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クレンジング、「よく落ちる」で選んでいませんか?肌状態別の選び方と判断基準

📚 夜の設計シリーズ|全5回 この記事は「夜の設計シリーズ」第2回です。 ← 前回:バリアが落ちている日にやってはいけない夜の洗顔
→ 次回:「保湿してるのに乾く」が続く本当の理由

昨日の記事で「洗顔の強さは今日の肌の状態で変える」という話をしました。

でも、洗顔より前に大事なステップがあります。

クレンジングです。

メイクをしている人にとっては、夜のケアで一番最初にバリアと向き合う瞬間。 ここの選び方がずれていると、どれだけ洗顔や保湿に気を使っても、夜の修復が追いつかなくなってしまいます。

こんにちは、irohaです。

■ この記事を書いた人 iroha
・スキンケア迷子を10年以上経験した当事者として執筆
・美容知識をゼロから独学で習得
・読みあさった美容関係の書籍100冊以上
・実際に試したスキンケアアイテム100本以上(合わなかったものも含む)
・「原因から考える美容」をテーマに発信中

原因の理解|「よく落ちる」だけを基準にしてはいけない理由

クレンジングを選ぶとき、多くの人が真っ先に気にするのは「落ちるかどうか」です。

でもそこだけで選んでいると、バリアへの負担という視点が完全に抜けてしまいます。

クレンジングの洗浄成分は、メイクや汚れだけを選んで落とすことができません。バリアを構成している皮脂が失われることで、肌内部の保湿成分も失われやすくなります。

洗浄力が高いクレンジングほど、バリアへの負荷も大きくなりやすいです。

さらに、クレンジングは「なじませる→乳化させる→流す」という工程がある分、洗顔より肌に触れている時間が長くなります。そのため、バリアへの影響が大きくなりやすいです。

「よく落ちる=良いクレンジング」ではなく、「今の自分の肌状態で使えるか」という視点が必要になってくるのは、こういう理由があるからなんですよね。

今の状態の見極め|「今夜、どのクレンジングを選ぶべきか」の判断基準

クレンジング選びは、今日のメイクの濃さと今の肌の状態の2軸で考えると整理しやすいです。

軸①:今日のメイクの濃さ

しっかりメイクの日
(リキッドファンデ・ウォータープルーフマスカラなど) → 油性成分が多く、洗浄力の高いタイプが必要

ナチュラルメイクの日
(BBクリーム・パウダーファンデ程度) → 洗浄力が高くなくても落ちる。バリアへの負担を抑えやすい

ほぼすっぴん・日焼け止めのみの日
→ クレンジングを省いてアミノ酸洗顔だけでいい場合も多いです

軸②:今日の肌の状態

バリア安定・攻めていい日
→ オイルタイプ・バームタイプでしっかり落とす

バリアやや低下・守る日
→ 低刺激オイルタイプ・ミルクタイプ・クリームタイプで負担を抑えながら落とす

バリアがかなり弱っている日
→ 刺激の少ないミルクタイプ・フォームタイプ一択。ダブル洗顔不要のものを選ぶ

メイクの濃さと肌の状態がかみ合っていないときに、肌荒れが起きやすいです。たとえば「バリアがかなり弱っているのにしっかりメイクをした日」は、クレンジング選びをいつも以上に慎重にする必要があります。この2軸で考えるだけで、今夜の正解がかなり分りやすくなります。

今日からできる最小手数|クレンジングでやってはいけない使い方

クレンジングは選び方と同じくらい、使い方が大事です。

やってはいけないこと

  • 乾いた手・乾いた顔で使う(摩擦が起きやすい)

  • 力を入れてこすりながらなじませる

  • 乳化を省いてそのまま水で流す(落ち残りや刺激の原因になりやすい)

  • 熱いお湯で流す(皮脂が落ちすぎる)

  • 不要なのにWクレンジングで洗顔料を重ねる

正しい使い方の流れ
① 手も顔も濡らさない状態でクレンジングをのせる
② 指の腹でやさしく円を描くようになじませる(こすらない)
③ 少量のぬるま湯を加えて白く乳化させる
④ ぬるま湯でやさしく洗い流す

乳化がポイントです。乳化を省くと、落ち残りや刺激の原因になりやすいです。この工程だけで、翌朝の肌の感触が変わってくることがあります。

荒れた日の戻し方|バリアがかなり弱っているときのクレンジング

肌荒れが出ている日のクレンジングは、「最小限の刺激で落とす」が最優先です。

肌荒れが出ている日のクレンジングルール

  • ミルクタイプ・フォームタイプ一択

  • なじませ時間を短くする

  • Wクレンジング不要のものを選ぶ

  • 流すときもぬるま湯をそっとかけるだけ

荒れた日こそ「しっかり落とさなきゃ」と思いがちです。でもその発想が、回復を遅らせていることがあります。バリアがかなり弱っているときは、落とすことより「傷つけないこと」を優先する。これが私の判断基準です。

選び方の基準|肌状態別のおすすめクレンジング

ここでは、肌への負担を抑えながらメイクを落としたい人に向けて、摩擦が少なく低刺激なタイプを中心に選んでいます。しっかりメイクの日向けも最後に紹介します。

バリア安定〜やや低下・ナチュラルメイク向け

Anua ドクダミポアコントロールクレンジングオイル(PR)

「オイルクレンジングって肌に負担がかかりそう」と思っていた人に、まず試してほしい1本です。

植物性オイル主体で乳化がスムーズ。洗い上がりがつっぱりにくいので、オイルへの苦手意識が変わる人が多いです。ドクダミエキスが鎮静に働くので、「落としながら少し落ち着いてくる」という感覚があります。「クレンジング後にざわつく」が続いていた人が、これに変えてから翌朝の肌が落ち着いてきたというのはよく聞く話です。

バリアがかなり弱っている日・最小限に落としたい日向け

VT CICA マイルドフォームクレンザー(PR)

「クレンジングを使うこと自体が刺激になっている」という段階の人向けです。

ダブル洗顔不要のフォームタイプなので摩擦が起きにくく、CICAエキスとツボクサ由来の整肌成分が洗いながら働きます。工程をひとつ減らしながら、「落とす時間を少し回復の時間に変えたい」というときに向いている1本です。

バリア安定・しっかりメイクの日向け

ビオレ ザ クレンズ オイルメイク落とし(PR)

「しっかりメイクの日は落としきりたい、でも摩擦は減らしたい」という日のための1本です。

乳化しやすい設計なので、すすぎ時の摩擦が少なく済みます。「ゴシゴシこすらなくても落ちた」という感覚が、無意識にやりがちな過剰な摩擦を防いでくれます。1,000円台で惜しまずたっぷり使えるのも、続けやすさにつながっています。


クレンジングは「よく落ちるか」だけでなく、「今日のメイクの濃さ」と「今の肌の状態」の2軸で選ぶものです。

バリアがかなり弱っているのに強いクレンジングを使い続けると、夜の修復がどんなに頑張っても追いつかなくなってしまいます。


次回は保湿の話をします。

「保湿してるのに乾く」が続いている人には、水分を入れる前にやるべきことがあります。これを知ると保湿の考え方が変わります。

最後まで読んでくれてありがとうございます。

「クレンジング選び、見直してみよう」と思ってもらえたなら嬉しいです。


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