うつになったら、お金も仕事も人間関係も健康も全て失った。
最初はね、ちょっと眠れないだけだった。
布団に入っても眠れないし
眠ろうとすると、余計に焦り始める。
スマホで「リラックス音楽」とか
「眠れる音楽」「気持ちが軽くなる動画」とか
2時間ほどの小さな音量で流してみる。
2時間後に音楽が終わったのに、
まだ、わたし眠れていない。
「あぁよかった、眠れた‥」
「え!まだ2時間しかたってないの?」
聞こえるのは、時計のカチカチ…
そのまま朝を迎えてしまった。

「最近、ずっとこんな感じ」
「いや、やっぱり変だよな」
足取り重くリビングへ。
リビングでは、家族がいつも通り
ドタバタを過ごしている。
「眠れていないなんて、言えないな…」
疲れが残ったまま一旦出勤。
作り笑顔で同僚に挨拶。
睡眠不足で日中はぼーっとして
些細なミスして、上司に注意されてしまった。
で、さらに落ち込む。
同僚に「大丈夫?」と心配された。
「私、ヤバい人ってバレたの?」
バレているのかと不安になり、ソワソワ。
動悸がするし変な汗かくし、
お弁当を口にしても味を感じないよ。
その話、何がそんなに面白いの?
ぜんぜん笑えないし。
もう、辛いキツイ!!!
スマホ検索すると「うつ」らしい。
「新規予約2か月待ち」
「年内の受付終了」
え、心療内科ってこんな感じなの?
「当日予約なし」
10件目にやっと見つけた!
3分診療。受診して、とりあえず薬が出される。
出された薬をネットで調べまくって
副作用を知って、さらに怖くなる。
薬物依存者になりたくない…
わたしは、精神科通院患者。
そして将来は精神科通院歴のある人間と
言われるんだな・・・
お母さん、どう思うかな。
そのレッテルを、自分自身に貼る。
ガッツリとね。
いや、誰に言われたわけでもなく
自分で自分を更に追い詰めていく。
誰も悪くない
自分で自分を全否定。
あぁまた、処方と傾聴と安静だけか。
それ以外、先生から何も助言ないね。
結局、何をしていいか分からないまま
時間だけが過ぎていく。
その間に、薬はどんどん増やされた。
休職する。
でも、どう休めばいいか分からないよ。
どう復帰すればいいかも分からないし
上司は「元気になるまでゆっくりして下さい」と。
「休みって何だろう」と自問自答。
「元気ってどうしたら戻るの?」
「家で、何をしたらいいの」
「薬止めたら、わたしどうなる?」
そんな話を友人に話すと、こう言われる。
「依存性があるから飲まない方がいいんじゃ?」
「気晴らしにドライブとか行く?」
「うつ病は再発しやすいんだって」
「うつ病で廃人になった人、知ってるよ。」
余計に落ち込む。
もう、相談しなきゃよかった…
「友達って何だろうな」
結局なった人間にしか理解できないよね。
療養が長期化、経済的不安が募る。
そうして気づいたとき、最初の悩みが何だったか、
もう完全に分からなくなっている。
……そうだ!
最初は、上司の何気ない一言だったんだ。

負の連鎖には、底がない
しっかり眠れない→受診→薬→副作用への恐怖→
自己嫌悪→休職→孤立→収入が途絶える→
お金の不安→さらに症状が悪化→
人間関係が壊れる→社会から距離ができる→
また底に落ちる。
これらの連鎖に、底はないのだ。
私は当事者として、そしてこの10年間
300名以上の伴走の中で、その事実を
わたしは何度も目の前で見てきた。
誰かが教えなければいけない
だれが?という問題はさておき。
うつの負の連鎖が始まっているとき、
本人はその構造がまったく見えない状況。
ただただ流されるまま。
ただただ毎日、消耗し続けている事実。
だから誰かが教えなければいけない。
「今、あなたはここにいて、
そして次にこれをすれば連鎖が止まるよって」
それが、あなたには必要。
本当の回復を目指すならば。
連鎖を止める、最初の一手
負の連鎖を止めるのは、薬でも休養でもない。
「自分が今、連鎖のどこにいるかを知ること」
現在地が分かれば、次に何をすべきかが分かるし
現在地が分からないまま動いても、
同じ場所をぐるぐる回るだけ。
うつ状態の思考回路停止状態では
伝わられないし、理解されないだろう。
だから、うつの人でも読みやすいように
これからまとめていこうと思う。
底に落ちていく前に、
あなたが知るべきことがある。
底辺に落ちた人間が教えます。
底辺はないよ、本当に底なし沼だから。
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「連鎖を止める、具体的な方法:睡眠・休職・復職・働き方を根本から変える」
眠れない夜の整え方、休職中の過ごし方、復職前に必ずやるべきこと。底に落ちていく前に、あなたが知るべきことをまとめます。
※公開次第、リンクを追加します。もうしばらくお待ちください。
