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塩入れに塩を5年分(小さじ数杯)ほど加えつつ思う:残りの時間で消費する添加塩の小びん1本を今後で吟味したい


はじめに


 医者の指導から減塩生活を四半世紀つづけてきた。おかげか病気の進行は抑えられている。1日3食自炊だが料理に塩は1~2週間に1度使うかどうか。ふり入れるのは0.1グラムぐらい。代わりにさまざまな加工食品の塩分を添加塩代わりにする。パスタのゆで汁少々を入れてパスタを仕上げるなど。

もはやわたしの残り時間を考慮すると、小びん1本あればじゅうぶん。だとすればせっかくならばいい塩を吟味して選びたいもの。これぐらいぜいたくしても数百円ほどのもの。味気ない元公社の「塩」は選ぶつもりはない。

きょうはそんな話。

自炊には


 たとえば年に1,2回しか入手しないウインナー。これ1本に0.7グラムほどの塩分を含む。しからばと2食分の野菜炒めの味つけに、ウインナー1本をうすくスライスして塩のかわりに使う。これで1食0.4グラム以上の添加塩分を超えることはない。

これでもたっぷりの野菜の量で料理してもけっこうしょっぱいと感じるが、なんとか食べられる夏場だけの料理といっていい。香ばしいウインナーの風味をいっしょにあじわえる。その日はほかの加工食品は自重してなるべく使わない。

タンパク質の制限もあり、やむなく多くの食品のタンパク質の量を把握している。最近は表示がしっかりあるのでわかりやすい。上の例のごとく、料理に余分な塩を加えずにつくる。もともとの加工食品に入っている塩分がおもなもの。用心すべきは市販の食パンやめん類の塩分。これらもたまにこねて手づくり。

とくに支障ない


 おそらく平均して1日の塩分摂取量は3グラム台。これはちょうど国際的なCKDの標準的な食塩制限量。しごと先で外食した場合はメニューを選んでも1.5グラム前後に跳ね上がるため、のこりの2食は自分でつくったべんとうか自炊で無塩のものを摂ればいい。

これとてはたけや海で得られた食品材料にもとからふくまれる塩分(さまざまなナトリウム)があり、それだけ料理に塩を加えずとも摂ってしまうといっていい。たとえばアフリカのマサイの方々のように1日牛乳だけ摂ったとしても2グラムの塩分。

貝類の一部などはそのままでもけっこう塩分豊富で用心している。

加工食品が塩かわりに

 上の理由からいつもそれ以上に気をつけるのは加工食品。たいてい味つけ用に塩の代わりに用いる。上に示したウインナーのほかにはいただきもののちくわやかまぼこなど。

買ってまで食べることはないが、いただくものはしかたない。冷凍して塩がわりに少量だけうすくスライスして味付け用として2,3か月かけてつかう。年に1,2回あるかないかだから、冷凍庫の冷凍効率向上用のすきま埋めにつかう。

あまり使わないが、市販のカップスープのもとはひと袋を4,5回にわけるとわたしにはちょうどいい。ものによっては野菜などをたっぷり煮て、塩がわりにカップスープのもとを少量入れて味つけ増量、2日分の汁ものとして使う。野菜から出るだしのおかげでじゅうぶんおいしくいただける。

塩のかわりの香辛料・ハーブ


 塩のかわりにさまざまな香辛料やハーブをよくつかう。手もとにあるのは、バジル、ローリエ、シナモン、ナツメグ、ターメリック。このうちローリエは元の家の庭にあるものを乾燥させて、常温保存して1年とおしてつかう。

ほかは市販品。はたけをつくっていたころは、バジルやターメリックほかにローズマリー、コリアンダー、唐辛子などを自家生産してふんだんに使えた。とくにカレーづくりに重宝。

香りはじつに独特、しかも塩はまったく加えなくておいしい。ヒトに食べさせるわけではなく、あくまでも自分のためのカレー風料理。塩をまったく必要としない。減塩をつづけるわたし専用。ヒトにはおすすめしない。

おわりに


 それではどこで塩を買おうか。もはや小瓶1つでいいのでけっこう吟味して買いたい。できれば試供品などがあれば理想的。もともと微量しかつかうあてがない。買ってしまうとあとにひきかえせない。

知り合いから聞いてみることだろうか。それこそヒトにより好みはさまざまかもしれないが。いわば一生もののひと瓶なわけ。だから車や家を買うのとおなじくらい慎重に吟味しつつ、選ぶたのしみとしてしばらくのあいだ時間をかけてさがして楽しもう。文字どおり生涯1度の買いもの。塩のひと瓶を買うだけ。なにもおおげさではない。


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