生活行動から高次脳機能障害を考える〜昼寝で脳の負荷量を下げるケア、してみませんか?
ここ最近、リハビリ看護以外の記事を書いてばかりいた気がする……。
ちょっと自分を見失っていた気がする😑
と、言うことで。
本職を思い出した私は、リハビリ看護の記事を書くために、今noteに向かっています💻️
今回の記事は、私が長年、実践してきたことを整理した内容です。
すべての患者さんに当てはまるわけではありませんが、いちリハビリ看護師の経験談としてお読みいただけたら嬉しいです✨️
本文中に、私のココロから漏れ出した👹が散見されますが。
…………大丈夫!怖くないよ(*ノω・*)テヘ
👹ただの昼寝ではない
※言ったそばから👹出てる🤣🤣
🐦️「ちょっと患者さん、昼寝させてくるわ〜👋」
そう言ったら、現場のスタッフに、
「それ家族がやることじゃない?」
と言われました。
違います。看護です👹
もぉ〜٩(๑`^´๑)۶👹
この件に関して、私はずっと心のなかでこの顔👉️👹なわけですよ!
でも、現場で出したら大変なことになるので
表では菩薩の顔で対応しています。(多分、隠せてない👹)
でも。
THU.TA.WA.RA.NEEEE〜👹!!!
あら🤭失礼しました。
淑女の口から、漏れてはいけない何かが出るとこだった
え、完全に手遅れ??
そんなことはありません🙂↔️しらん。
🔷昼寝が必要な理由
私が伝えたいのは、昼寝は単なる休憩とか、患者さんが怠けているとか、そういう意味ではなく。
脳の負荷を下げる休息が必要な人がいる。
そのために看護的介入が必要。
この2つなんです٩(๑`^´๑)۶!!
あなたの周りに、こんな様子の患者さんいらっしゃいませんか?

それ、脳疲労のサインかも??
*午後から夕方にかけて、落ち着きなくソワソワする
*感情コントロールが難しくなる
*生活動作ができなくなる、またはミスが増える
*会話の整合性が保てなくなる
*帰宅要求が強くなる
*座っているのにうとうとし始める
これは私の中では、
『脳疲労のサイン』として
『休憩が必要だな』と判断します。
この場合の休憩は、単に身体を休めるのではなく。
『脳の負荷量を減らす』
ための休憩です。
これが冒頭の、
「ちょっと昼寝させてくるわ👋」につながります。
(ようやく本題回収した〜💦)
なぜ脳の負荷量を減らす必要があるのか。
これは専門的な内容になるので、もし、わかりやすく例えるなら……。
子育て経験のある方は、なんとなくわかるかもしれません。
小さい子どもが、夢中で遊んでうっかり昼寝をするタイミングを逃した時の、あの機嫌の悪さ……😫
ぐずって大泣き。
機嫌が悪くて八つ当たり。
なだめても何しても全く効果なし。
寝落ちするまで不機嫌……!
私も2児の母として、何度もそんな場面に遭遇してきました。
そして、そのたびによく思ったものです。
我が子よ、寝りゃあいいじゃん……
何度そう思ったか分かりません……。
あの感覚に似ていると思うんです😫
🔶自分で休むことができない患者さんたち
小さな子どもたちと、患者さんが同じだと言っているわけではありません😑🤚
共通する部分は、その人の脳が処理できる量よりも、入ってくる刺激のほうが多くなっていること。
🐦️「寝りゃあいいじゃん……」
私や周りがそう思っても、患者さんは自分でうまく脳を休めることができません。
高次脳機能障害を抱える患者さんにとっては、『脳を休ませる』ために自分で刺激を減らしたり、活動を中断したりすること自体、とても難しい場合があるんです。
私たちは普段、周囲の音や人の動きを無意識に取捨選択しながら、必要なものだけに注意を向けています。
たとえば……。
テレビがついていても、目の前の人の話を聞ける。
廊下で誰かが話していても、関係のない声は聞き流せる。
何かをしている途中で声をかけられても、用事が済めば元の作業に戻ることができる。
でも、高次脳機能障害がある患者さんは、私たちが無意識に行っているこうしたことに、たくさんの力が必要です。
そしてその間、脳はずっと働き続けている。
そりゃあ疲れるってもんですよ😫
それなのに、自分では意識的に脳を休ませることが難しい。
だから、看護師の力が必要なんだと私は思っています。
🔶寝ているように見えるのに……😑
その人の体質や、他に飲んでいる薬との飲み合わせなど、様々な要因があるので、全ての人がこのケースに当てはまるわけではありませんが…。
見た感じは睡眠薬を飲んで眠っているように見えても、脳🧠はフル稼働していた……!
ってことがあると私は思っています🤔
私はある系統の睡眠剤が致命的に体質に合わなくて、飲んで寝ると、夜中リアルな夢を延々見続けます
もう、完全に私の中では“私怨三銃士”と化しているその睡眠薬ですが👹
そのうち『私怨戦隊オレキシン!!』あたりが結成されるかもしれない
しかも私の場合、一晩中続く支離滅裂な夢の万華鏡なのが最悪

こんな夢見てたら疲れるっての(ヽ´ω`)
8時間くらい寝ていたはずなのに、起きた時には、
めちゃくちゃ疲れている……(ヽ´ω`)
実は夜中に起きていて、私が覚えてないだけなんじゃ……🤔と思って、夫に聞いてみました。
微動だにせず寝てるそうです🤣
……なんなのよ。
褥瘡できるじゃない。
体位変換してくれ😑
私に合わないだけで、そのお薬でよく眠れる患者さんもたくさんいらっしゃいます。
私が言いたいのは。
一見寝ているように見えても、
その人の脳が十分休めているかは別問題の可能性がある
ということ。
身体は動かない。
目も閉じてる。
周囲から見れば「よく寝てました」
でも実際には、意識が浅いところを漂っていたり、何度も覚醒していたり、周囲の音をずっと拾っていたりする。
本人も「一晩中起きてた」と感じることがある。
睡眠時間だけを見て、「夜は眠れている」と判断すると、朝の時点で、すでに脳の処理容量が少なくなっている可能性もある。
実体験をベースに、私は、睡眠時間だけではなく、睡眠の質も観察するようにしています。
🔶睡眠負債と午前の刺激が、夕方に溢れ出す
この「一見眠っていた」を信用しすぎると、日中の患者さんの脳疲労に気づくことができません。
それどころか、夜は寝てほしいからと、現場では「昼間はしっかり起こそう」運動まで始まってしまいます。
たとえば、
*夜、なかなか眠らない
*不穏やせん妄のリスクがある
こういう患者さんほど、
「昼間は起きていてね」
「夜、眠れなくなるよ」
と声をかけられ、一日中起こされていることがあります。

でも私は、その関わりによって脳の処理容量と刺激量のバランスがさらに崩れ、かえって夕方から夜間の混乱や不穏につながる場合もあるのではないかと思っています。
その人の刺激量を見て、疲労の蓄積を読んで、夕方に破綻が表面化する前に、そして夜間不眠や不穏に転がる前に、脳を休ませる時間を意図的に作る。
これは完全に看護判断です👹
「家族のやること」なんて言わせないからーー🔊🔊
『昼寝』じゃなくて、脳を回復させる時間を設計してるんです😤!!
💠休憩のタイミングと寝かしつけ技術
私は、昼食後の自然に眠気がでやすい時間を見計らって、一度ベッドに横になるように促しています。
……ただ寝かせるだけではありませんよ?
ちゃんと眠りにつくまで付き添いをしています。
興奮していたり、過覚醒状態の患者さんはすぐには眠れません。
だいたい30分くらいかな??
ベッドサイドで、患者さんの手を握ったり、胸元をトントンと優しくゆっくりリズムを刻みながら。
眠りへと誘導するのです……。
…………ほぉ~ら…だんだん眠くなってきた……😴
私は誰にでもトントンしますけど🤣
でもその前に、日々の関わりの中で、私の声や手を安心できるものとして受け入れてもらえる関係をつくったうえで行っています。
そもそも、横にいて安心できない人が手を握ってきても、寝られるわけがありませんから🙂↕️
私は、患者さんとの関係性をじっくり時間をかけて作るというより、最初の関わりの中で「この人なら大丈夫」と思ってもらうのが比較的得意だと自負しています✌✨️
瞬発力高めなんで🤣🤣
……とはいえ、患者さんもすぐに寝てくれるわけではありません。
寝かせても起き上がろうとするし。
喋り続けるし。
かたくなに目を閉じないし。
なんなの、その眠気にあらがう意志の強さ……。
私ならすぐ寝るのに。すぴー😴
しかし、私もあきらめません🤣
普段、私が行っている寝かしつけはこんな感じ。
1️⃣外部からの刺激を極力遮断する

*周囲のカーテンは閉めます。
*可能なら部屋は薄暗くします。
*静かな環境が望ましいです。
2️⃣付き添いと安心づくり

*目線の高さを合わせます。
*手をつないだり、胸元に手を当てて安心を促します。
*患者さんがしゃべり続けても、否定はしません。
*声はいつもより低くやさしめに。
*「そうだね」「わかった」「大丈夫」など、短く相槌を打ちます。
3️⃣気配を消して退室する

*患者さんの言葉が減ってきたら、目を閉じるように促します。
*眠そうなのに目を閉じない場合は、軽く視界を遮って目元を暗くします。
*つないだ手から力が抜けたり、規則正しい寝息が聞こえはじめたら、少しずつ見守る距離を遠くます。
患者さんはめちゃくちゃ気配に聡いので、眠ったと思ってそばを離れようとすると……。
すぐに察知して覚醒します。
その場合は2️⃣に戻る😑
え?
なに?
なんかセンサーでもついてんの??
できるだけ気配を消して🫥忍者のようにコソッと🥷退室する……。
このミッションの成功の鍵🔑は、いかに気配を消せるかどうかにかかっています
……私の職業なんだったっけ……?
🔶起こす看護と、休ませる看護はセット
『30分も付き添いするの??』
同僚に過去、何度も言われてきた言葉です。
現場の看護師は忙しい。
時には自分の休憩時間も犠牲にして働いています。
だから『30分も』と言いたくなる気持ちは分かるんです。
でも、考えてみてください?
『たった30分』付き添いすることで、患者さんが眠ってくれたら。
寝ている間、看護師の付き添いは必要ありません。
私が関わってきた患者さんたちは、眠った後は落ち着きを取り戻し、その後のリハビリや生活動作に取り組みやすくなる、ということがよくありました。
つまり、30分の付き添いは、その後に看護師が付き添う時間を減らすことにもつながっているはずなんです。
私は、「起こして活動させる」だけがリハビリ看護ではないと思っています。
*リハビリで力を発揮できるように、いつ休ませるか。
*夜に眠れるように、日中の刺激量をどう整えるか。
*不穏や混乱が表面化する前に、どこで脳を休ませるか。
昼寝😴はサボりではありません。
高次脳機能障害のある患者さんに必要な“脳🧠の休憩時間”です。
生活の中に意図的に休憩時間を設計することができるのは、24時間生活のリズムを見ている看護師だからこそ。
「寝かせる」という行為の裏に、
疲労調整、刺激遮断、注意の回復、感情コントロール、生活リズムの再構築があると私は思っています。
💠イロドリの詩ってどんな看護師?
今からご紹介する記事は、どちらも私の推しのnote書きさんとの記事です。
どちらも私の看護観が素敵に表現されているので、ぜひ✨️!!読んでみてください💕
👇️臨床心理士のあいさん💗の企画で自己理解レポートを作ってみました。
あいさんが作ったアプリで自己理解をしてみたところ……事故理解🐎になってしまいましたが、看護観はまともです🤣
👇️そして、こちらは私に素敵な楽曲を作って下さった瀬海歩さんの記事です🎵
もうね…。
何度でも聴きたいし、いろんな人に聴いてほしい✨️!!
私が普段どんな看護をしているのか、聴けば全てわかります🙂↕️
しかし、使いすぎて、昨日は私の武器である養生テープを切らしてしまいました😱
🍀他にもこんな記事を書いてます😊
👇️意識障害患者さんとの関わりを書いた記事
👇️現場に必要なものがなければ作ればいい!!の視点で工夫??する記事
高次脳機能障害については、色々な方がnoteで発信されていますので、私は私なりの視点から、生活再建の支援方法をお伝えしていきたいなと考えています。
病態生理の解説を中心とするよりも、生活の『困った』から、高次脳機能障害を読み解く。そんな視点で記事を書いていきますので、今後とも、よろしくお願い致します😊
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