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TALESに小説を書いて、全然読まれていなくてPV数が上がらない時は? #紘野流の場合

こんにちはー。紘野流と申します。

普段はTALESに小説をコツコツと書いておりまして、たまにnoteに現れます。

ネット上には数多くの小説投稿サイトがありますが、私はTALESが大好き、というかTALESで始めたのであまりTALES以外のものは分からないのですが、とにかくTALESに愛着があります。

TALESのサービスが始まったのが2025年の4月、私が小説を書き始めたのがその5月で、TALESからのスタートでした。

現在、連載中と連載終了のものを合わせて、12作品をTALESで書いています。


今のところ、10,000PVを達成した作品は6作品あるのですが、なかなか読まれないという作品もあります。

そこで今回、「TALESに書き始めたけど、なかなかPV数も伸びないしスキもつかない。ランキングもなかなか上がらない」と悩んでいる方、または「自分が書いても読まれない気がする」と二の足を踏んでいる方のために、自分なりの考えをお伝えしたいと思います。

「教えて差し上げよう」というような偉そうな記事ではありません。正直、私もTALESでは全然読まれている実感がなく、いろいろ書いてみたからたまたま読まれる作品がたまたまあっただけの、実力の乏しい小説素人です。

賛否両論あふれる話になるかと思いますが・・・。あくまで私の考えの話ですから、別にこれが正解じゃないです。というところを踏まえて読んでいただければ。


これは、どんなネットサービスでもついて回る問題ですね。

一生懸命に書いているけれども、なかなか読んでもらえない。

数字に現れない時は、どうしても虚しさを感じてしまうものです。

TALESでいろいろ書いている私はどうしているか、どう考えているか、ということをお話しいたします。参考になることがあればいいな……。


さて、私のスタンスなんですけど、正直に申し上げますと、私は小説を書くことは素人で、小説作品を作れるかどうかの実験をしているだけなので、基本的には「自分の作品はそんなに読まれていない」という意識で書いている感じです。

だから、PV数やスキというのは、もらえたら本当にありがたくて嬉しいのですが、正直「本当なの? こんなド素人の作品だよ? 喜んじゃうけどいいの?」と恐縮しているんです。たまたま偶然が重なって読んでもらえているだけ、とドライに考えてます。

ランキングの上位に行くのは、確かに嬉しいので、1位になったら「1位になりました!ありがとう!」という記事を書いて喜びを表現したりはさせていただきますが(書くネタが一つ増える感じ)、それはもう偶然で、普通は下位で当たり前と考えています。


こう思えているのは、TALESを始めてから今までの経緯にあります。

昨年の5月に初めて書いてTALESに載せた作品が、『陰陽の濤 〜防芸厳島戦記〜』という歴史小説だったのですが、これは小説投稿サイトのことを何も知らずに思いのままに書いていた作品です。

当然のごとく、この作品は初期の頃はほとんどPV数もつかないし、全然ランキングでも下位のほうでした。

それで、他の方の作品も読ませていただいたのですが、まずはランキング上位の方々の作品を100位ぐらいまでほぼ全部読ませていただいて、「あ、こんなお堅い話じゃなダメなんだな。もっとライトじゃなきゃダメなんだな」と初めて知りまして。

それで「もっとライトな作品を」と思って書き始めた2作目が、「ラブコメ」ジャンルでの『リサっちは、調べたい!』という作品です。

この『リサっちは、調べたい!』は、そのように理屈で作ったもので、それが当たったようで、かなりPV数が伸びてランキングでも上位にランクインすることができました。


すると、当時総合ランキングで上位に君臨していた作者さんの何人かから、直接メッセージをいただきまして。「読み合い仲間になりましょう」と。

私は小説投稿を始めたばかりのド素人なので「読み合いって何ですか?」という初歩的な質問から始めるわけですが、その方々が言うには、

「ランキング上位に行くなら、コメント数やPV数が重要。だから、作者同士で読み合って、コメントを付け合ったら、コメント数やPV数が上がって、読み合い仲間全員でランキング上位に行ける! TALESも盛り上がる!」

ということらしいんですね。そう説明を聞いて、読み合い仲間のお誘いは全部、きっぱりと断ったのです。


断った理由としては3つほどあって、まず1つは、自分の第一の目的が「ランキング上位に行くこと」ではなくて「良い作品が書けるのか実験したい」と言うことだったので、読み合いという別の軸が入るとブレるなあ、ということ。

2つ目は、他のウェブサービスでも同じ、常連で盛り上がって意図的に得をする戦略って、常連じゃない人たちは盛り上がらないから、結局全体として盛り下がる、ということを死ぬほど見てきたということ。

そして3つ目は単純に、自分にはその人たちの作品がそんなに面白いとは思わなかったことですかね……。だから、当時の自分は「TALESは自分には場違いだ。半年ぐらいでやめよう」と思っていたぐらいです。

もちろん、ネットサービスなので読み合いのようなやり方は、運営が禁止しなければユーザーには良い戦略だと思います。ただ、私がやるべき戦略じゃないなと思っただけです。やってる人、やりたい人を非難するつもりはないです。(←強めに言っておきます)


その後、「創作大賞2025」というものがすでに募集開始してるんだー、ということを後で知りまして、ランキング上位陣と馴れ合って上位に居ることよりも、「創作大賞2025」に向けた作品作りに力を注ごう、と考えました。

それで、過去の「創作大賞」の傾向などを見ながら理詰めで考えて書き始めた3作目が、「ミステリー」ジャンルの『靴音はラプソディアのように』という作品でした。

この作品は、いまだに自分でも「なぜこの作品だけが人気なんだろう」という理由がさっぱり分かっていないのですが、なぜか好評をいただいてメキメキとPV数をいただいてランキング上位に行くようになりました。

あ、誰も興味ないでしょうけど、今回のこのトップ画像の女性は、『靴音はラプソディアのように』の登場人物、阿弓歩乃歌(あゆみ ほのか)です。ChatGPTが描いてくれました。

歩乃歌もよろしくー。


そして、自分の考えがガチッと固まった事態が起こったのが、「創作大賞2025」の中間選考結果でした。

というのは、「創作大賞2025」では応募総数が69,808作品で中間選考通過が490作品、通過率0.7%という狭き門だったわけですが、初めての私なんかは「きっと人気作はほとんど通過してるんだろうなー」と思ってたわけです。

それで、当時TALESの全ジャンルのランキング上位100位に入っている人気作が、どれぐらい中間選考を通過しているのかを確認していったんですが、当時のランキング上位50位の作品の中で中間選考通過作は、確かたったの6作品ぐらい、上位100位だと10作品程度だったと思います。

ちなみに、上位100作品を見てみて「創作大賞2025」にエントリーされていたのは96作品ぐらいだったので、つまり上位作はほとんど中間選考に通っていない、ということです。

そして同時にそれは、ほとんど読まれていなくても中間選考に通っている通過作品が大半ということでもあります。プロはアクセス数ではなく、ちゃんとクオリティを見ているんだなと。

何より私自身も、PV数獲得を狙って作った『リサっちは、調べたい!』は中間選考に落ち、PVが全然取れなかった『陰陽の濤』が中間選考を通過したという経験をすることになり、PV数獲得を狙ったところでさほどの成果はないと感じてしまったのでした。

最終的に「創作大賞2025」の入賞作には、それまでほとんどPV数もスキの数もあまりなかったという作品が多くあり、そういう方々が出版化に近づくわけですから、小手先のテクでPV数を集めることより、出版社などプロに選ばれるようなクオリティのものを作ることのほうが有意義な気がする、と私は強烈に思ったのです。

案の定、「TALESを盛り上げたいから、読み合いをしようぜ!」と言っていた当時ランキング上位の皆さんは、中間選考の発表以降はいきなりみんないなくなって、全然盛り上げてくれてないじゃんという事態になりまして。(ほんと皆さん、どこ行ったんや……)


そんな経緯もありまして、私はあまり「ランキングを上げなきゃ! PV数を集めなきゃ!」という意識があまりない、という感じになっております。

「創作大賞2025」の授賞式に参加させていただいて、優れた作品を書かれている受賞者の方々や、出版社のプロの編集者の方々と話をたくさん交わしたわけですが、そこでなおさら「プロに認められるような作品づくりを!」ということに憧れてしまいまして。それで、小説作りを半年で辞めるつもりが、その後もコツコツやってみているという感じです。


今年も「創作大賞2026」が開催されることになると思いますが、「創作大賞」は本当に、誰でもちゃんと良いものを作ればチャンスがあるという、誰にとってもチャレンジしやすい場だと感じています。

PV数が少なくランキング上位にいなくても、ちゃんと面白いものはちゃんと受賞するという安心感がありますし、何よりも私みたいな小説を知らない初挑戦のド素人でも入選は獲らせてもらえたというのは、かなりの安心感のある前例なんじゃないかと思うのです。

その後カクヨムのカクヨムコンテストを見て、「まず読者選考があるから、宣伝を頑張って星を集めないといけない」と知らされて、「今から初参加の人は無理じゃん」と思ったんです……。プロの目の前に素人ユーザーの目を気にしないといけないのかあ……と。

それらに比べると「創作大賞」は本当に、純粋にプロの目が近いというか。ちゃんと作品の品質だけに注力すればいいというか。うまく言い表せませんが、プロ意識が磨ける場という気がします。

だから、「TALESを始めたけれども全然PV数が伸びない……」と悩んでいる初心者の方や、「これからTALESを始めようと思うんだけど、PV数集められるのかな……」と考えている皆さんにはぜひ、いやPV数なんて気にせずに、面白い良いもの書こうよ!と伝えたいのです。


私も良いものを書きたいと思う気持ちは強いですが、良いものを書けているという自信はほとんどありません。(何度も言いますが、素人です)

自分の作風は本来、TALESには合っていないと思っています。現に、TALES公式が毎週5作品ずつ発表している「今週のおすすめ作品」には一作品も紹介されたことはないですし、「創作大賞2025」の時にnoteやXであれだけ盛り上がっていたベストレビュアー制でも一度も感想や応援コメントをもらえたこともない。あまりTALESの場に歓迎されない作風だと思ってます。

ランキングのメカニズムも日々変わっているようで、私がようやく累計で上位に行った作品も、たった1日でかなり下がってることもよくあり、私のような作品はTALESが上位に臨む作風ではないんだろうなと自覚しております(笑)。少なくとも、今のランキングの自分の順位を死守しようとすることは、長期的にあまり意味がない気がしてて。

それでも、ちゃんと「創作大賞2025」で入選に選んでもらえましたし、またTALESの作品を見たというところからお仕事のオファーが来たりもしています。ちゃんと取り組めば、ちゃんと成果が出る場だと思ってます。


あと、私はTALESに投稿される作品は、めちゃくちゃたくさん読んでます。初めて投稿したとか、スキの数がまだ0個という作品も、ガンガン読ませてもらってます。面白いと感じた表現、キャラクター、発想、たくさんあって、本当に勇気をいただいております。

TALESが盛り上がってほしいという気持ちは、私も負けてません。でもそれは「全体的にPV数が上がったらいいのに」ということよりも、「ここからどんどん出版作品とかが生まれたらいいな」という気持ちのほうが強い。だから「創作大賞」みたいな場が多いTALESはステキだと思うのです。


タイトルの「TALESに小説を書いて、全然読まれていなくてPV数が上がらない時は?」の答えとしては、PV数を気にする場じゃないと割り切って、「創作大賞」などの機会に向けて良いものを作る場にしようと意識するというのがいいんじゃないでしょうか、というお話です。

もちろん、PV数が上がらない、読まれてなさそう、という時には圧倒的に孤独を感じるものです。でもまあどんな仕事も、プロの現場なんで大体そんなもんじゃないですか。クリエイターならその孤独をも作品づくりに生かすもの、ぐらいの意識でいきましょうと。

私も、常に孤独に作ってます。(読み合いやサークル等に参加してないですしね💦) 「孤独だなー」と思う方、同じく孤独な人がここにおりますので、勇気を持ってください! (どんな理屈だ)

この記事だって、長くなりすぎて「誰も読んでないんじゃね?」と思いながら孤独に書いてます。それでも、後々の自分の備忘録にもなるしなーと思ったら苦ではない。

どうしてもモチベーションを高めるためにPV数が欲しい!と思っている方。きっとそういう作品も発掘できる仕組みを、きっとTALESさんがそのうち作ってくれるはず!

一緒に面白い作品づくりを楽しんでいきましょう。TALES楽しいよ!


「これからもオレたちは、一緒に作っていくんだろ。この国を揺るがすような、人々の心に刻まれ続けるような、そんな香水瓶を」

と、『香水瓶は皇宮に躍る』の最終話で訓薫鳳が言っておりました。クリエイター論のようなお話だったんですね。今から思うと。


※あ、「自分の作風はTALES側には嫌われているのではないか」というのは単なる私の妄想で、「創作大賞2025」の授賞式でTALESの運営の方にそう漏らしてしまったら「そんなことないですよ!読んでますよ!面白いですよ!」と言ってもらえてます。私の持論は全部私の妄想です!


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紘野 流 Hirono Nagaru いつもありがとうございます! いただいたチップは、次の創作の資料購入・取材費に充てさせていただきます🙇