見出し画像

創作大賞2025を振り返って ③

7月31日をもって、創作大賞の読者応援期間が終わります。
あとは9月中旬に中間選考が発表されるまで、じっと待たなければなりません。その間、来年用に新作を考え始めるか、それとも「メメント モリ」の第4章を書き始めるか、悩むところです。来年はぜひ、ファンタジーに挑戦したいなと考えています。(書けるかな?)

今回、第三章を書き上げて強く感じたのは、「ここまで物語が進むと、過去の章との因果関係が複雑に絡み合い、もはや第三章単体では意味が通じにくくなっている」ということでした。(第二章までならともかく)ですからこの作品はこれ以上、公募などに出すことはしません。これからTalesで少しずつ更新していくだけになると思います。

ご興味ありましたら、ぜひご一読いただけると嬉しいです。

『メメント モリ 第三章 信頼の証明』全25話
https://tales.note.com/hosino8/wssiu7sty2frd/episodes/ewcevb0prtcqq


★★★

ミステリー小説部門に応募している「寄生体」に、新たな推薦レビューと感想文を頂きました。

塩野ぱんさんからの推薦レビュー

最初に正体不明の男が出てきて『願いを叶えてくれる』という。ということは、ファンタジー?かと思いきや・・・ 願いを叶えてもらうはずの彼女が、ヒロインぽくない。むしろ悪役??から始まる違和感。 様々な視点で物語は続いていき、誰が正しいのか、誰が正義なのか、しっかり振り回されます。いやでも真面目なあの人が正しいはず・・・と思うも、次の章ではもう違うのではないかと思い直し、そして常につきまとう違和感。 ラストで全てが分かった瞬間、そういえばこの話のタイトルって・・・!となりました。その回収の仕方が、すごいです。 そして怖い。 そうです、これはしっかりミステリーでした。

「塩野ぱん」さんからの推薦レビュー

また、推薦レビューだけでなく、作品も紹介してくださいました。なんと、Talesの「読書傾向からのおすすめ」から選んだそうです。ご縁に感謝です!そしてしっかりとタイトルの意味の回収をしていただきました。ありがとうございます!確かに現実的に考えたら「怖い話」ですよね。

塩野ぱんさんは、Talesから「恋愛小説部門」に応募されています。

「おたまじゃくしの大罪」は、いま読んでいる最中の作品です。恋愛部門に応募されていますが、ミステリー要素も含まれています。

主人公の父親の血液型がAB型と判明し、その理由も比較的早い段階で明かされます。ですが、もしかしたらこの先で私の予想を裏切る展開があるかも?油断できません。

主人公の心の葛藤が丁重に描かれています。複雑ですよね。特に男の子って、ああいう心の揺れがあると思います。逆に女の子の方が割り切るというか、シビアというか……私の義理の家族にも、そのような決断をした女性たちがいます。(IQ高い男性を要望したようです。で、実際に娘二人とも医者になりました)

最終的には、家族としてまた笑い合える関係に戻ってほしいな……そんな願いを込めつつ、続きを楽しみみながら読んでいます。

塩野ぱんさん、作品のご紹介&レビューをありがとうございます!


そして……

レジェンドさんから、「寄生体」の感想記事を頂きました!

レジェンドさんの「あなたの作品に「過剰妄察」で感想を!」という記事に惹かれ、思わずリクエストしました。真面目に感想を書く+過剰妄察という、レジェンドさんならではのアイディアです。

「血の繋がり」がないことは、こんなにも人を不安にさせるのか──そんなことを考えながら、『寄生体』という物語を読んでいた。

レジェンドさんの「過剰妄察第4弾」より

「血統主義」か? 
それとも「実力主義」か?

人を繋げる縦の線(血統)と横の線(実力)ですが、民族や文化圏によって、血統を重んじる人たちもいれば、割と実力主義の世界もあります。日本はどうでしょうか?皇室を見る限り、血統を重んじるように見えて、意外とキメラのごとく「接続」しています。(養子)

レジェンドさんは「自分の願いは何だろう?と読みながらつい考え込んでしまった」と書かれていました。私も同じです。書きながら考えてしまいました(笑)

この作品は、ただの家族間の相続争いや夫婦のすれ違いを描いたものではない。むしろ、人の「心の隙間」に潜り込んでくるもの──それが他人の言葉であれ、欲望であれ、得体の知れない思念であれ──そうした“寄生”の怖さを描いているように思えた。そしてその寄生は、誰の心にも起こりうるのだと教えてくれる。

レジェンドさんの「過剰妄察第4弾」より

まさにその通りです。鋭い読みに、感謝します。
そして最後はタルト妄想で締めくくられています。
なんと偶然にも、私の一番好きなタルトも、葵のイメージのレモンやライム系です。私も葵のように狂気を醸し出してるかも?(笑)

レジェンドさんは、他の方々の作品にも「過剰妄想感想文」を寄せられています。ぜひ、チェックしてみてください。

レジェンドさん、作品のご紹介&レビューをありがとうございました!


また……

海辺鳴風さんから、「寄生体」の感想記事を頂きました!

卓越した文章力でじんわりとストーリーが進んでいく様子がまさにミステリ!という感じです。結末が楽しみです。

「海辺鳴風」さんからの推薦レビューより

レビューの時点では、まだ読んでいる最中だったようですが、最終話でコメントを頂いています。海辺鳴風さん、最後までお読みいただきありがとうございます!実は、去年の応募作である「メメントモリ」で踏み込めなかったトピックを、今回の「寄生体」で表現することになりました。

海辺鳴風さんは、TalesでSF、現代ファンタジー、ホラーなど幅広く執筆しています。(これから連載が始まる作品もあります)

その中でもSFジャンルの作品をファンタジー小説部門に応募されています。

「夜明けを、泳げ」は、Fast & Furiousのようなスピード感があります。主人公・星野リクトは「運び屋」ですが、あるものを運ぶことによって事件に巻き込まれていきます。舞台は近未来、ジャンルはSFです。作者が車に詳しいことが伝わってきます。

「それでもだ。ヨミ。俺たちは確かに悪人だ。金を積まれりゃ、なんだって運んで逃がす。今までもそうやって生きてきたし、これからもそうだ。反省も後悔もしてない。──でもな。自分の身を守るために女の子を捨てるってのはな、悪人じゃない、悪魔だよ」
《天使のキスみたいに甘い考えだ、リクト先生。今の日本じゃな、悪魔にならなきゃ生き残れんのだぜ》
「それでも俺は人間でありたい」

「夜明けを、泳げ」より

現実世界でも、注目を集めている「AI」「シンギュラリティ―」「キメラ」などが物語に織り込まれています。また、メディアミックスにも向いている作品だと思いました。

海辺鳴風さん、推薦レビューをありがとうございました!

★★★

私は感想文を書くのがあまり得意ではないのですが、せめてもの思いで、いくつかの作品に推薦レビュー(Tales)を投稿させていただきました。

そうした作品の中からいくつかをご紹介しつつ、今年の創作大賞の振り返りを締めくくりたいと思います。

★★★

読み始めたらあっという間に引き込まれました。ループ系の話だったので、どのように落としどころをつけるのか、興味津々でした。そして切ない結論に、この物語は青春なんだなと再確認しました。

もともと恋愛小説部門の作品でしたが、早時期仮名子さんはミステリー小説部門に変更されました。ちょっぴり責任感を感じます。(笑)でも、ミステリーの方が協賛メディアの関係上、いいかな?と私は思ったんです。それぐらい、作品を読んだ後にハッとさせられました。

★★★

物語を通して「信頼」というテーマが一貫して流れている部分に惹かれました。物語の安定感に、思わず秋田柴子さんのnoteページを覗きに行きました。やはり、コンテストなどを受賞しているクリエーターさんでした。

所々で心を打たれ、泣かされました。
いや、本当に泣きました。PC画面を見ながら泣いていたので、子どもに変な顔された気がします(笑)。

和菓子作りの細やかな描写からは、この作品が「お仕事小説」であることを強く感じると同時に、作者自身の職人気質も伝わってくるようでした。 本当に素晴らしい作品です。

★★★

序盤からクライマックスまで主人公の視点で書かれていますが、そのあと一転してヒロインの視点で真相が描かれます。さらに結末は第三の視点から語られるという、とてもユニークな構成になっています。

「人々の怒りに寄生する怪物《リース》を狩る」という設定も興味深く、また余韻の残る終わり方も印象的です。タイトルの『コントラクター』もカッコよく、作品の世界観にぴったりでした。

★★★

まさか自分がホラーを読むとは思いませんでした。
心理描写が巧みで、一度読み始めると止まらなくなります。私はクリックする手を止めれませんでした。中毒性があります。
作中のキャラクターたちがハルという緑髪の謎めいた少女に夢中になっていくように、私も物語に夢中になったのです。
美しくミステリアスな作品でした。

★★★

詩のような構成に、最初は少し驚きました。
ところが、とても読みやすく、言葉がスルスルと頭に入ってくるのです。
心理描写の巧みさ、あえて場面を省略する大胆さ。
その緩急が心地よいリズムを生み出していて、長編でありながら一気に読み終えてしまいました。

読み終わった後、この物語は作者である佐合こうさんご自身の物語でもあるのだと、気づかされました。

「〝うまれつき〟という言葉に、 どれだけの痛みと、愛と、誤解が詰まっているのだろう」

まさに、その一文を突きつけてくる深い物語です。

★★★

『アステカ式出産法』 思わずググりました。
出産方法の詳細については、ぜひ作品を実際に読んでいただきたいのですが、「新しい生命の誕生がもたらす痛みを夫婦で分かち合う」とのことです。

 メキシコの先住民の間で伝統的に伝わる出産方法らしいですが、それを現代日本に落とし込んだ青豆ノノさんのアイディアは最高でした。

私は、この出産方法を別の視点から捉えました。
つまり、賢い妻は夫に紐を付けて操縦しろ!ということなのだと思います。

ドラマにしたらどうなるのかな?なんて思わず想像しました。本当に、全人類必見の、心と○○を揺さぶる出産エンターテイメントです。

★★★

最後に……

もちろん素敵な小説は他にもたくさんあります。
これから少しずつ、いろいろな作品を読んでいく予定です。
Talesは目次やブックマーク機能があるので、とても読みやすいです。


創作大賞2025では、ミステリー小説部門に応募しています。
もしよろしければご一読ください。


いいなと思ったら応援しよう!

星乃夜衣 いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!