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noteに「フライホイール」を実装しよう!物理学×noteの運用術!?

こんにちは、ひゅーです。

わたしは、業務改善が本業のサラリーマン。noteでは、「挑戦と思考整理を楽しむ。」をテーマに、AIとnoteをわかりやすく深掘りしながら、ゆるーくお伝えしていきます。

今回は物理学のお話です。

まあ冗談ですが、noteを「ビジネスモデル」と考えたときに、noteと相性のよさそうな言葉があるのでこれを書こうと思います。

ちなみにわたしは生まれたときからずっと理系の人間なので、物理学は大好きです。なので、今回のお話は、物理的なゴロゴロ転がる車の力を借りて進めようと思います。

それは物理学から着想を得ているフレームワークで、フライホイールモデルと言います。

フライホイールというのはカタカナで書くと必殺技のようですが、車のタイヤの近くにある部品で、「はずみ車」とも言います。タイヤの回転を安定させるために使われているもの。

数字でnoteの診断をするAARRRモデルの話は以前書きましたが、今日はもう少しゆるい、運転姿勢のような話。でも難しい単語はほとんど出てきません。出てくるのは、じょうごと自転車と喫茶店くらいです。


まず前提、「ファネル」という古典


マーケティングの教科書を開くと、だいたい最初に登場するのが「ファネル」という考え方です。日本語で漏斗(じょうご)。理科室で液体を注いだ、あの逆三角形の道具ですね(じょうご、最近見かけました?)。

漏斗(じょうご)

考え方はシンプルで、お客さんは「知る → 興味を持つ → 比べる → 買う」の順に、だんだん人数が絞られていきます。この流れを逆三角形で表したのがファネル。

noteに置き換えると「見つけてもらう → 興味を持つ → 読んでもらう → 買ってもらう」。新しい読者さんと出会うための、基本の型です。

駅前のチラシ配りをイメージしてもらえれば、だいたい合っています。開店したばかりの喫茶店なら、まず存在を知ってもらうところから。これはこれで、ちゃんと大事な仕事です。

ファネルの考え方は、段階が進むごとに人数がだんだん減っていくこと。だからこそ、まずはたくさんの人に見つけてもらう必要があります。そして最後は、購入することで終わる。そこへ向かう、一直線の短距離走です。

noteのファネル

「フライホイール」という考え方


さて、ここからが本題です。2018年、マーケティングツールで有名なHubSpot(ハブスポット)社が、「ファネルの次は、フライホイールで考えよう」という新しいモデルを提唱しました。

フライホイール=はずみ車は、もともと機械部品の名前です。ずっしり重い円盤で、回し始めにはかなりの力が要ります。ところが一度回り出すと、その勢い(慣性)自体がエネルギーの貯金となって、少しの力で回り続けてくれる。蒸気機関で有名なジェームズ・ワットのはずみ車に着想を得たのだとか。

フライホイール

とはいえ、はずみ車を日常で見たことがある人のほうが少ない説がありますので、自転車を思い浮かべてください。こぎ出しは重い、でも走り出せばスイスイ。あの感じです。

HubSpotの描くフライホイールは、こんな輪っかになっています。

集客(Attract)→ 育成(Engage)→ 満足(Delight)→ また集客へ……

大事なのは、この輪に「終点がない」ことです。

ファネルは購入で終わり、注いだ力も使い切り。翌日からまた、新しい人を集めるアクションになります。

一方のフライホイールでは、満足したお客さんが口コミや紹介で、次のお客さんを連れてきてくれます。購入はこの輪の中で、場所を固定せずに発生します。

かけた力が消えずに、「慣性のような力」として輪の中に貯まっていく。回せば回すほど、次のひと回しが軽くなる。

喫茶店でいえば、チラシを見て来てくれた一見さんが、いつしか常連さんになり、こんどは友人を連れてきてくれる。マスターは毎朝、駅前に立ちっぱなしにならなくて済む、というイメージです。


noteに置き換えてみる


この輪っか、noteにも当てはまります。

  • 集客:タイトルやハッシュタグを工夫して、検索やおすすめ欄から見つけてもらう

  • 育成:スキやコメントのやりとりで、ゆるくつながる。

  • 満足:「この人の記事なら、また読もうかな」と思ってもらえる。常連さんの誕生。

常連さんが記事を引用したり、まわりにすすめてくれたりして、また新しい読者さんがやってくる。これで輪が一周です。

noteのフライホイール

noteは、記事が消えずに積み上がっていくストック型の場所です。いまその瞬間の価値ももちろんありますが、割とそれが終わっても、閲覧されたり購読されたりする特徴があります。

半年前の記事がまた読まれて、そこから常連さんが生まれることもあるので、過去記事のぜんぶが、noteを押してくれる小さな力になる。

継続が前提のnoteと、循環が前提のフライホイール。とても相性がいい考え方です。ぜひnote成長の考え方として取り入れてみてください。


摩擦の少なさ


フライホイールに蓄えられる勢いは「回転の速さ・円盤の大きさ・摩擦の少なさ」で決まるそうです。

noteだと、回転の速さや円盤の大きさは、交流の頻度・積み上がった記事の量・そして読みやすさ、きっと他にもあるでしょう。

摩擦は、空欄のままのプロフィール、改行のない壁のような文章、コメントしづらい空気、怖さを感じるサムネイル、続けて読みにくいサイト構成などだと思います。

やっぱりnoteはひとのコミュニケーションなので、リアルで友達になりたくないと思えば近寄りたくないのが心情です。自分のnoteと友達になりたいか? と、少し客観的に振り返ってもいいかもしれません。

潤滑油は、このあたりに差しておきましょう。そういえば、古い記事にときどき手を入れるリライトも、円盤を磨いて摩擦を減らす作業だと考えると、ちょっと楽しくなりませんか。


ファネルも、フライホイールも必要


念のため書いておくと、「ファネルは古い、いらない」という話ではありません。チラシを一枚も配らなければ、お店の存在は誰にも届きません。タイトルやタグを工夫する集客の型は、土台としてこれからもずっと必要です。

ただ、集めることだけに全力を注ぎ続けると、いつか「疲れ」も出てきてしまいます。

noteは長く続けてこそ面白くなる場所。だからこそ早めに、フライホイール側。つまり「回す」ほうへ、軽く意識を向けておくのがおすすめです。

最初のひと押しは、小さくてかまいません。もらったコメントに返事をする。気になるクリエイターさんの記事を読みに行って、スキをひとつ置いてくる。面白かった記事を、自分の記事で紹介してみる。

それだけで、noteのはずみ車はすこしだけ動き始めます。たくさんのフォロワーさんも大切ですが、「一人の常連さん」も大切です。

集めることに少し疲れたなと感じたら、上手く回していくことを考えていくといいタイミングかもしれません。なにより自分を大切にして、疲れないようにやっていきましょうね。

楽しんでいる人のまわりで、車輪は回る


転がっている車のいいところは、回し手が楽しそうだと、なぜか回転まで軽くなることです。楽しそうにnoteを書いて、まわりもコメントでにぎわっている素敵なクリエイターさん。いますよね?

わたしもそんな風になりたいものです。

読者さんを「集める対象」と見るとチラシ配りは営業みたいになりますが、「一緒にこの場を楽しむご近所さん」と思えたら、交流は楽しみに変わります。数字は、その循環のあとから静かについてくるもの。

noteという世界で、まずは静かに成長していくことを考えると気が楽になるかもしれませんね。

では、今回はこの辺で。またー。


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