17回の「さよなら」が、私を「私」にしてくれたこと──継ぎはぎだらけの履歴書
こんにちは、ゆきのです。
いつも読んでくださる皆さまありがとうございます。
スキやコメント、マガジン登録やご紹介、サポートを本当にありがとうございます。
おかげさまで、noteを始めて2ヶ月を無事に終えることができました。
この小さな節目の中に、はじめて『応援』をいただけたことが本当にうれしくて、感謝の気持ちでいっぱいです。
今日は、私にとって忘れられない、特別な日になりました。
公開を迷っていて、そっとしまっておいたプロフィールの続編のようなもの。
今日は、少しだけお話しさせてください。
私が”私を責めていた頃”の話。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
【この記事を読む前に】
もし今日、心がとても疲れているなら、 この記事は、そっと閉じてくださいね。
この話は、私が17回「逃げた」経験です。
「17回挑戦できてすごい」ではなく、
「17回逃げてしまった情けない私」の話です。
もしあなたが1回で疲れ果てたなら、 それはあなたが弱いのではなく、 その1回が、とてつもなく重かったのだと思います。

「また、長続きしなかった……」
新しい履歴書を買うたびに、私は自分のことを、どこか欠けた人間だと思ってきました。
書ききれないほど増えてしまった職歴。
それは私にとって、社会に馴染めない自分を突きつけられるような、重たい数字でした。
当時の私は、心の中でいつもこう唱えていました。
「もっと、ちゃんとしなきゃ」
「もっと、周りに合わせなきゃ」
そう自分に言い聞かせては、『理想の自分』を演じながら、 新しい職場の門を叩いてきました。
けれど、どうしても心が苦しくなって、また逃げ出すように辞めてしまう。
そんな日々の中で、私は自分を責めることばかりが上手になっていきました。

嵐の中を歩き続けて
今振り返ると、あの頃の私は、本当はとても怖がりでした。
誰かにバカにされるのが怖くて、わざと強がったり、天邪鬼)な態度をとったり。
そうやって自分を守ることでしか、あの日々をやり過ごせなかったのだと思います。
朝の満員電車で突然涙が溢れたり、
ブラック企業で矛盾だらけの指示に振り回されたり。
心と体のバランスを崩して、誰にも会いたくないと殻に閉じこもった時期もありました。
当時の私は、誰かが自分のことを理解してくれるなんて、思ってもみませんでした。
なにより、私自身が、私の一番の味方になってあげられなかった。
そのことが、一番苦しかったのだと思います。
私を「ちゃんと見てくれた」人との出会い
そんな私の人生が少しずつ動き出したのは、40歳を過ぎた頃からでした。
きっかけは、祖父母の介護を経験したこと。
仕事と介護に必死に向き合う中で、限界を感じて訪れた病院で、ある看護師長さんと出会いました。
ボロボロになっていた私の話を、その人は何も否定せず、ただじっくりと聞いてくれました。
「一人で、本当によく頑張ってきましたね」
その人は私を「困った人」としてではなく、一人の人間として、ちゃんと見てくれました。
私のことを思って親身に相談に乗ってくださり、介護保険のこと、使える支援のこと――
それまで知らなかった「助けを受けてもいい」という選択肢を、とても丁寧に教えてくれたのです。
「自分は一人じゃないのかもしれない」
そう思えたとき、私の中にあった冷たい氷が、少しずつ溶けていくのを感じました。

継ぎはぎだらけが、今につながっている
今、私は社会福祉士として、かつての私のように苦しんでいる方々と向き合っています。
そして今、こう感じています。
ブラック企業で矛盾した指示に苦しんだ経験。
それがあるから今、同じ痛みを抱える人の気持ちに、少しだけ寄り添えるような気がします。
制度を知らずに苦しんだ経験。
それがあるから今、「知ることは、自分を守るお守りになる」と伝えることができる。
誰にも会いたくないと閉じこもった経験。
それがあるから今、孤独な人の心に、少しだけ寄り添える。
17回の「さよなら」は、ただの失敗ではなかったのかもしれない。
それは、今の私を作るために必要だった、17本の道。
散らばった点が、いつか星座になるように。
継ぎはぎだらけの履歴書は、私が歩いてきた道の記録。
そして今、その一つひとつが、誰かの心に静かに寄り添う手がかりになっているのかもしれません。
0.1の歩幅で、ゆっくりと
今の私は、こう思うようになりました。
これまでの遠回りも、失敗も。
いつか、別の景色に気づけるのかもしれない。
そう思えるようになってきました。
理不尽な思いをしたことも、
制度を知らずに苦しんだことも。
その全てがあって、今、私はあなたの抱えている「言葉にならない不安」を、ほんの少しだけ、隣に座って分かち合えるような気がしています。
大きな変化は、今すぐでなくても大丈夫です。
昨日の自分より、ほんの「0.1」だけ、自分を許してあげる。
それだけで、人生の景色は少しずつ、やわらかな色に変わっていくこともあると思っています。

あなたのペースで、ゆっくりと
もし今、あなたが自分を責めて苦しんでいるなら、よかったら時々ここへ立ち寄ってみてください。
ここは、あなたがあなたのままで、ふぅっと一息つける「心の安全基地」のような場所でありたいと思っています。
17回の「さよなら」を経て、ようやく自分を大切にすることを知った私と一緒に、あなたのペースで、ゆっくりと歩いていきませんか。
今日という日を、この場所で共に過ごしてくださり、心からありがとうございます。
ゆきの

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