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【子育て】今の親子関係があるのは、アドラー心理学のおかげ

我が家には、中学2年の長男にっくん、小学5年の次男はっくん、小学2年の末娘くんちゃんの3人の子どもがいます。(あら、この名前はもしや…♡)
3人の子どもたち、どうやら母親である私のことが大好きらしい。
くんちゃんはストレートに「おかあさん、だいだいだいだいだーーーーいすき!」と毎日のように手紙をくれたりお風呂の鏡に書いたりしてくれるし、はっくんは静かにすり寄ってきて母にぺとっと、ぴたっと。
にっくんはもうすぐ中学3年なのに、反抗期が訪れる気配がなく(逆にちょっと心配しているのだけど)昨年の誕生日には涙ちょちょぎれる優しいメッセージを寄せてくれました(T_T)

本当にありがたいことです。

でも、思い返すと、ひどいこと言ったなぁ・しちゃったなぁということが、数えきれないほどあります。
この記事を書くにあたって、ひさしぶりに育児日記(3年育児日記×3人分、9年間の毎日の記録が赤裸々につづられています…)を読み返したら、まぁ、それはそれはひどいもの。
読むのもイヤになるようなブチ切れ案件やほぼ虐待案件があちこちに出てきます。ごめんね…。あぁ、大変だったなぁ…(遠い目)
特に、「にっくん3~5歳×はっくん0~2歳」の頃がひどい。
私の子育て暗黒時代です。

ちょうどその頃に出会い、私の子育てを闇から救ってくれたのが、「アドラー心理学」の子育てでした。
教会の仲間と、子育ての悩みを分かち合う集まりをしていた中で、私たちより少し先に子育てを経験されたAさんから教えてもらったアドラー心理学。

もし、今現在「子育て暗黒時代」の真っ最中の方がいたら、もしかしたらちょっぴり参考になるかもしれない…
そんな想いで、記事を書きました。
(あと、初心忘れるべからず!の自戒の念もこめて。)

アドラー心理学とは


アドラー心理学は、オーストリア出身の医師アルフレッド・アドラー(1870~1937)の考えをもとに発展した心理学です。
アドラーは第一次世界大戦の際、軍医として戦争を経験したことから、世界を平和にするためには子どもの教育や育児が重要だと考えるようになりました。
学校や家庭で、体罰や暴力で子どもにいうことを聞かせれば、子どもは暴力を使って問題を解決する方法を学ぶでしょう。
子どもが暴力を使わずに問題を解決し、良い人間関係を築けるようになることが、よりよい世界を作ることにつながる。
そう考え導き出されたのが、アドラー心理学です。

子育ての目標


アドラー心理学では、行動面と心理面でそれぞれ2つずつの目標を提案しています。

子育ての行動面の目標

  1. 自立する。

  2. 社会と調和して暮らせる。

「自立」とは、自分でできることは自分でやること。
「調和」とは、周りの人たちと仲良く協力して過ごすこと
一見当たり前のように思える目標です。
しかし、日々の子育ての中では案外忘れてしまい、これに反した声掛けをしてしまうことも多いものです。

子育ての心理面の目標

  1. 私は能力がある。

  2. 人々は私の仲間だ。

先にあげた行動面の目標を達成するためには、それを支えるために心理面での目標が必要です。
子どもが「私は能力がある」と思うことができれば、自分の力を信じて取り組み、「自立する」ことにつながります。
また、「人々は私の仲間だ」と思えると、周りの人や社会と「調和して暮らせる」ようになるのです。

こんな子に育ってほしいなぁ、というぼんやりとしたイメージはあっても、「目標」なんて考えたことがなかった私にとって、目標が明確に提示されたことは、大きな意味がありました。
自分の子育ての中で、言ったこと・したことが、この目標に沿っているか、自己点検できるようになったのです。
目標がシンプルなのも、いいな…と。
・自立する
・社会と調和して暮らせる
・私は能力がある
・人々は私の仲間だ
この4つ。わかりやすい!覚えやすい!

たとえば…
・朝の支度が遅いのを「もういい!お母さんがやる!」と無理やり着替えさせて、子どもの「自立」につながるだろうか?
・お茶をこぼしたことを責めて、子どもは「自分には能力がある」と思えるだろうか?
・大きな声で怒って、子どもが「お母さんは仲間だ」と思えるだろうか?

ダメダメな子育てでも、自己点検する軸ができると、「じゃあ次はどうしたらより良くなるか」と考えるようになりました。

・自分で時間内に着替えができた!と、「自分には能力がある」と思えるように、声かけを工夫してみよう。できたときに「できたね!」と勇気づけよう。
・お茶をこぼした時には、自分で拭いて後片付けを学び、次はどうしたらこぼさないかを一緒に考えよう。
・感情的に怒るのではなく、「お母さんは仲間だ」と思えるような声かけをしよう。きっと叱っても、穏やかに諭しても、伝えたいことは同じだから。

…なぁんて書くと、アドラー心理学のおかげで超理想的な声かけができるようになった☆みたいに見えますが、現実はそんなに甘くなく、
「あー、またブチ切れちゃった…」
「失敗をけちょんけちょんにけなしてしまった…」
みたいな繰り返しです。今でも(--;)
だけど、自己点検すること、「本当はこうしたらもっと良かった!」を考えること、理想的な形をやってみること(せめて1回くらいは…!)は、ものすごく意味があったと思います。
時々、「あぁ、今のベストじゃん!」みたいなことがあるんです。
その成功例に私自身が勇気づけられて、「失敗→自己点検→改善→できた!」の繰り返しで、なんとかここまで、子どもたちと良い関係(ということにしておく!)を続けてくることができました。

あの子育て暗黒時代から約10年。
今でも声かけを失敗した!と思うときには、子育ての目標に照らし合わせて自己点検しています。
「今の言い方は、子どもが自分に能力があると思える言い方だったかな?」
「お母さんは仲間だと思ってもらえる接し方だったかな?」と。
ホントは、失敗する前に、良い対応をできたらベストなんですけどね。
そんなにできた人間じゃないのです…。
でも、子どもたちが「お母さん大好き」と言ってくれて、世間話や困ったことなどいろいろ話してくれる関係性は、「お母さんは私の仲間だと思えるか?」と自己点検してきた成果なのかなぁと。
そして、お母さんだけでなく、お友達や周りの人たちのことも「仲間だ」と思える子に、今、3人とも成長してくれています。

もっと深くアドラー心理学を学びたい方は、アドラー心理学の考えに基づいた育児プログラム「パセージ」の講座が各地で開催されています。
下記のような書籍もありますので、参考にしてみてください。


アドラー心理学に助けられたエピソードは、他にもたくさんあります。
「兄弟ゲンカ」への対応
「ピアノの練習」への関わり方
「お友達トラブル」の解決の仕方…
挙げればキリがないですが、また少しずつ記事にしていこうと思っています。
つい忘れて自分の気分でワーッと言ってしまうので、自戒の念もこめて…!(←2回目)


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