AIに相談しても うつ回復が進まなかった方へ
後生川うつ専門研究所の
後生川礼子です。
これから、うつ病患者さんの中で
こういうタイプが更に増えます。
▶第一段階:スマホのchatGPTに相談する
「私はどうしたらいいですか?」
「薬をやめたいです」
「仕事に戻るべきですか?」
「家族にどう言えばいいですか?」
▶第二段階:一時的に楽になる
「あぁ、分かってもらえた」
「主治医よりイイこと言うじゃん」
「整理できた」
「やっぱり私は間違っていない」
▶第三段階:でも現実の生活は変わらない
でも、睡眠は崩れたまま。
診察では本音を言えないまま。
薬の相談も曖昧なまま。
家族関係も変わらない。
復職判断も全く進まない。
▶第四段階:やっぱり人間支援が必要になる

AIに相談しても回復が進まなかった方へ。
chatGPTに相談すること自体は良いと思います。
深夜でも無料でお話を聞いてくれますし。
私自身も活用していますよ^_^
例えばAmebaブログ・note表紙作成等など…
センスがいい✿
でも、うつのターニングポイントを
すべてAIに任せるのは怖い‥と思うのです。
あなたの姿勢や顔色や生活環境、家族の疲れ
薬の影響、悪化のサインまでは見られません。
あなたの人生記録もしらない。
あなたが書いた文字ずらだけで判断するので
入力するセンス・文字によって返答も変わります。
あなたの「大丈夫です」の言葉の裏にある
本音を見抜くことも出来ません。
評価基準は、画面上の文字ずらだけの「あなた」
そして何より、chatGPTは患者さんに対して、
「その考え方は、今のあなたを守っているようで
実は回復を遅らせているかもしれません」
なーんて、人生の文脈を踏まえて踏み込むことはできないし。
言葉としては言えても、その人の現実を背負って
伴走することはできないのです。
・その人が逃げ続けている現実を一緒に見に行くこと。
・診察室で言えない本音を拾うこと。
・生活・服薬・家族・仕事・再発構造を統合して見立てること。
・“分かったつもり”を“実際に変わった”まで持っていくこと。
・否定されたくない本心を見抜くこと。
ここは専門領域ではありません。
chatGPTに相談して
あなたはこの1か月で実際に何が変わりましたか?
睡眠は変わりましたか
薬の整理は進みましたか
主治医に伝える内容は変わりましたか?
家族との関係は楽になりましたか
仕事や生活の再設計は進みましたか?
安心して終わりになっていませんか?
もし気持ちが楽になるだけで、
療養生活が何も変わっていないなら
それは「回復」ではなく単なる
「一時的な安心」かもしれません。
しかも、相談内容に対してAIは絶対否定しません。
同時に、責任も取りません。
AIだから。
・・・・
これからの時代、こんな相談者が増加するだろう
リアルな医療現場でも起きています。
「そこ、ネットで調べました」
「YouTubeで見ました」
「GPTに聞きました」
「無料情報で知りました」
でもね、情報では人生は変わりませんよ。
専門家の見立てと順番と伴走で
うつ回復はゆっくり動き出すのです。
‥‥と、chatGPTさんが教えてくれましたとさ(笑)
そして、チャッピーさんは言いました。
「自己責任でお使いください」
「責任は取りません」と。
結局、最後は生身の人間同士の関わりが重要なんですね。
自分で自分の状況をヤヤコシクして
受診する方々もいます(泣)
AIに相談しても うつ回復が進まなかった方へ
私は、機械に相談すること自体を否定しません。
むしろ、誰にも言えない気持ちを吐き出せることは
救いになることもあると思っています。
でもね…
うつを本気で克服するために必要なのは、
実は、きれいで整った回答だけではないですよ。
そこを絶対に忘れないで。
それで治るなら、みんな治っているはず。
でも、逆に増えていますから。
本当に必要なのは、知識を増やすではなく
実際に変えていくこと。
ちょっと頑張ること
実際に試行錯誤すること。
現実から逃げないで。
私は、やっぱり泥臭い人間なんだと思います。
こんなに便利な時代になったからこそ、
ちゃんと面と向かって話すこと。
その人の生活を一緒に見ていくこと。
逃げている現実を責めるのではなく
一緒に見に行くこと。
そこを、大切にしていきたいタイプの人間。
あなたはどちらタイプ?
これからの10年・第二フェーズで
わたしが一番大切にしていきたい部分ですね。
そこに早期回復の入口があるから。
chatGPTは大いに使っていい。
でも、情報だけでは人生は変わりません。
知識を増やすことと、
現実世界で行動できることは違うし
一歩を踏みだせることと
継続し習慣化できるかもレベルが違うのです。
患者さんも二極化していく気がするなぁ‥
あなたは、どう思いますか。
今日も1日よろしくお願いいたします。

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次に必要なのは、chatの世界ではなく
あなたの現実を一緒に見る専門的伴走です。
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▶著者プロフィール
後生川 礼子(ごしょうがわ れいこ)
うつ回復専門|医療×福祉×心理を統合した実践支援家
修士(看護学)・看護師・精神保健福祉士・介護支援専門員・産業カウンセラー・ストレスチェック実施者
臨床看護師18年(うち精神科7年)。重度うつ病を自ら経験し、15錠断薬・20㎏減量・1年で社会復帰。2016年より全国訪問型うつ病回復伴走支援を確立。
実践と研究を往復し、回復を「再現可能な構造」として体系化。累計300名以上を長期伴走。2026年5月再始動。
著書には『あなたのうつ絶対克服できます』『うつの常識を疑ってみよう』など計6冊を商業出版。
