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EC事業者のための月次・四半期決算のポイント〜数字がわかると、経営はもっと面白くなる!〜

どうも、EC業界歴10年以上のいけぞーです。

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「なんとなく売上は伸びてるけど、実際の利益がどれくらい出ているのかわからない…」「気づいたら在庫にお金が寝てて、資金繰りがギリギリになる…」なんてこと、ありませんか?
実は、年商1〜5億円のEC事業者さんにとって“月次・四半期決算”はめちゃくちゃ大事です。しっかり数字を追いかけている会社は、トラブルが起きても対処が早いし、チャンスが来ても掴みにいける余裕があるんですよね。

今回のテーマは、「月次・四半期決算のポイント」
「決算」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、ここでは細かすぎない大枠を理解して、自社のビジネスにスグ使える視点を持ってもらえればOK。僕も普段から自社のEC物販や物流事業、コンサルティング事業で意識してることを共有していきます!


1. なぜ月次・四半期決算が必要なのか?

1-1. “数字の変化”にいち早く気づくため

EC事業は、季節や広告の当たりハズレ、競合の動きなど、売上に影響を与える要因が多いですよね。月単位や四半期(3ヶ月)単位で決算を行うと、

  • 「今月は広告費を投下したけど、どれだけ効果があったのか?」

  • 「在庫が増えすぎていないか?」

  • 「予想外に返品率が高まっていないか?」
    といった変化をチェックしやすくなります。

もしこれを年に1回の決算だけで確認していたら、気づいた頃には手遅れになってる…なんてリスクも。小回りの利く“月次・四半期”こそ、EC経営を軌道修正するチャンスなんですよ。

1-2. 資金繰りを把握して“攻めの一手”を打てる

月末に「お金が足りない…」と慌てる前に、毎月・四半期ごとに**現金の流れ(キャッシュフロー)**をチェックすれば、先回りで仕入れや広告費のタイミングを調整できます。さらに、利益がしっかり出ているのが分かれば、

  • 新商品の大量仕入れに踏み切る

  • 新しい広告チャネルに挑戦する
    など“攻めの経営”に打って出やすい。会社の数字がわかるだけで、次の一手を打つ根拠が増えますよね。


2. 月次・四半期で見ておきたい指標

2-1. 売上高・粗利・営業利益

まずは定番ですが、

  • 売上高:どれだけ商品が売れたか(EC事業者なら受注金額)

  • 粗利(率):売上から仕入れ原価や配送コストを引いた利益

  • 営業利益:会社全体の経費も含めた最終的な利益
    ここをセットでチェックしましょう。たとえば「売上は横ばいだけど粗利率がアップしている」なら、仕入れの見直しや集客の質が上がった証拠ですし、「売上は増えたのに営業利益が減っている」なら、広告費や人件費が増えすぎていないかを疑ってみるべきです。

→参考記事「利益って実は5種類あるねん」

2-2. 在庫回転率や在庫金額

EC事業者にとって“在庫”は超重要。月末や四半期末に

  • 在庫金額(仕入れ価格ベースで)

  • 在庫回転率(一定期間の販売数÷平均在庫数 などの計算式)
    を確認する習慣をつけておけば、「売れない在庫が積み上がってる」「売れ筋なのに欠品してる」などの状況をいち早く発見できます。詳しくは**「小さなEC事業者が実践する在庫管理術」(関連記事)をあわせて参考にしてみてください。

2-3. 自己資本比率やキャッシュフロー

自己資本比率(自己資本÷総資本×100)は、会社の体力を測る指標。借入れに頼りすぎていないか、利益をちゃんと会社に残せているかを見極めるうえで重要です。
あわせてキャッシュフロー計算をやっておくと、仕入れや広告費の支払いタイミングを調整する材料になります。詳細は**「自己資本比率を高める財務戦略」**(関連記事)もチェックしてみてくださいね。


3. 月次・四半期決算のざっくりステップ

「うち、会計ソフトとか全然わからないんだよな…」という方でも、まずは下記のステップを踏むと、月次・四半期決算が見えやすくなります。

細かいことをやろうとせずに、ざっくりでいいからやってみることをお勧めします

  1. 売上データと請求書を整理

    • 1ヶ月(または3ヶ月)分の受注データと、仕入れ・外注・その他経費の請求書を集める。

    • クラウド会計ソフトからダウンロードしてスプレッドシートを使うとラク。

    • 税理士さんに伝えて回収するのも大事

  2. 在庫数・在庫金額を更新

    • 倉庫や自社で抱えている在庫を確認。販売数と仕入れ数を突合して「どれだけ在庫が増減したか」を記録する。

    • 在庫管理システムを導入するのもアリですが、最初はエクセル管理でもOK。

  3. 会計ソフトで科目別に仕分け

    • 広告費・人件費・家賃・仕入れなど科目ごとに費用を分類する。

    • 分類が細かすぎると挫折しがちなので、最初は大きめの分類で。

  4. 月次・四半期ごとの損益計算書(PL)と貸借対照表(BS)を確認

    • 売上・粗利・営業利益がどれくらいか、自己資本は増えているのか、借入金の返済に追われていないかを見た上で、次の戦略を考える。

    • 「どこかの費用が急に増えてないか?」「売れ筋の商品群の粗利率は何%?」と数字を探究するのがポイント。

  5. 気づいたことを翌月・翌四半期に活かす

    • 例えば、「この商品の広告費を下げてみよう」「あの商品は在庫を追加仕入れしよう」「人件費の配分を見直そう」など具体的なアクションにつなげる。

    • 数字を見て終わりじゃなく、**“仮説→実践→検証”**の繰り返しが大切。


4. どんな変化が期待できる?

月次や四半期で数字を振り返るようになると、まず**“気づき”**が増えます。

  • 「売上は○○円なのに、実際の利益は思ったより少ないな…」

  • 「この商品の利益率、意外と高いじゃん。もっと推そう!」

  • 「在庫が多すぎるから、セールで処分して新商品に入れ替えたほうが良さそう」

こうした気づきを元に地道に軌道修正を重ねていけば、1年後・2年後には社内の経営感覚がガラッと変わります。数字に基づいて判断できるようになると、急なトラブルが起きても対応しやすいし、機動力も上がっていくんですよね。


5. 他にも知っておいた方が良いもの

  • 「小さなEC事業者が実践する在庫管理術」
    在庫管理は決算と切っても切れない関係。在庫が多ければ資金繰りが苦しくなるし、在庫不足で機会損失することも。ぜひあわせて読んでみてください。

  • 「自己資本比率を高める財務戦略」
    会社の体力を示す自己資本比率を意識すれば、借入れ頼みの経営から脱却しやすくなります。月次・四半期で数値を追うと、“今どれくらい安定しているか”がハッキリ見えるように。

  • 「ECで失敗しない新商品テストマーケのやり方」
    新商材を追加する際、売上や経費の見込みが甘いと、決算時に「こんなにコストかかってたの!?」と驚くことに。テストマーケの実例を参考に、ムダな出費を抑えましょう。


6. まとめ:数字の定点観測が“経営のセンス”を磨く

なんとなく経営していると、数字を見て「ここを直そう!」っていう機会を逃しがち。でも、月次や四半期で定点観測する習慣がつけば、利益もキャッシュフローもグッと良くなります。

  • 売上や利益がどう変化しているか?

  • 在庫は適正なのか?

  • 広告費や仕入れに無駄はないか?

毎月や3ヶ月ごとにこのチェックを続けるだけでも、経営者としての“勘”が磨かれていくはずです。

もし「月次・四半期決算をちゃんとやってみたいけど、一人では難しそう…」という方は、ぜひご相談ください。僕の会社でも、EC事業のコンサルティングや物流代行を通じて、数字の改善をお手伝いしています。
ECビジネスは奥が深い分、数字を見て地道にコツコツ取り組むことで大きく成長できる世界。ぜひ今日からでも月次決算・四半期決算を習慣化して、安定した経営基盤を作っていきましょう!


これを利用すると計算がめっちゃ簡単になります。

それではまた次の記事で。お疲れさまでした!

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