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【子育て】新生活の「子どもの心のフォロー」をアドラー心理学の視点から考えてみた

4月、入園・入学・進級の季節ですね♪
我が家の3兄妹も、中学3年・小学6年・小学3年になりました。
新しいクラスや担任にドキドキ、新しい学びや生活にドキドキ…
親も子どもも落ち着かない季節ですが、
毎年、この新生活がはじまる時期に、心がけていることがあります。
それは、
新生活をはじめる子どもの心のフォロー」
です。

子育てをはじめて14年。
私は教育や保育の専門家ではないですが、子どもは新生活の中で知らず知らず緊張し、がんばりすぎて、心が荒れがちなことを経験的に感じています。
だから特に4月は、心のフォローが大切だなぁと思って、意識して接してきました。
また、私はアドラー心理学の子育てにとても助けられた経験があるのですが、
心がけていたことを紐解いてみると、アドラー心理学の「子育ての目標」とつながる部分がたくさんありました。
それらが「正解」かどうかはわからないし、より良い接し方は子どものタイプによっても違うかもしれませんが、
これから新生活を迎えるお子さんとの向き合い方に、少しでも参考になればと思い、シェアしたいと思います。

ちなみに、アドラー心理学では、行動面と心理面でそれぞれ2つずつの目標を提案しています。(詳しくは、上 ↑ の記事に載せてます)

子育ての行動面の目標

  1. 自立する。

  2. 社会と調和して暮らせる。

子育ての心理面の目標

  1. 私は能力がある。

  2. 人々は私の仲間だ。


これらを意識することで、子どもへの声かけや対応が、この目標に向かっているかな?と自己点検できます。
正解のない子育ての中で、目標が明確になったことは、大きな意味がありました。

**

では、本題の「新生活をはじめる子どもの心のフォロー」として、心がけていたことを紹介します。

1.「楽しみだね!」とプラスの声かけをする

新生活って、実は子どもよりも親の方が、不安だったりします。

ちゃんとお友達ができるか?
他の子とトラブルにならないか?
給食を残さず食べられるか?
困った時は先生にSOSを出せるか?
トイレにちゃんと行けるか?
授業についていけるか…?

考えだしたらキリがないくらい心配事があり、できるようにしてあげなきゃ!と焦ったり、できてないことはなんだか親の育て方が悪いみたいに責任感じてしまったりします。

でも、この「親の不安」って、子どもは敏感に感じていると思うんです。
そして、不安が伝染していると思うんです。
私が心配すればするほど、子どもも新生活が心配になってしまう…。

だから、ある時から「この子はきっと大丈夫!」と考えるようにしました。
子育ての心理面の目標の一つ「私は能力がある」
子どもがそう思えるためには、まずは親が「この子には能力がある」と信じることが大切だと…。
実は、私も子どもも根は心配性なのですが、この際心配事は遠くに吹き飛ばして、
子どもの持っている力、育つ力、状況に応じて対応する力を、信じてみることにしたのです。
親自身が、子どもの持っている能力を信じて、心から「楽しみ!」と思っていたら、子どもにも「楽しみ!」は伝染するはず。
できるだけ、「学校楽しみだね~!」「どんな先生だろうね~」「お友達きっとたくさんできるね~」とプラスの声かけをするようにしています。

2.親子の関係を良くしておく

そうは言っても、新しい生活の中で、子どもの周りで困り事が起こることもあります。
残念ながら、担任や友達とうまくいかないこともあります。
そんな時に、親にSOSが出せるようにする。SOSを言いやすい関係性にしておく。
それを何より大切にしようと、新生活が始まる時期は特に心がけています。
怒ったり、注意したりすることも、子育てをしているとどうしてもあります。
でも、子どもたちもストレスを抱えて疲れているんだなぁ~おつかれさま~と、いつもよりちょっと大目に見るくらいで、この時期はいいのではないかと思います。
それよりも、美味しいものを食べたり、一緒に笑ったり、心がほっとやわらげる時間を作る。
ギューッと抱きしめたり、「大好きだよ」と伝えたりする。
そうして、「もし何か困ったことがあったら、お母さんはあなたの味方だから、いつでも言ってね。」と伝えていたら、本当に困った時に話しやすく、早めに対応しやすいのではないかと思います。

子育ての心理面の目標に「人々は私の仲間だ」があります。
「人々」の中でも一番身近な「親」が私の仲間だと思ってもらえるように、4月は特に意識しています。
(現実は、なかなか理想通りにはいかないんですけどねー。。でも、意識するとしないでは、大違い!)

3.「担任の先生も仲間」だ

「人々は私の仲間だ」に関連して、もう一つ心がけているのが、担任の先生の悪口を言わないことです。
正直、「うわ、今年は外れだ…」と思うこと、あります。
「この担任、大丈夫か…?」と心配になることもあります。(予感的中!だったこともありました…泣)
それでも、子どもがこれから1年間お世話になる担任の先生を、できるだけ良い印象にしたいと思っています。担任は替えられませんから。
親が先生の悪口を言ったら、子どもも悪口を言うでしょう。
「いい先生でよかったね」「どんな先生だろうね、楽しみだね」と、
できるだけ、先生の良い面を見つけて、プラスの声かけをするようにしています。
担任の先生のことが好きなほうが、きっと子どもも毎日が快適なはず…。

また、先生は親にとっても大切な「仲間」です。
心配事やトラブルなどは、先生と協力して解決するためにも、先生の良い面を見つけて、懇談の際などには言葉に出して感謝を伝え、できるだけ良い関係を築くように心がけています。

ただ…小学校高学年や中学生にもなると、子ども自身がすでに担任の評価を下しています(^^;)
その評価には、親の入る余地はなく、「お母さん、あの先生知らないでしょ?ヤバいんだよ」と言われて返す言葉もなく…。
「担任がイヤだ」という反応の時は、(親としてはそれでも先生の良いところを探しつつ)「そうかそうか~」とそのままの感想を受け止めるようにしています。
共感しつつ、「じゃあ、もし何か困ったことがあったら、先生に話すこともできるから言ってね」と伝えています。
先生の当たり外れ(こんな言い方をしては失礼なのですが…でも悲しいかな、それが現実)はどうしてもあるので、子どもが困っている様子はないか、こっそりと目を光らせながら気を配っています。

4.いつもよりちょっと大目に見る

先にも少し書きましたが、新生活の中で、子どもは普段以上に疲れています。
わがままを言ったり、ちょっとしたことでぐずったり、兄弟げんかをしたり、だらだらしたり…
我が家の末娘くんちゃんは、私の言うことを全力で否定し、理不尽な主張をし、反抗的な態度をとったりします(いつもは素直で可愛いのになぁ…)。
長男にっくんは、弟妹への当たりがきつくなります(いつもは優しいお兄ちゃんなのになぁ…)。
次男はっくんは、最近は小学生とは思えないほど落ち着き払っていますが、小学2年くらいまではとても扱いにくい子で…4月はストレスもあって夕方のぐずりや謎の意地っ張りが2倍3倍になって、それはそれは大変でした。。

そういう困った行動は、外の新しい生活に慣れようと必死に頑張っている反動なんですよね。
だから、ちょっと大目に見ようと心がけています
「大目に見よう」と意識しておくだけで、こちらの反応はずいぶん違うと思います。(あまりに目に余るときには、注意しますがね)
子ども自身にとっても、気持ちの整理のつけ方や、自分のご機嫌をとる方法など、生きていく上で大切なスキルを学んでいるはず。
子育ての行動面の目標「自立する」にもつながるんじゃないかと信じて、大目に見ます。

アドラー心理学の子育ての中に「正の注目」「負の注目」という考え方があります。
良い面に目を向けるのが「正の注目」、悪い面に目を向けるのが「負の注目」。
子どもの困った行動(不適切な行動)に対して負の注目をせずに、できるだけ正の注目をしてみるんです。
「外でがんばってるストレスを、家で発散できているんだな」
「慣れない環境でも、がんばって通っているんだな」
「今日を元気に生きててくれてありがとう」
正の注目をするよう心がけることで、荒れている子どもの行動を大目に見れる…はず!!(イライラするな、大目に見よう!頑張れ自分!笑)

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子どもたちは、新しい生活に溶け込もうと、一生懸命がんばっています。
親はその現場にいられないので、なんにもできないんですよね。
子ども自身が、乗り越えるしかないんだと思います。

でも子どもは、ちゃんと「人々(友達や先生)は仲間だ」と感じ、「社会(幼稚園・保育園・学校のクラス)と調和して暮らせる」ようになっていく。
集団の中での自分の役割を見つけて「自分には能力がある」と感じ、新生活の中で「自立」できるようになっていくのだと思います。
幼稚園・保育園・学校など、いろんな新しい場所で過ごしながら(時には失敗もしながら)、社会と調和して暮らせる大人へと成長していく。
そうなれば、子育ての目標は達成でしょう。

だから、せめて家では心のフォローをしてあげたい。
ベストコンディションで過ごせるように、栄養のあるごはんを作り、早く寝れるように環境を整え、生活を整えるなど、周辺でできることをしてあげたい。
新生活の楽しい話も、愚痴も、悩みも、じっくり聞いてあげたい。必要な時には手を差し伸べられるように。
そのくらいしか、できないけれど、
ちゃんと子どもは育つ力を持っている。
そう信じて、私にできることをしたいと思っています。


我が家の3兄妹も、読んでくださった方のお子さんも、すべての子どもたちが、良い新生活を送れますように、祈っています♡


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