半信半疑で始めたフロントローディングは、効果があったのか?をデータで確かめる
フロントローディングという食事配分
しばらく前、私は食事のとり方を「フロントローディング」に切り替えました。
一日の摂取の重心を、朝から昼の前半に寄せるやり方です。
そこに至った経緯や、生成AIとの対話が引き金になったことは別の記事に書いたので、ここでは省きます。
今日書きたいのは、その先です。半信半疑で始めたこのやり方は、実際のところ効果があったのか。
あったとしたら、それをどうやって確かめたのか。
「よかった気がする」で、終わらせたくなかった
新しい習慣を始めると、たいてい最初は調子が良く感じます。
でも、それが本当の効果なのか、ただの気分や思い込みなのかは、放っておくと分かりません。
私は以前、思い込みで遠回りをした経験があったので、今度こそ「よかった気がする」で終わらせたくありませんでした。
そこで、二つの角度から確かめることにしました。
一つは、数字で見えるデータ。
もう一つは、自分の感覚を丁寧に言葉にする、自己対話です。
データが答えたこと:除脂肪量
私がフロントローディングに求めていた目的は、はっきりしていました。
「除脂肪量=体脂肪を除いた体重」を増やすことです。
見た目のためというより、それが日々のコンディションと、10年先も働ける体の土台になると考えていたからです。
ちょうど筋トレも始めていました。
だから、確かめる指標も明確でした。
体組成のデータです。
フロントローディングと筋トレを続けるなかで、私の除脂肪量は、データの上で、狙った方向に動いていきました。
もちろんこれは私一人の記録で、フロントローディング単独の効果を証明するものではありません。
それでも、掲げた目的に数字が応えてくれたことは、続けるうえで大きな支えになりました。
自己対話が答えたこと:午前も午後も、眠くならない
もう一つは、感覚のほうです。
フロントローディングにしてから、午前中の頭は冴えたまま、そして昼食後のあの午後の眠気も、ほとんど気にならなくなりました。
ここで私は、自分に一つ問いを立てました。
「それは、筋トレを始めたばかりの、いわゆる初心者ボーナスのおかげではないか」と。
始めたての時期は、誰でも成果が出やすいものです。
けれど、その初期の伸びが一段落した今でも、朝から夜まで眠気に振り回されない感覚は、変わらず残っています。
少なくとも、始めたてのご祝儀だけでは説明がつかない。
そう、自分の中で確かめられました。
半信半疑が、"自分なりの実証"に変わった
数字が目的に応え、感覚も初心者ボーナスの後まで残った。
この二つがそろって、半信半疑で始めたフロントローディングは、私のなかで「たぶん効く」から「自分には効いた」に変わりました。
念のため書いておくと、これは万人の正解の証明ではありません。
あくまで私という一つのサンプルで、私のデータと私の感覚が、そう示したにすぎません。
それでも、自分にとっては、それで十分でした。
裏付けは、後から探した
自分なりに実証できたあとで、私はようやく「なぜこれが効くのか」の裏付けを探し始めました。
摂取の重心を前半に寄せると空腹感が軽くなること、早い時間に食べ終える形が代謝の指標と関わること、一度の量が小さいほど食後の血糖の振れが穏やかになること。
調べていくと、自分の実感を説明してくれる研究が、いくつも見つかりました。
それらの機序と一次文献を、個人差が大きいという但し書きも含めて、meiseki OSウェブサイトのガイドにまとめました。
私が後から見つけた"裏付け"の置き場です。
よければご参考まで。
→ ガイド:食事の「重心」と、夜の睡眠:フロントローディングと分散という考え方
午後の眠気と血糖の関係は、こちらのガイドにも。
押しつけない。ただ、映す
振り返ると、私がやったことはシンプルです。
試して、データと自己対話で確かめて、後から裏付けを添えた。
この順番こそ、私が meiseki OS で当たり前にしたいことです。
外から渡された「正解」を配るのではなく、あなたが記録した食事の配分と、翌日の睡眠や調子を並べて、「あなたの場合はどうか」を静かに映す。
何をどう変えるかを決めるのは、最後まであなた自身です。
※本記事は私個人の体験と、一般的な生理の話であり、特定の食事法や治療を勧めるものではありません。体調や体重の管理に不安がある場合は、医療機関・専門家にご相談ください。
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