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セラミド・ヒアルロン酸・NMF、何が違うの?肌状態別の使い分けの正解

📚 夜の設計シリーズ|全5回
この記事は「夜の設計シリーズ」第4回です。
← 前回:「保湿してるのに乾く」が続く本当の理由
→ 次回:肌が荒れた日にやってはいけないこと

この記事はこんな人向けです
・「セラミド」「ヒアルロン酸」「NMF」という言葉は知っているけど、何が違うのかよくわからない
・保湿アイテムを「なんとなく」で選んでいる
・成分で選ぼうとしても、何を基準にすればいいかわからない

今回は、今の自分の肌に何が足りないかを、成分の役割から見分けられるようにします。

全部覚える必要はありません。「今の肌状態でどれを優先するか」がわかれば十分です。

こんにちは、irohaです。

■ この記事を書いた人 iroha
・スキンケア迷子を10年以上経験した当事者として執筆
・美容知識をゼロから独学で習得
・読みあさった美容関係の書籍100冊以上
・実際に試したスキンケアアイテム100本以上(合わなかったものも含む)
・「原因から考える美容」をテーマに発信中


原因の理解|3つの成分、それぞれの「仕事」が違う

セラミド・ヒアルロン酸・NMF。

この3つはどれも「保湿成分」として紹介されることが多いんですが、肌の中での働く場所と仕事がまったく違います。

セラミド|バリアの隙間を埋める成分

角質層の細胞と細胞のあいだを埋める成分です。バリアの構造そのものを形成していて、これが減ると水分が逃げやすくなります。

ヒアルロン酸|水分を引き込んで抱える成分

角層内に水分をたっぷり抱える役割を担います。ただしバリアが崩れていれば、引き込んでも逃げていきます。水分量を増やす力はあっても、蓋の機能はありません。

NMF(天然保湿因子)|細胞内に水を留める成分

角質細胞の中にある保湿成分の総称で、アミノ酸・ピロリドンカルボン酸・乳酸などが含まれます。ヒアルロン酸が「引き込む」なら、NMFは「細胞の中で留める」役割です。

つまり、この3つは「代わりになるもの」ではなくて、「それぞれ別の場所で別の仕事をしている」ものなんですよね。

セラミドがバリアを作り → NMFが細胞内に水を留め → ヒアルロン酸が水分を引き込んで保持する。この3つが揃うと、うるおいが長続きする肌になります。

今の状態の見極め|「今の肌に何が足りないか」の判断基準

肌の状態によって、優先すべき成分が変わります。

こんな症状が出ているとき → セラミドを優先

  • 保湿してもすぐ乾く

  • 化粧水がしみると感じる

  • 肌荒れが繰り返す

  • 季節の変わり目に必ず崩れる

バリアが崩れている可能性が高いです。まずセラミドでバリアの「目地」を補修することが先です。

こんな症状が出ているとき → ヒアルロン酸を活かす

  • 肌がかさつく・粉をふく感じがある

  • 保湿すると一時的にうるおうが、時間が経つと乾く

  • バリアは安定しているが、みずみずしさが物足りない

バリアがある程度機能していて、水分量を増やしたい段階です。ヒアルロン酸配合の化粧水や美容液が有効になってきます。

こんな症状が出ているとき → NMFを意識する

  • 年齢とともに乾燥が気になり始めた

  • ターンオーバーが乱れている感じがある(粉をふく・ごわつく)

  • 保湿しても肌の内側から乾いてくる感じがある

NMFはターンオーバーによって自然に生成されますが、加齢や乱れたターンオーバーによって減少しやすいです。NMFの主成分であるアミノ酸やピロリドンカルボン酸が配合されたアイテムを探してみてください。

今日からできること|成分表示の「どこを見るか」

アイテムを選ぶとき、成分表示のどこを見ればいいかを整理します。

セラミドを確認する

成分表示に「セラミドNP」「セラミドEOP」「セラミドAP」などの表記があるものを探してください。複数種類が配合されているほうが、バリア補修の実感が出やすいとされています。また、成分表示の上位(前のほう)に来ているものほど配合量が多いです。

ヒアルロン酸を確認する

「ヒアルロン酸Na」が基本の形です。分子量が異なる複数種類が配合されていると、角層の浅い部分から深い部分まで水分を届けやすいとされています。「加水分解ヒアルロン酸」「アセチルヒアルロン酸Na」などが一緒に入っているものを目安にしてみてください。

NMFを確認する

「アミノ酸」「PCA-Na(ピロリドンカルボン酸Na)」「乳酸Na」などの表記が目安です。「アミノ酸配合」と書いてあるアイテムはNMFを意識した設計になっていることが多いです。

荒れた日の戻し方|成分より先に「引き算」を

肌が荒れているときは、足すより減らすほうが刺激を減らしやすいので、まずは引き算が基本です。成分の種類が増えるほど、どれかが刺激になるリスクが上がります。

荒れた日の保湿は「成分を絞る」が正解。

セラミド → ワセリンで蓋、この2ステップだけにしてください。

ヒアルロン酸もNMFも、バリアが整ってから改めて取り入れるようにしましょう。

選び方の基準|成分別のおすすめアイテム

セラミドはバリアの補修、ヒアルロン酸は水分量を増やす、という役割の違いを踏まえて、今の状態に合ったアイテムを選んでみてください。

セラミドを補給したい・バリアを整えたい人向け

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成分の名前を知ることより、「今の自分の肌に何が足りないか」を判断できることの方が大事です。

バリアが崩れているならセラミドを先に。水分量を上げたいならヒアルロン酸を。成分名を覚えるより、今夜の肌の状態を見て選ぶ習慣のほうがずっと役に立ちます。

明日は夜の設計シリーズ最終回です。

「肌が荒れた日にやってはいけないこと」というテーマで、荒れたときに逆効果になりがちな行動をまとめます。

最後まで読んでくれてありがとうございます。

「成分、なんとなくわかってきた」と思ってもらえたなら嬉しいです。


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バリアが整っているかどうか、まず確認してみてください。


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