ならば数十、あるいは数百種類の物質がそこに見いだせるだろう。
くらしのなかで
香辛料の香りはどれもほっとする。口にできる安心感もあり好みにより使う量を選べ、使いかたもさまざま。この料理に使ってみようとたまにアレンジを楽しめる。種類が多いのでその組み合わせや利用法は数かぎりない。
それだけ奥が深い。ほんの5,6種しか持ち合わせないが、以前農業をしていた頃はハーブ類で20種ほどはつくったかも。それらもさまざま料理に活かしてきた。つくりやすいものもあれば気難しいものもあった。
おわりに
さて、この香辛料を素材にしてなにを学ぼうか。着手点はいろいろありそう。まずは原産地などから調べてもらおうか。その入手の目的も知ると興味深い。一部は歴史として広範で幅広い知識になる。
それぞれにどんなものによく使われるか。そして主要な成分など。せっかく化学の素養をこれから身につけようとしている学生さんたち。専攻や分野にとらわれず幅広く身近なところから学びをひろげてもらえればと思う。
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