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かんきつの終わりかけの今ごろは以前ならばどんなくだものを口にしていたのか


はじめに


 地元産のかんきつは晩柑をさいごにまもなく終わる。販売所などもおそらくもっと北のほうからはこばれてきたものがちらほらあるぐらい。スーパーでは海外産のオレンジやグレープフルーツなど。わたしの買えるのは廉価なセール、処分品の甘夏ぐらい。

いちごは旬をこえてもうしばらくでおわり。ことしは高くて手がでなかった。食べきれないほどくだものをやさいとともにつくり、販売所で売っていたのがうそのよう。水蜜桃は車での輸送もよりていねいに、販売所では特別あつかいで、保冷ケースにいれてもらえた。

一転して買う立場になりいずれも入手がむずかしい嗜好品にみえる。当時のおなじ時期にどんなくだものを口にしていたかなかなか思い出せない。

きょうはそんな話。

バナナ以外は


 年中見るくだものの代表はバナナ。海外産が大部分で価格は安定している。やむなく輸入物を購入し毎日たべている。もしもこのくだものがないとしたら⋯。厚生労働省では果物の毎日の摂取量を2倍に増やそうと案内している。

厚労省資料(https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/dl/s0326-10l-008.pdf)より一部を引用


それは栄養素として納得できるが、とはいえ価格がそれに見合わない。果物は上述のバナナを除けばほぼ嗜好品としてのあつかいのようでどれも高価。売る立場だったわたしもびっくりするほど。それでも農家の方々への報酬がじゅうぶんなのか逆に心配になる。

一転して買う立場になり、地元産の旬の商品のセール品が処分品にまわりようやく購入できるぐらい。「ない袖は振れず。」これがわたしの実態。もっとはたらいて稼げよとどこからか聞こえてきそうだが、これ以上は体力的に難しい。もっとくふうを重ねてすこしでも収入を増やす努力はつづけたいが⋯。

さて、つぎは


 かんきつの出番が終わろうとして、つづくいちごは超高値の初物の時期からようやく旬をむかえてすこしだけ価格はおちつき高止まり。例年とくらべるとやはり3割以上高い。やっぱり手が出ない。なかなかセール品は見当たらず、処分品コーナーでもなかなか見ない。

先日ふだん通いの店でようやくみつけて半額処分品を購入したが、いくら野菜・果物の保蔵経験があるわたしでも2日間でもう無理なほど傷みがすすんでいた。栽培するとよくわかるが、熟れたものから摘み取って順番に食べるのが理想。収穫後は冷蔵でも傷みがすすみ日持ちしない。新鮮なものならば冷凍できるが、なかなか手にはいらないのでそれもできない。

そのあとは


 いちごのあとは何を口にしていたか思い出せない。毎年のことなのに。くだものをつくっていた頃ならば5月以降といえばびわ、もも、すももなど。やさいのあつかいでは瓜やメロンだった。びわはちょっと油断すると虫や鳥に食べられ、葉に病気などが生じる。販売するならばももと同様に袋がけ。

こうして手間をかけるのでいずれも高価なのはやむをえないかも。作る立場を経験すると、それなりに手間をかけてつくられる。となるといったいふだんづかいのくだものとしてなにを食べればよいか思いあたらない。例年何を食べていたのか。

おわりに


 昨年、一昨年の家計簿などで思いあたるのはやっぱり処分品コーナー。そこそこ日持ちさせるのに自信のあるものを購入した形跡をみつけた。

となるとことしもそんな処分品をじゅうぶん出してくれる店に立ち寄るしかない。この時期はいわばわたしにとっての「くだもの端境期」。すこし辛抱して店通いしてみるか。きょうも早朝から開店する店に出向いてみる。


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