優しいツッコミの奥に、覚悟を抱く人がいる
noteでつながった方、私が読んで好きだなーと思った記事を集めたマガジン『HONOの本棚』。
心が動いたnoteを、HONOの言葉で紹介する場所です。
今週は、摂食嚥下コンサルタントナース・yukikoさんの記事を紹介させてください。
この記事を読み終わったとき、わたしは思わず声を出して笑ってしまいました。そして、あったかい気持ちになったんです。
🌸紹介記事
💛この記事に心が動いた理由
訪問先のおじいちゃんが、お餅を食べた。
糖尿病を気にして、あんこは残して、お餅だけ食べた。
——気をつけるところ、そこじゃない!
これが、yukikoさんが心の中で叫んだツッコミです。
摂食嚥下のプロが、本当に気をつけてほしいのは「お餅」のほう。あんこじゃない。
わたしはここで、声を出して笑ってしまいました。
そして、笑いながら——少し泣きそうになりました。
このツッコミ、優しすぎるんです✨✨
「お餅、食べちゃダメですよ」じゃない。
「あんこ残したの、えらい」でもない。
おじいちゃんが「食べたい」気持ちで律儀にあんこを残した、その健気さをちゃんと受け止めたうえでの心の中のツッコミ。
専門家として「ヒヤっ」とした感覚はある。
でもそれより先に、「食べたい気持ちを否定しない」という姿勢が素敵すぎる😭✨✨
これが、私の大好きなyukikoさんの世界です✨
「禁止」じゃない医療。
「ダメ」じゃない支援。
「あなたが食べたいその気持ちを、安全に叶える方法を一緒に探す」という、柔らかい発想。
回復期の薬剤師として、
わたしは患者さんの「飲みたくない」「もう薬は嫌だ」という気持ちに、何度も向き合ってきました。
そんなとき、つい
「飲まないとダメですよ」と正論を言ってしまいたくなる。
でも、yukikoさんのこの記事を読んで
思ったんです。
ツッコミながら、寄り添う。
そんな関わり方も、あるんだなって🌸
💌こんな方に届いてほしい
「食べたい」気持ちを大事にしたい看護師・介護職・医療職——専門家の柔らかさのお手本です
訪問・在宅に関わる多職種——病院の中とは違う「現場の温度」があります
食事制限と向き合っているご家族——「禁止」じゃない関わり方を見せてくれます
✨yukiko 摂食嚥下コンサルタントナースさんについて
yukikoさんは、摂食嚥下障害看護認定看護師として18年のキャリアを持つ方。
2021年に独立され、現在はコンサルタントナースとして病院・施設・在宅の「壁」を越えて、摂食嚥下ケアを届けていらっしゃいます。
口から食べることは人としての尊厳であり、日々の喜び。
これがyukikoさんの信条です。
専門知識を持ちながら、「食べたい」という患者さんの気持ちを真ん中に置く——そのバランス感覚がすべての記事の根っこに通っています。
そしてもう一つ、どうしても紹介した記事。
嚥下がどんどん難しくなっていく利用者さんに、栄養補助食品のゼリーをクラッシュし、5cc・8cc・10ccと水を加えて4種類を試す——そこまで粘る臨床のお話です。
"もう食べられない"ではなく、"まだ食べられるかもしれない"。
その小さな可能性を見逃さないことが、
私たちの食支援なのかもしれません。
この記事を読んで、あんこ記事の柔らかさは、この粘り強さの裏返しなんだと気づかされました。
「食べたい」を真ん中に置くというのは、優しいだけじゃなく——とことん考え続けることでもある。
yukikoさん、こんなに笑いながら学ばせていただいた記事は、久しぶりでした。
「気をつけるところ、そこじゃない!」——yukikoさんを見習って、このツッコミの優しさをわたしも心に持っていたいと思います😊
次は、誰を紹介しようかな🌸
また次回、HONOの本棚でお会いしましょう。
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