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◆自己紹介、楽器調整を検討されている方へ

 ベーシストの楽器の出したい音を出すお手伝いをしているhirokiと申します。
 主にエレクトリックベースを弾いていて楽器の調整や楽器、pu製作、ジャズベースタイプのpu集めが好きなことから、puはじめとしたパーツ選びの相談を受けることが多いです。

 経歴詳細は後述しますが、学生時代から趣味でベース弾きを続けて現在は楽器メーカーで楽器作ったり調整したりしながら、個人で楽器調整を行ってます。


 



1 最初に


* 内容は適宜アップデートしてきますのでご了承ください。


 私自身結構沢山ベースを買ったり弾いては自分で調整改造したり、プロの方に調整を依頼してもなかなか好みの音が作れない、弾きやすいと思う楽器に出会えない(もちろん自分の演奏能力で全てをカバーする能力を上げて楽器に合わせていくのも大事なのですがその能力も足りなかった)中で悩んで沢山失敗して、、、でも何故か継続してきました。

 そしてようやく自分の好きな調整方法がわかってきて、40代になった今、楽器に関わることを仕事にすることが運良くできるようになりました。

 今でももっと良い方法ないかな、とか色んなプレイヤーの弾き方や楽器弾いてどんな調整しているのかとか考えていて、調整された素晴らしい楽器にときめいたり、調整した楽器を弾いて依頼者様に喜んでいただける瞬間が楽しいと思って今、生きています。

 

 私が悩んできた悩みを調整を行うことや、調整を行う中での調整依頼者様との会話、またこのnoteをはじめとしたSNSのテキストで少しお手伝いできれば、と思って仕事をしています。



* 楽器購入してきて悩んだり購入して失敗した点や気づいたことについては別記事でまとめました。
悩んだり失敗した過程にこそいろんな学びや発見、自己理解があると思っています。


 色んな楽器の調整の合間に自分の楽器の調整を行なっていますが、私が行っているメニューや、私自身の調整(特に名前をつけているわけではないのですがここではとりあえず「トータルセットアップ」という仮の名前にします)の考え方、特徴、そして私自身どんな経歴の人間であるかを書いてみようかと思います。




2 楽器調整についての考え方


 正直が私が行うセットアップが万人に合うとは思いませんし、ご自身で好きな調整をしてくださる相談しやすい人を探して最終的に心地よく楽器が弾ければよいと思っています。


 私の調整がどんな感じなのかは、このnoteをお読みいただき、最終的には私が所有して自分で調整している楽器を弾いていただくのが一番だと考えており調整相談でお越しいただいた際に弾いていただいています。


 もうすでに、

 楽器店等で何本か楽器弾いてここの調整自分に合うな、と思ったらそこにお願いするのが一番です。


因みに私が(あくまで私が、です)これまでその店舗の楽器複数弾いてきていいな、と思ったのは、


名古屋のgraciasさん

神奈川のgeek in boxさん

です。


ともに、


・ 素晴らしい状態の楽器が弾けること

・ 素晴らしいアンプ等の試奏環境があること


はもちろんなのですが何より



楽器の相談をしやすいスタッフがいること



が最高なとても素敵なショップです。




そんな素晴らしいショップがある中で私が個人で行えるサービスのメリットとして考えていることは、


いいな、と思うセッティングそのものがわからない、と言う方のお話を聞いて、調整作業を実際行う私自身と直接お話ししながら、楽器を弾いて音を出して(私のマンションの防音環境でアンプ、DAWを使って弾いていただいたりご自身の機材の持ち込みも可能です)気軽に相談・調整することができるのがメリットかと思っています。
 


 これは私自身が楽器店などに試奏や相談しに行くのがとても苦手だったことや他の業界のモノやサービスで接客を受ける時よりもあまり良い思い出がなく、特に、



・ 不満があるのだけど何からどう相談して良いかわからず(どう言葉にして良いかわからなくて)相談もしにくい

・ 試奏はさせてもらったけど落ち着いて音を聞けなかったり(周りの音がうるさかったり好みの音量を出しにくい等)楽器そのものの音がわかりにくい(アンプの影響力が大きすぎる等)



などを経験をしたことが大きく、そのときこうだったらいいなと思ったことをサービスとして提供しようと思っています。



① 相談はXやInstagramのメッセージからお願いしています。


▶︎ X

▶︎ instagram


 このnoteをお読みいただいたり、下記②の経歴、③でのSNSでの考え方に共感いただいた方からメッセージで相談いただければ、と考えています。

 SNSでお互いの人柄を知ることがその後のメッセのやりとりやお会いする、となったときにお互いWINWINの関係になると考えているためです。

 
 


 個人で調整を承るだけでなく、楽器メーカーの技術者として昼間は楽器の制作や調整等を行う仕事もやっていることが多く、極力メッセージを頂戴したらチェックはすぐするように心がけておりますが、チャットのような即レスはできかねるためご了承いただければと思います。
(遅くてもいただいて24h以内に一度は何かしらのメッセージを返信したいと考えています)
 


② 私の経歴


40代になった男性、北海道生まれ東京育ちです。


楽器音楽関係の経歴等を紹介します


▶︎音楽関係の経歴

【小学校〜中学校】
 ピアノを習う(約8年間)

【高校】
 中央大学杉並高校 軽音楽部でエレクトリックベースを開始

【大学】
 中央大学 軽音楽サークル Sound Shower

【社会人】
 サラリーマン(官公庁の行政職)
 音楽コミュニティなどで知り合った方と社会人バンドにてベースを継続
 ベースのレッスン通ったり、DAWやギターのレッスンも少し通う

【近況】
 Kigoshi custom guitars道場(週末楽器制作を教えていただく場)にて楽器制作、ギター・ベースを製作を学ぶ
 国立音楽院、ギタークラフトリペア科にて戸田高弘先生に2年間リペアを中心に学ぶ
 前職を退職し副業解禁、個人で楽器調整開始。
 楽器メーカーに転職、普段は技術者として楽器の調整や制作を行っています。




③ 一番大事なこと " 人間的に信頼できるかどうか ”

 
 どうやって楽器の調整や相談をするのに合いそうな人を探すか、はなかなか難しいのですが、私と考え方について合うか合わないかの判断材料についていくつか挙げると、


・ note内容をお読みいただく

・ SNS(X,instagram)の投稿を見ていただく


・ SNSでのコメントやメッセージをしたり実際お会いして人間的に合いそうかどうか


・ 私が所有している楽器と同じ楽器を所有していて同じ悩みを抱えている可能性もあるのでそれでご判断いただく


・ 私の所有する調整した楽器触っていただいて好みであるかどうか(これは実際にお会いしてから、の判断材料になると思いますが相談にお越しいただいた際に弾いていただくことをお勧めします)


など色々ありますが全てにおいて一番大事だと考えているのは、




" 人間的に信頼できそうか "



これに尽きる、と思っています。

技術的なことはもちろんあると思いますがまずこれだと思っています。



今のところ友人つながり、お会いしたことないけどsnsの投稿目にしたりコメントやメッセで会話したことがある、という方ですでに人柄がなんとなくわかる方からの依頼が殆どで、そういう方は出会ってもほとんど違和感ないな、と感じることが多いです。



個人的に、


snsでの投稿はかなり性格が出ると思っており、なんか合わなさそうだなと思ったら大体合わない、


と感じることが多い気がしています。


皆様も私のことをそう感じられるというのも勿論あるので、XやInstagram、noteで判断いただければと思います。




私自身SNSで感じることとして、

・ どんな人をフォローしているのか


・ どんな投稿・コメントをしているのか(意見感想人と違うことは多々あるのは当然で心の中で思うのは自由ですが、こんなことわざわざsnsで投稿?と感じないか、など)


・ 会った事もない方へのコメント等での対応がずさんでないか



など



皆様も他の方の投稿見て色々と感じるものがあるかと思いますがこれで判断いただければ、と思っています。



④ 私の調整のコンセプト


・ 楽器の特徴を殺さない程度に弦高を低めにできるようにして弾く負担減らす。

・ どのポジションでも同じ弾き方で極力同じニュアンスの音が出せる。

 

 の2つが主な内容です。


 これは私が私自身の演奏能力や楽器演奏習得能力のなさは勿論あるのですが楽器にとても悩んできました。
 沢山買って、自分で調整して失敗してを繰り返してきて今だいぶ楽器の状態について満足いくようになってきてその状態を依頼者様に提供して喜んでいただきたい、という気持ちでこの仕事をしています。


 調整にあたり、楽器(主にフレット)削ったり部品を交換したりといった手を加えることを全くしない調整(ネジを締めるだけ等)で解決することもありますが、多くはこれだけで解決しないことが多いです。
 

 というのも


 私自身が行いたい調整をするにあたって大体、トラスロッド調整してブリッジサドルで弦高を調整はしたものの、


・ フレットの高さによってやりたい調整ができない(フレットの高さ調整(擦り合わせ)が必要なことが多い)

・ ナットの溝の調整が必要

 
という場合が多いからです。


 


ただ勘違いしていただきたくないのは、



調整相談をしていただいて自分がやりたい調整を強要することやこれをしないとまずいですよ、と言うような不安を助長することは一切しません。

現状をお話しして私はこういう考えですと言うご説明をしどうするか、は依頼者様に決めていただく(別なリペアマンや楽器屋などと比べていただいてそちらに決めていただくことももちろんOK)と言う考え方です。


 次に具体的な作業を紹介します。


 


3 トラスロッド調整


 ネックの反り具合を調整するのがトラスロッドで専用のレンチの締め具合でネックを調整する作業です。

 ネックの状態や音を聴いて、私自身がいいと思うトラスロッドの締め具合を調整します。


 トラスロッドの締めによってネックの剃り方が変わるのはもちろん音にも結構影響すると私自身は考えており、物理的なネックの反り具合からトラスロッドを調整することはもちろん調整したことによる音の変化を聴きながら、ここがいいのでは、という位置を決めて楽器を調整(このあと出てくるフレット擦り合わせ、ピックアップ高さ調整など)をしていきます。

 楽器の状態によって調整幅の限界があるのもそうですし楽器によってこれがいいと思う具合があるので状態と音聞きながら決めていっています。





4 弦高調整


 私がいいな、と思う弦高をブリッジサドルの高さ調整により決めていきます。


 基準として12フレット上で何ミリ(色んな計り方あると思いますが、チューニングされた状態の弦の底面を、12フレットの一番高い部分の間が何ミリあるか)というのが使われますが、私は何ミリにしたい、というのありきで決めていないので楽器によってまちまちですが、大体


 2〜2.5mm


くらいになっている気がします。

弦高ついて書いた記事があるのでこちらも参考にしてください。


 過去の記事でも何回か触れていますが高さの判断として、


・ 2フィンガーピッキングで指を深めに弦の下方向に強めにピッキングした時の音の反応

・ ピック弾きでジャズベースタイプのネックピックアップ付近で強く弾いた時の音の反応

・ スラップでのサムの振り抜き型をネックエンド付近で行った時の音の反応

・ スラップでのプルで12〜15フレット付近でプルを行った時の音の反応

・ 5弦ベースでの12〜15フレット付近での音の反応


など他にもありますが上記は結構チェックしているポイントです。


 これは私自身がとても悩んだことでピック弾くには良い好きな音なのにスラップ弾くには弾きにくい、とか奏法によって不満があったことや、継続して弾いて手にストレスのない弾きやすさや、どんな弾き方しても一定の音が負担なく出せる、と言うのを目指しています。


 あともう一つ大事にしているのが弦がビビった時の音がすごく好きなのでニュアンスとしてビビり具合を結構意識しています。


 ビビっても詰まった感じがない(アンサンブルに混じった時にはベースに必要な低音が出ている)、といえば良いのでしょうか。


 これはウッドベースで開放弦がビビった時の音やストラトキャスターのギターのビビった時の音がニュアンスとしてとてもかっこよく、人間が弾いた時のニュアンスの魅力としてとても大事だな、と思ったのがきっかけです。





5 ナット溝の調整、フレット擦り合わせ


 物理的にできるだけ低くする、を目指すというより、低くしても楽器のその楽器らしい音がでる加減を弾いて判断して調整しています。


 責任放棄するつもりはありませんが、これは私自身の判断であり、必ずしも万人受けするものではないですが、目指していることを少しあげると、


・ どのポジションでも同じような弾き心地(私自身が苦しんだ例としてマーカスミラーをコピーしたときに高フレットでのスラップの音が出しにくい等をなくすなど)

・ 奏法(2フィンガー、ピック、スラップ)によって弾き方に気を使わないこと

・ 弦楽器特有の強く弾いたらビビる音は楽器の特性、弦楽器の音楽表現として素敵なファクターと考えている一方、ビビり方が良くないと低音のないスカスカの音になるので加減すること


・ 私自身指が細くピッキングが強い方ではないため基準の弦高は少し低め。これを理解、想定した上で少し強めの人は少しビビりやすい傾向にあるけどビビってもベースとして必要な低音(ビビりは楽器の音の表現の一つとなるような音)が出ること(弦高高めにしたい方は楽器お預かりのときに私の楽器を弾いていただいたり等しておおむねの好みをお聞きしつつ、お渡しの時に楽器を弾いていただきながら希望聞いて少しあげ目でお渡しており、この最後のお渡しの調整時間も大切にしています)。





6  ピックアップ調整


 主にピックアップの高さ調整を行います。


 高さについては別記事で取り上げました!


 沢山のピックアップ(特にジャズベースタイプ)を試してきた経験から私自身がよいな、と思う高さを調整します。
 
 高さの調整はネジを回すだけの作業でドライバーくらいしか道具を使わず一見楽な作業ですが結構高さで音の印象は変わります。

 音が気に入らないからピックアップを交換したいという相談も私自身受けるのですが、弦高調整+ピックアップ調整だけで済むケースも結構多いです。


 ピックアップの高さも楽器を弾く方がどんな弾き方をするかによって最適な高さが変わる、と考えています。


 私自身はピッキングが強い方ではないので結構弦の近くにしていると思います。


 これは比較的個人で簡単にできる調整ポイントでありながら結構音に影響がある部分なのでお渡しの時に普段こういう調整したら良いと思います、といったようなアドバイスも必要であれば差し上げるようにしています。


 これは調整サービスとはまた別にはなるのですがピックアップ選定(サウンドコンサルティング)というサービスも別途承っています。

* 参考

 どういう傾向の音にしたいかをお聞きするだけでなく実際に私が所有しているピックアップ等のパーツがあったら試しに交換してみることもできる、というものです。




7 納品時調整、音出し環境、注意事項

 
 最後納品時に調整した楽器を弾いていただき、弦高やピックアップ高さ等、依頼者様の弾き方、好みに合わせて調整しています。
 

 会話してこの方が好みかも、と依頼者様が気づいたり、弾いている状況見て私がこうした方がいいかも?と提案できることがあったりします。

 また、音出しの環境もじっくり弾いていただけるようにベースアンプ、そしてDAWを使用した録音環境も用意しております。


① 最終調整


 楽器をお預かりするときにヒアリングやその場で楽器を弾いていただくことで概ねの調整状態を決めますがお渡しする直前に再度依頼者様の希望をお聞きしながら調整を行うようにしています。

 主に弦高調整とピックアップ高さ調整になります。

 また日々のご自身でできる調整方法をお伝えしたりすることや会話の中で依頼者様にとって必要な情報を提供するようにしています。

 現在納品は私のマンション(防音環境)での手渡しになっています。



② 音出し環境

 
 私所有するマンションをリフォームして防音室を用意しております。
 マンションであるためドラムを叩けるような環境までではありませんがじっくり音を出して弾いていただける環境があります。

 夜お越しいただく方も音量は少し控えめにはなりますがアンプで音を出していただいております。



・ライン →   オーディオインターフェース RME   Fireface ucx2

・アンプ →   アンプヘッド Tecamp puma 500 、キャビネット Bag End(10インチ)

・DI → AVALON DESIGN U5 、MASS-KOBO model217


を所有しておりますが、勿論普段の依頼者様の音出し環境で弾くのが1番かなと思いますので、エフェクトボートお持ちいただいたり、アンプヘッドをお持ちいただいたりライン音の確認のための普段使っているヘッドフォンお持ちいただいたりするのも歓迎ですし、むしろ推奨します。


③   注意事項

 あまりこういう方はいらっしゃらないのですが私の環境、私の考え方、これまで問い合わせあった内容から、



・ 防音環境はあるものの普通の住居用マンションのため置ける機材等限界あるため大がかりな修理はやっていないこと


・ 楽器は弾いてもらうために調整しているので鑑賞用にクリーニングのみしたいとか、楽器を調整するのに過度な清掃が必要なもの、楽器を保管するのに過度な取り扱いが必要な楽器は扱っていないこと

* 調整の際は素手で触ります。作業後はクロスで乾拭きし、お持ちいただいたケースにて保管します(特定のメンテナンス用品の使用や細かすぎる楽器の取り扱いはできかねるためご了承ください)



があります。




8 所在地


 調整相談や調整依頼後のお渡しの場所は私のマンションになります。


 池袋駅から電車プラス徒歩約15分で西武池袋線 江古田駅か東京メトロ有楽町線・副都心線小竹向原駅(こちらが1番近く)が最寄りになります。

 
 マンションの一室のためマンション内にお客様用駐車場はありません。



9 最後に


 今回は私が行っている基本的な調整(トータルセットアップ)について書いてみました。

 お伝えしたいのが私はただプレイアビリティをよくする(弦高低くしたいなど)というだけでなく楽器の音聴いて決めています。


 音を変えたい、という相談を受ける中で、この楽器買いたいけどどうですか?とか相談受けることあります。

 購入しないと難しいこともありますが、楽器そのものを購入しなくても手持ちの楽器を調整したり、調整で足りなければ少しパーツ変えて調整してもらったりで解決することもあります。
 

 とはいえ、パーツ交換して試奏なんてできないし、という交換して違った音になるかと、という心配もあるか思います。私もそうでした。


 楽器の調整やパーツ交換の経験からこんな音になりそうだよ、とか何となく今の楽器の音が不満で音を変えたいんだけど何からてをつけていいかわからない、といった悩みを聞いて、

その人にとって意味のある楽器の調整
その人にとって意味のあるパーツ交換

 をするお手伝いをしてプレイヤーを幸せにしたいと思って私自身楽器を調整したり日々勉強しています。


 皆様にそれぞれにとっての、弾いてて心地よい楽器に出会えて弾くのが楽しくなるヒントになればと思います。

 最後までお読みくださりありがとうございました。


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