やっぱり沸かしたお湯で煮出す麦茶をおいしく感じるのは、それに伴う記憶の蓄積があるからだろうか
はじめに
水分補給は年間通じて大切なもの。とくに暑くて汗をかくこの時期はなおさらそう。つねにかたわらにはいつでも補給できるだけ置いている。
昨年は水出しで麦茶を飲んでいた。安くてコスパのいい大袋で買ったもの。使い切れるだろうかと思ったが、残暑の内にあっさり使い果たした。それだけ夏の期間が長かったことを象徴する。さて、ことしの夏はどうだろう。
きょうはそんな話。
例年通り
ことしも麦茶の一択に違いない。無駄に糖分をとらなくていい。長年、食事制限をしているとはいえ、糖分でカロリーを補うのも気になるところ。せめて水分補給の際には糖分を含むものは避けようと麦茶を選択。カフェインを含まず、寝る直前まで飲んでも支障ない。
寝ている間に血液の循環を良くしておくと、疲れや老廃物のたまった部分の復旧がスムーズになるに違いない。逆にその流れが滞ると疲れた部分の回復は捗らないだろう。これはきっと間違いない。こんな時期ほど寝る前の水分補給は大切かもしれない。
練習で
中学校の部活動では1年生が交代で麦茶づくりをした。用務員室でやかんの湯を沸かし、大きな茶筒に入った麦茶をそのやかんに湯呑1杯放り込み、傍らの水を張ったたらいにやかんごと放り込む。
お昼時になるとその大きなやかんを練習場まで持ち運び、皆で昼ごはん。当時は練習中(つまり午前中の練習時間のあいだ、午後も同じ)は一切の水分補給はできない謎のルールがあった。今ならば考えられないこと。ご飯のあとの麦茶は本当においしかった。
煮出すほうが
そういえば昨年は水出し用のものを購入した。そのため何も意識せぬままパックを容器に入れて水を加えるだけ。それでシーズンを終えて使い切った。
今年は、店で目にしたパックはより一般的なもの。水出しもできるが煮出してもいい。それならば以前のように煮出してみようと湯を沸かして作ってみた。やはり香りよく色もしっかり出て昔の味を彷彿とさせた。何も冷蔵せっずとも室温でおいしい。あっという間に飲み終えるので、午前と午後の2度作る。
身近になった分
いつから水出しの商品が出るようになったのだろう。そんなに昔からあったのだろうか。さまざまなインスタントで手軽に作れるものはたしかに便利。災害時の米など室温の水でごはんをつくれるものすらある。これらは確かに有用だし、それなりに重宝する。
その一方で昔ながらのひと手間いる商品がある。休日にそれなりに自分の時間を使えるならばこうした品々を楽しむのもいい。
おわりに
煮出した麦茶を久しぶりに口にすると、さまざま懐かしい心持ちになる。飲むごとに昔の頃のさまざまが同時にひょっこり顔を出す。そんな味覚を代表とする五感にまつわる記憶。遠い昔、祖母をたずねた暑い夏に麦茶を出してくれたことなど、すでにいつのどんなときだったかすらわからない。そんな断片的な記憶まで蘇ってくるから不思議と言えば不思議なもの。
こちらの記事もどうぞ
広告

