2尾の鯛のあらがもりだくさんで100円なんて値つけまちがいかと2度見したうえで手に入れる
はじめに
きょうの昼食は満足。ひさしぶりにしっかり魚を食べた気分。このところタンパク質といえば大豆由来の豆腐、油揚げ、納豆などが主なもの。なかなか値ごろの魚に出会わなかった。
午前中とはいえ、今年最高の暑さが予想される陽射しの街なかに出歩く。さすがにヒトどおりがない。ガランとした店内。月に1度ぐらいの確率でこれはというものに出会える。きょうも期待をしつつ…。
きょうはそんな話。
果物を買うつもりで
このところ果物がぎりぎりの状態。なるべくバナナ以外のものを口にしたい。とはいえ店にならぶ商品はどれも高級なものばかり。たしかに農家のみなさんのことを考えると、それ相応のものを生産しないとやっていけない。
生産を経験したのでそれはいたしかたない。とはいえいまは消費者の立場で店にいる。するととたんに逆のきもちになるからニンゲンとはいい気なもの。運転者と歩行者の関係とおなじかも。それぞれの立場でモノゴトを捉えがち。
われながら自分本位なことは棚に上げつつ、商品をみてまわる。この店は金曜日と日曜日の午前中に結構な量の商品を処分にまわすことに気づいた。処分費用をかけないでいいように、勝手に店の立場にたち、貢献する「エコ係」の任務を担うわたしはすかさずその時間帯に向かい物色する。
ところが
残念ながら、きょうはタイミングが合わなかった。いずれの商品も仕入れたばかりのようす。ということはつぎは火曜日あたりか…。めずらしいことがあるもの。梅雨が明け陽気が変わったことも消費の動向に影響するのかもしれない。
所望する果物は手に入らず、その代わりになにかおかずになるものをと方針転換。魚コーナーをひと目見て目を疑う。あれ、おかしいな、千円の間違いかなと値札のゼロの数を数え直す。わたしはこうして確認する際によく勘違いしがち。そこでもう一度チェック。ゼロの数はふたつ。ということは100円か。まるで小学1年生のような確認法。
しっぽまで
しかもこの鯛のあらのパック。透明フィルムを通じて内容物を確認できる(あたりまえ!)。なんとわたしの好物のしっぽがふたつはいっているではないか。ふつう1尾のさかなにしっぽはふたつない。ということは2尾分のあら。こちらも小学生なみの推理。
これは買わずにいられない。鯛のあら汁はほんとうにひさしぶり。しかも鮮度がいい。よこにおそらくこれらの鯛を3枚におろした身の部分の小ぶりなパックが4倍近くの値札。そちらは1尾分。うわぁ、こんなに値が違うのかとこちらもおどろき。
もちろんあら汁
早速、家にもどりまだ冷たさの残るパックをまるごと鍋に放り込む。酒をかけ、ねぎ、にんじん、だいこん、しょうがとともに水をくわえて火にかける。あとは煮えたタイミングで砂糖、みりん、しょうゆであっさり味つけ。できあがり。
大きな骨だった。ひさしぶりにこんなに大きなパックを買った。骨からほんとうにいいだし。この汁だけでごはんをおかわりできるぐらい。
おわりに
こういう買いものができるとやはりうれしい。しかも好物のしっぽがふたつも味わえた。鮮度のよいものが入手できるのは街なかに移り住んだたのしみのひとつ。身のほうを食べられた方もおそらく今ごろ舌づつみを打っているころかな。こうしてきれいに食べ尽くしてやれる。
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